1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
下町の零細書店で書籍流通の基礎や書店経営哲学を学ぶ白狐君。TVCMのキツネさんが子供のころ、近くのこんな書店で働いていたら、と夢想してしまう。ほのぼの。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
なにより、ヨモギくんが健気で可愛い、これに尽きる!
感情がたかぶると、あんなとか、こんなとかなっちゃうしw
しかも、三谷もけっこう出てくるし。
タヌキの菖蒲も、いやなこと言ってるようで、実はそうでもないみたいな。ヨモギくんにほだされていってるみたいなw
兎内さんが、暴走しそうでちょっと心配だけど、本屋さん、軌道にのりますように。
ああいう本屋さん、私も行ってみたーい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
稲荷の祠を敷地内で祀る小さな書店。祠の前には一対の白狐像がいるのだが、その阿吽の白狐の一匹であるヨモギが、ある事情で店主のお爺さんのために、本屋の経営を、ご利益と縁を使いながら学び、建て直していく話。
何よりヨモギ可愛いし良い子ですね。神様の使いだけど、三谷さんも満更でもない感じで撫でちゃうし、狸もツンデレ感出てきちゃうし。
人と本、というよりは人と人(その他常世に縁のある者)同士の縁がいかに大事かを感じさせる話だっま。
少し不穏な感じを巻末で残しつつ、書店の建て直しの愉しい未来を想像できる終わり方は、さすが続編ものを多く書いている蒼月さんである。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ヨモギが尻尾や耳を押さえるときのモフモフ感が堪らない。
お爺さんとヨモギのやり取りにもホッコリ
知らなかった書店の仕組みを知ることができました。狐より狐らしい菖蒲さんが好きです
幻想古書店のあの人もこの物語の重要な人物
流石魔人達と交流しただけある
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
本屋のおじいさん。お稲荷さんを守る対の白狐像の片割れがおじいさんの危機を何とか助けたくて、人の姿で現われる。さてさて、お狐様に何ができるかお楽しみ。
と 今のところ思う
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
お狐さまが今後どうやってお店を切り盛りしていくのか楽しみ。
狸ともどういう絡みをしていくのか。
新シリーズ続きが気になる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
昔からある本屋さんが、店主のお爺さんが倒れたことで、あわや存続の危機に。
その店には稲荷神の祠があり、そこを守る白狐がお爺さんを助けたいと強く願い、救う話。
まだ始まったばかりなので、これからどうなっていくかが楽しみです。
幻想古書店の三谷くんが出てきたので、(あと梟はあの方でしょうか・・)今後出てこないかなと期待しています。
日本の神さまにはあまり関わらないようにと言っていたので、難しいでしょうか。。せめて司くんくらいは・・その後も見たいです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
神社にある本屋の主人が倒れてしまう。
神社に祀ってあるキツネがおじいさんを助けて、本屋の手伝いをしていくお話。
本屋の仕組みや神様の話などが満載で面白かった。
話が完結していなかったので頭の中???だったのですが、みんなの感想を読むと続きがあるようなので楽しみです♪
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
作者 蒼月海里氏は、元書店員の方だとか、、、、
先日 同様に元書店員であった新井見枝香氏の「この世界は思っていたほどうまくいかないみたいだ」という本を読んだ。
新井氏の方は、少し、自己自虐型の描き方での本であり、余り好感を持てなかった。(ごめんなさい!)
今回の稲荷書店きつね堂は、ファンタジックであり、何故か一人住まいの古めかしい書店を経営しているおじいさんと近くにあるお稲荷様の所から、遣わされた阿吽の吽のヨモギがこの書店をどのように繁盛させていくのか?という目標を持った話であることに、興味を抱いた。
書店の成り行きについても、、、、わかり易く書いてある。
私の所の近所にも、小さな本屋さんがあったのだが、、、潰れてしまった。
いつも、購読する本を注文し続けたけど、、、しかし、今、デジタル社会になり、紙の本を読む人が少なくなって来たからだと、思っていたのだが、、、、
私のような年代者は、やはり、紙上に印刷された活字を読むのが好きである。
ヨモギの人を手繰り寄せる力で、書店員の三谷、POPを描いてくれる兎内楓さんなど、、、で、どんな書店へと変貌していくのかと、楽しみである。
そして、商売っけ満載の狸の菖蒲も、ヨモギには、段々優しくなっていくところも、見ものかも・・・
今度、東京へ行ったら、神田周辺ばかりでなく、柳森神社ヘ、行ってみようと思っている。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
おじいさんのために奔走するヨモギの姿に、読んでいる自分も心が救われるような、そんな気持ちになり、終始微笑ましく気持ち良く読んでいました。
そして、読むまでは、こんなにおしえてもらうことがある作品だとは思いませんでした。
読書好きな自分にとって、本屋さんのお仕事にどんな仕事があるのかを知れたことが、大きかったです。また、時代は常に移り変わるものだから、変わらないとついていけないって事も肝に命じたような気がしました。
他にもヨモギやおじいさんの姿勢から学ぶことも多かったです。特に、ヨモギの神様に対する姿勢は、倣わなければいけないと思います。
起動にのりはじめたきつね堂がどうなっていくのか、続編が楽しみです。続けて読みたいと思います。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ビルに挟まれるように建つ、古い小さな本屋さんのお爺さんは、日課である敷地内の稲荷さんにお参りに来たところ、突然倒れてしまった。祠を守る石像の白狐ヨモギはお稲荷さんにお願いしたところ、ナント人間の少年の姿に!助かったお爺さんに休んでもらうため、老舗本屋の店員・三谷さん、イラスト上手な兎内さん、化け狸にお稲荷様やお兄ちゃん白狐のカシワの協力を得て、再びお客さんでいっぱいの本屋さんにするべく奮闘するヨモギのお話。ちょっとツッコミ所もあるけど、頑張るヨモギを応援せずにいられない、温かいお話でした。気になる黒猫はまた出てくるのか?
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
お稲荷さんの祠の近くにある小さな書店。店主のおじいさんはいつもお稲荷さんに手を合わせ、対の白狐像を可愛がってくれている。そんなおじいさんが目の前で急に倒れたものだから、白狐たちは大慌て。おじいさんを助けたいという願いが通じ、白狐のうち弟が人間の少年の姿に変身します。
少年が四六時中店を手伝っていたら、学校はどうなってるねんと通報されそうだと思うのは野暮でしょうか(笑)。少年が自分の素性を明かしても、おじいさんや近所の書店のアルバイト青年は驚かない。当たり前のように受け入れるのが温かい。御利益を売りつけようとする化け狸もどこか憎めなくて、やわらかい物語です。
狐からいきなり人間になったのに、稲荷神の御使いだから商売の基本は押さえているというのが可笑しい。「大船に乗った気持ちでまかせてください」なんて、少年の言うことやないけど、可愛いなぁ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「ヨモギ、本屋さんになる」
毎日見ているだけでは。
常に綺麗にし祀っていたからこそ三匹は常に彼を見守り命を助け、その後の事まで行いたいと願うのだろうな。
人間として行きていなかった彼にとっては、まず日常というものから課題が出てきそうな気がするが。
「ヨモギ、お客さんと対面する」
商品を売るための知識。
言葉で言うことは簡単だが、実際に売るとなると市場調査をしっかりしなければ無駄な在庫になるよな。
偶然の出会いだったが、彼女が通りかかり話を聞けたからこそ少し成長出来たのだろうな。
「ヨモギ、新たなる加護を得る」
心の底にある罪の意識。
簡単に受け入れる事が出来る事ではないが、神の使いがやって来たとなると今までの行いを振り返ってしまうよな。
火の元なんてなかったのに、何故あの時おじいさんの元から出火したのか謎しか残らないな。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読む前に想像していた様な内容の本ではなかった。けれど、キャラクターが可愛いく、応援したくなる。まるで彼の周りの登場人物たちと同じように。元書店員だった作者ならではの本。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
東京神田の小さな本屋さん。そこの店主のお爺さんが倒れた時、助けたのは狐像が人間の姿になったヨモギくん。身体の弱ったお爺さんの代わりに、本屋を経営するヨモギくん奮闘記。
普通だったら、自分ではぜーったい選ばないジャンルと表紙。ファンタジーだし、表紙はかわいいんだけど、マンガチックというか…とにかく自分の本棚にはないタイプの本。でも夫が「読む本ないならこれ読め」と強く勧めるので買ってみた。
面白かった!まず、本屋さんのことが詳しく書かれてる。作者様は本がお好きなんだろうなあ…と感じさせる。そして、嫌なヤツが出てこない。コイツ怪しい…って人も出てくるけど、結構いい人だったりして。1日で読み切る本って久しぶりに読んだなあ。ほっこりしていい本だったなあ。きつね堂、どうなるのかなあ。続編も読もうと思う。
ちなみに夫はこの本、読んだことない。