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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.9

評価内訳

11 件中 1 件~ 11 件を表示

紙の本

灯台守と白もんこ

2021/12/31 12:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦後間もない日本が舞台の物理波矢多(もとろい・はやた)シリーズの第二作。
主人公の物理は、五族協和を信じて大陸へ渡り、満州の現実と敗戦に志をへし折られた青年。彼が戦後復興のために様々な現場で働き、そこで奇怪な事件に巻き込まれる、というのがシリーズの大枠です。
前作『黒面の狐』で炭鉱をめぐる事件に巻き込まれ、山を去った物理の新たな職場は灯台。灯台守という仕事の実際が細かく描かれ、これだけでも面白いくらい。
そのうえでホラー小説、推理小説としての顔を持つのですから贅沢な本です。著者には同じホラー+ミステリーの傑作として刀城シリーズがありますが、物理シリーズはそちらと比べて、よりホラー度が高いのが特徴。特に今作は実に不気味で、物理が言う
「嫌」というより「厭」な雰囲気が、人里離れた灯台には満ち満ちています。

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紙の本

殺人のないミステリー

2022/08/07 15:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回の物理の仕事は灯台守。冒頭の灯台の歴史の話が面白かったです。そしてその後に続く灯台に至るまでの山道でのゾワゾワくるストーリー。古典的なコワサでナイスです。全体的には面白くないわけではないのですが、このストーリー、まず何が謎なのかがわかり辛い。殺人事件が起こるのかと思いきや、そんな事件が起こるわけでもなく。かなり期待していただけに少し残念。それでも最後は、あー、そう繋がるんだというところは、三津田作品らしくて良かったかな。

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2021/09/17 17:54

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2022/01/09 22:55

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2021/10/10 10:59

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2021/11/09 22:52

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2022/03/13 16:08

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2023/03/02 01:04

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2023/01/01 18:03

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2023/09/02 21:32

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