1冊で2度美味しい
2022/05/22 11:30
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投稿者:チェリまほっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
動物学的な講義としてもお仕事恋愛ストーリーとしても両軸しっかり成り立っていて
最後までダレルことなく読めた。実際の雑誌連載も読んでみたくなった。あと男性からの恋愛相談に対する解説も知りたくなった。
野生の恋について
2021/09/01 20:13
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌の恋愛コラムに寄せられた悩み相談を、野生動物の求愛行動を参考に答えていくことに。
複雑な人間の恋愛行動と、極めてシンプルで時に残酷で、それでも諦めない野生動物の求愛行動の対比が面白い。そして勇気づけられます。
仕事に情熱を持てなかった一葉(雑誌編集者)が徐々に仕事にやりがいを見つけていきます。
動物の求愛行動がなかなか興味深い。
動物豆知識ラブコメ
2021/06/25 06:48
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投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全ての動物好きと恋に悩む人にオススメの異色のラブコメ。モチベーション低めの編集者が出会った“動物の恋愛マスター”のイケメン学者の言葉を交え恋愛コラムを書くという珍しい切り口の作品。色んな動物たちの想像もしなかった恋の形、豆知識がふんだんに盛り込まれていて雑学本としても楽しめた
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事なかれ主義の一葉は、5年付き合っていた彼氏に振られ、憧れていたファッション誌の仕事にも付けず、中堅出版社の「リクラ」の編集を惰性で仕事をしていた。ひょんな事から、昔から憧れていたモデルのアリアの恋愛コラムの代筆をする事になり…
アリアの破天荒っぷりは初めはドン引きでしたが、実は真っ直ぐ芯のある人柄で、少しずつ一葉との関係も信頼してるんだと感じられてきました。
恋愛コラムの為に紹介された准教授の椎堂は、イケメンだけど人間の恋愛には全く興味がなく、動物の恋愛のみに特化した変人でどうなるかと思いましたが、動物の恋愛から質問者の答えを導き出すのは斬新でした。
一葉もアリアと椎堂に出会い、一緒に過ごすうちにどんどん視野が広がって逞しく成長したのも爽快でした。
恋愛に関しては一葉の先輩・紺野や姉など、色々上手くいったりいかなかったりともどかしい所もありましたが、一葉と椎堂の恋はこれから育っていきそうで、途中椎堂の過去の恋愛でハラハラした分ホッコリしました。
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全体的におもしろかった。
でも、どこかでこんなストーリーが他の本であったような…ってのがあちこちに点在。
私の気のせいなのかも知れないが。
カリスマ的存在の元トップモデルの再生と動物の求愛の物語と雑誌編集者の恋の行方的なストーリー。
動物の求愛を研究しているイケメン准教授が元モデルで、元トップモデルの元カレ。ちょっと話が出来過ぎ。
登場人物が少なめで覚えやすくていいけどね。
表紙の挿絵に、その准教授らしい人が描かれてるが
誰もが認めるイケメンって感じじゃないんだけど…
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とっても面白かったです!!
他の方のコメントでもありましたが、ほんと続編希望と思いました。
動物行動学、こと動物の求愛行動を絡めて恋愛相談コラムを書くという発想が良かったです。
私たちがよく知る動物の恋愛模様が知れて、へぇ〜ビックリ!?とか面白いなぁ興味深いなぁと主人公と同じく視野が広がっていきます。
主人公がこのコラムの仕事に携わったことがきっかけで、仕事に対する考え方とか恋愛に対する考え方とかが変わって成長していくっていうストーリーもとても応援したくなりました。
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この方の書く恋愛小説はいつも素晴らしいと思う。今回は動物の求愛行動と雑誌の恋愛相談。相談相手は癖の強い元売れっ子モデル。ひとつひとつの相談に対する答えは爽快で、登場人物たちのキャラ、背景どれも興味深い。
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瀬名和章という作家は本当に男なのか
過去の作品も含め、その発想捨てきれない
女心をこれ程上手く描けるのは
今回は一つのテーマで、しかも限られた登場人物で5話
流れも素晴らしいし、落とし所も感銘した。
私には関係ないが、恋の指南書かな
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面白かった!
恋愛小説でもあるしお仕事小説でもある。そして動物の蘊蓄も知ることのできる本。
話の中心は、雑誌の連載企画で読者の恋愛相談に有名モデル アリアがのるというもの。しかも回答は動物の求愛行動からら学ぶというスタイル!
「人間の求愛行動には野生が足りない」
動物の求愛行動について椎堂先生から教わったときの、一葉の心の声が面白い(笑)あらゆる場面で心の声をぶっこんでくるのでクスッ♪
それによく知る動物の知られざる生態も興味深い。
椎堂先生との恋の行方も、アリアの変化も気になることだらけの後半。最初は酷い態度だったアリアがだんだん格好良く見えてきた。
見どころいっぱいの展開で面白かったです♪
動物好きさんにお薦めの一冊!
上野動物園で双子の赤ちゃんが誕生しましたが、それがいかにすごいか!この本を読むとわかります。
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動物学者とモデルと恋愛相談コラム。変な三題噺のはずが絶妙なマリアージュに。瀬那さん、天才ですね。。ドラマ化してほしい。読んでいて何度も泣いた(それは泣きすぎかも。。)けど、何度も吹き出して。とても面白かったです。ただ、エピローグのまとめがちょっと微妙な気がしました。。それを差し引いてもとても良かったですけどね。
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ファッションに関わりたかった主人公が動物の求愛行動を研究するイケメン大学准教授と繰り広げる小説。軽いラブコメだと思ったら登場人物の成長や立ち直りなど感動的でした。ドラマ化されそう。
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坂口健太郎くんで映像化希望!!めっちゃ見たい!
一葉は飯豊まりえちゃんかなぁ~、アリアのイメージはローラだよなぁとか考えてたら楽しい。
しかも、動物の求愛行動に詳しくなれる笑
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気楽に楽しく読める。
扱っている内容はヘビーでも、クスっと笑えたり
読後感がいいというか、この作者さんの描く文章は軽やかでいいですね!
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タイトルが気になって借りてきた本。
初めて知る動物の求愛行動に感心。灰沢アリアの適格な毒舌アドバイス(実際に書いてるのは一葉だけど)も本当に雑誌に連載されてる感じで説得力あった。
それに加えて、一葉や編集部の先輩、椎堂先生、灰沢アリアたちそれぞれの悩みや人生がいいスパイスになって最後まで楽しめました。
一番印象に残ったのは「自分の資源を知る」という言葉。ほぼ手遅れだけど、恋愛のことじゃなく自分の人生のためにちゃんと考えてみたくなった。
もしドラマになったら椎堂先生は誰がいいか想像するのも面白かったです(結局誰がいいか決められなかった…)
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動物行動学の観点から恋愛について深掘りしていく、少し切り口が違う小説でとても面白かったです。
一冊の中で、驚く展開もありましたが、リアルな感じとあくまでも物語が入り混じっている感じが読みやすかったです。