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紙の本
萌え萌えSF♪
2007/05/28 06:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳間デュアル文庫って初めて読みました。微妙に本の大きさと固さが違ってて変な感じ。
ともかく、内容はいつものように日日日さんだから面白いです。 流行と関係なく規定速度を無視して走る感じの日日日さんにしては珍しく、萌えだったりアクションだったりいろいろ狙ってる感じがして逆に新鮮でしたが、下ネタやSFが多かったりでそれら萌えやアクションが釣りの罠だったことが読んでるうちに徐々に明らかにww
萌えをちらつかせてダークネスな展開に突き落とすこの犯罪的な性格の悪さはさすが日日日さんです。意地悪いwww
人間とは? ロボットとは? っていう問いかけは昔っからSFでたくさんありました(神林長平さんなんか、そればっかりw)が、このお話もその流れの最先端な感じ。
作中で赤ずきんが提示した人間とロボットの違い、なるほどって膝を打ったんですが、その説に反するような他のキャラの発言もあり、相変わらず色々と考えさせる作りになってます♪
この作家さん好きだなぁw 意地悪いけどww
紙の本
ギロチンめったぎり?
2007/01/13 20:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:放浪紳士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全編通して軽いノリで進み続けるSFアクションラブコメノベル。
人類の敵となったロボットの首領チェシャ・キャットを破壊するために、ろぼっとばかりの島に忍び込んだ主人公が出会う、中村奈々子とは!?
内容の感想としてはまず「笑える」。
(ロボットの)学園で恐れられているギロチンマシン、中村奈々子の主人公に対する情愛が引き起こさせる素っ頓狂な行動やら、中盤に登場した『赤ずきん』のブッ飛びすぎな言動行動。そして謎の保険医ロリエの手術。
とにかくあらゆるところに笑いがちりばめられていて、笑い無しに読むことが出来なかった。
しかし、そのギャグの中にも物語の真理へ近づくためのキーワードは数多く隠れている。
ギロチンマシンがギロチンマシンたる由縁、赤ずきんが見てしまったもの、そして冒頭で登場する『加藤千沙』に込められた真実とは。
一度読み切る事によって物語を再度楽しく読むためのスパイスを手に入れることが出来るので、少なくとも2度は楽しめる。
特に『加藤千沙』と『チェシャ・キャット』のくだりでは「やってくれる!」と思わざるをえなかった。
この物語はまだ続きがあるとあとがきでも書かれているので、二巻が発売されていないうちに一巻を読み、物語の行方と中村奈々子の真実を、自分の手で探ってみては?
紙の本
真面目すぎるコメディ
2006/11/09 21:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ラブコメっぽい入り方だがしだいに妙に重苦しい雰囲気
段々ミステリのような空気が流れだし、いまいちうまく入っていけない
ノリが安定せず勢いを削がれ、全体的にバランスが悪いように感じた
馬鹿っぽいネタで真面目に語りすぎるように思う
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