62才で魔法使いに
2024/06/16 17:53
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
作り直し屋のツルさんとお客様のエピソード集。
ツルさんは少し苦手だったのですが、最後の「ツルという魔法使い」で少し印象が変わりました。
作り直しの魔法使いがどのようにして生まれたのかのお話です。
家族や親戚の見込み違いで力に目覚めることが出来ず、不遇の時代を過ごしてきたルさん。62年は長い!本人のせいというより、方向性を見誤っていた周りの責任も大きいと思うのですが、恨んだりはしないのですね。もっと早く力に目覚めたかったとか、私なら思ってしまいそう。
もしかしたら自分がどんな魔法の力に向いているか知らず、力に目覚めないまま普通の人間として一生を終える人もいるのかも?
十年屋についてもどうやって魔法使いになったのか知りたいところです。
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ツルばあさん、ユニークでチャーミング。
子供の頃は辛いこともあったみたいだけど、今は
楽しく生きているみたいでよかった。
十年屋さんや、新入りのテンくんとの今後が楽しみ。
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十年屋にも出てきた作り直し屋のツルさんは、不要なものから新たに素敵なものを作り出す魔法使い。
星のモビールといまいましい赤い玉の対比が面白かった。
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『十年屋』のスピンオフ物語、ですね。
たのしかったし、ほっこり心があったまるし。
うん、やっぱり好きです。
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短編。
この手の本は、楽しいとか素敵とかわくわく系ばかりで成り立つことが多いが、ちゃんと良いことばかりではないという部分も書いてくれていたのでよかった。
違う作品も読んでみようと思う。
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捨てるに捨てられない、いただきもののお皿、二等をねらったくじの四等賞でもらったおもちゃ、もう開くことはないドアの鍵。いらないもの、捨てたいもの、捨てられないもの、魔法で生まれ変わらせてみませんか? ――大人気! 「十年屋」シリーズに登場するおばあさん魔法使い・ツルさんの物語
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十年屋、という物語のスピンオフだと読んでから気づく! でも、この物語だけでも充分楽しめた。強欲な人はしっぺ返しあるんだなー。現実もそうならいいのにな。
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十年屋にも登場するツルさんの「作り直し屋」はとっても素敵なお店(゜▽゜*)でも良からぬ事を企むと、ひどい目にあっちゃう(゚A゚;)いつもパワフルなツルさんだけれども、遅咲きの魔女だったんだな~(゜゜;)
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手に取る機会があって読んだ。
「いらないもの、捨てたいもの、捨てられないもの、魔法で生まれ変わらせてみませんか?」
(カバーそでより)
「十年屋」シリーズ特別編。
プロローグ、花盛りのお皿、夢のドア、語り部のノート、星のモビール、いまいましい赤い玉、色のお返し、ツルという魔法使い、エピローグ。
「十年屋」は収録作の一つしか読んでいないのですが、サクサク楽しめました。
「星のモビール」がいちばんよかったかな。
いい話だし、後とのつながりもあるし。
何かに連載されていたかのような短編たち。
ただ、読んでいると、それぞれの作品に、私の暗さが落ちていました。
みんなの暗さが落ちているわけでないといいのですが。
中学年以上向けなので、気にしすぎかな、現代の児童文学はこうなのかもしれません。
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いらないもの、捨てたいものを作り直す、作り直し屋のツルさん。
短編集だったけど、最後に引き取ったものを合わせて作り直したところでなるほど〜と思った。
いらないものを作り直して、別の人がそれを手に入れる…。実際に移っていく様子がみれて楽しかった。ツルさんが作り直し屋さんになったお話も。
ツルさんのキャラクターも素敵。個人的にはいろどり屋のテンがとてもかわいかった…。もちろん十年屋さんとカラシもね。
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十年屋のスピンオフと言えるだろうけど、これだけでも十分楽しめるし十年屋ファンの人にはさらに楽しいお話でしょう。
十年屋と同じく短編集なので、長いお話が苦手な子、学校の読書の時間におすすめ。
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つるさんの性格がおもしろかった。使わなくなったものをまた使えるように素敵な物にするのがスゴいと思った。
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児童書ですが、十年屋の魔法使いの仲間の作り直し屋のツルさんの話しです。いつも元気で少し変わり者に見えるツルさんの過去が書かれていて切なくなりましたが、大人でも楽しめます。
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【収録作品】プロローグ/1 花盛りのお皿/2 夢のドア/3 語り部のノート/4 星のモビール/5 いまいましい赤い玉/6 色のお返し/7 ツルという魔法使い/エピローグ
いらないものを魔法で生まれ変わらせることのできるおばあさん魔女・ツルさんの話。
いらないけれど捨てられないものはけっこうあるので、引き取ってもらえるとありがたいのだけれど。
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廣嶋先生が今、多くの本好きな子どもたちに支持されている理由がよく分かる…。
現代的な語り口で書かれたものは初めて拝読しましたが、いやはや面白い…。
いい話、怖い話、胸が躍る不思議な魔法…あの頃の私達の好きなものが詰まっている。