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「それはですね、我々が夜這いに来たからですよ」本文より。
2023/03/19 22:17
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「麗人を上司にして下剋上ロマンス。」あとがきより。
ネタバレがあります。
●那岐の副官で士官学校時代の先輩だった29歳の攻め・エドアルド
●那岐の副官で士官学校時代の先輩だった29歳の攻め・ニコライ
●公爵家の嗣子で27歳の方面軍司令官受け・那岐
○両視点
シレジア帝国のボストニア方面軍司令官を任されている那岐は、上官である元帥からの嫌がらせに辟易しながら軍務を務め、多忙を極めていました。任された部隊は規律が乱れ、おまけに副官たちは元帥の息のかかった者たちだからです。緊張状態が続いたある日、部下のミスで元帥から無理難題を迫られ怒りに震える那岐。
「つまり、この私が、身体で、あの豚に奉仕することになるのだ」
そう思い詰めていると、敵だと思っていた副官のふたりに夜這いをかけられ押し倒されて・・・
架空のヨーロッパ近代国家を舞台にした軍隊ものです。
上官のパワハラや部隊内の揉め事、資源をめぐる隣国との交戦、おまけに下剋上3◯と、イベント盛りだくさん!
また那岐の危機も、年上だけど部下のふたりが何とかしてくれたので安心して読むことが出来ました。エドアルドとニコライによる、那岐を挟みながらの言葉の応酬が面白かったです。
ラストの勲章授与のシーンが、まるでブライダルの式場に登場するかのように感じたのは私だけでしょうか。
商品説明にもありますが、こちらは2015年リリ文庫から出た作品をクリスタル文庫として発売されたものです。あとがきやショートの書き下ろしを期待して購入しましたが、追記はありませんのでご注意ください。
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