サトリ令嬢の見透かせない感情【初回限定SS付】【イラスト付】 みんなのレビュー

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投稿者：ぽち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

他人の心の声が聞こえる魔女っ娘ヒロインとヒロインに恋した欲望露わなヒーローとのアレコレと、ヒロインが魔女として生まれた事を家族と共に乗り越えハピエンに至るまでのお話。「心が読める」訳ではなく、「心の声が聞こえる」がポイントだった。
初読みの作者さんでしたが、とても面白かったです！
ヒロインとヒーロの恋路にはジレジレ。
敵の黒い魔法使いとの対峙は手に汗握る感じでドキドキ。
そしてヒーローの妹ちゃんカップルにはキュンキュンさせて頂きました~
ヒロインのお兄ちゃんが案外曲者でお話の中でいい味出してました。

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投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

登場人物が皆素敵で面白いです！主人公は声は、相手の気持ちや考えがわかるわけでないのに、ヒーローは相手に丸わかりと思っていて、言葉を出し惜しみするので、2人のすれ違いがもどかしいです。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

魔女の血を引くせいで他人の心の声が聞こえてしまう貧乏男爵令嬢は、社交界デビューの時に公爵令嬢を助けた縁で出会った公爵令息に豊満な体を気に入られたらしく、近付くと聞こえてくる卑猥な心の声に辟易していた。
しかし卑猥な妄想はともかく、行動は紳士的で優しい彼に惹かれていくが。
初恋に浮かれつつも果断なスパダリヒーローと、心の声に振り回されて素直になれない令嬢の物語。

評判が良くて気になっていた作品。
コミカライズ配信で読んだら続きも読みたくなって。
いやこのヒーロー面白くて素晴らしく良かったね！
序盤の卑猥な妄想も良いが、心の声が聞かれていると気付いた時の絶望から一瞬でどうせ好かれてないならさっさと追い込んで捕まえてしまおうという決断と実行までの行動力。
どうせ聞かれているならと心の声で言葉責めする応用性の高さ。
さよなら理性、おかえり理性。のくだり笑っちゃった。ユーモアもある。

逆にヒロインは正義感の強かった序盤から、無自覚の恋に揺れ始めたら激烈に弱くなってしまって、終盤の優柔不断さはがっかりだった。
婚約強要されてから思考停止すぎ。
別邸襲撃時まではともかく、その後の家族に護ってもらおう判断は残念すぎた。
その後思い切るまでの決断が遅すぎたし、そこまで言って後悔をくり返しても、結局自分からは素直にならない点もマイナスだったなぁ。
むしろお兄様の本性に最後は持って行かれたし。
そういえば卑猥妄想な内面がウリだったヒーローは結局本番なしなのも可哀想だった。
前半、というか襲撃まではとても良かったのもあって、最後が微妙だったのはとても惜しい。

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投稿者：ミケ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

結局、一番純粋でわかりやすかったのはディートリヒの妹の公爵令嬢と騎士の伯爵だけ？
父公爵は、娘の相手の伯爵にごねごね無理難題。公爵夫人は娘の恩人ながら嫁になる男爵令嬢アダリーズには姑目線。アダリーズ父は『黒い魔法使い』との壮絶な現場を知らないのに娘を叩くな！アダリーズ兄が一番酷い。本業は暗部に属するのに妹に「大丈夫かな」と思って、とお前のせいでアダリーズもディートリヒも父も死にかけたんですが。
ディートリヒも最後の戦いで肋骨と腕骨折の身で駆けつけるなよ！
公爵も男爵も婚約破棄取消しはちゃんと話そう。アダリーズも嫌味止めてね。別邸でディートリヒを巻き込んだ挙げ句、彼の手を取らずに絶望させたのに、彼は助けようとして負傷したこと忘れてない？
何か納得いかないが、ケンカする程仲がいいということ？わからない！

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投稿者：MIKA　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

試し読みで、軽くて楽しくスラスラ読めるお話かと思って購入。したけれど、意外と重かった。
心の表層と真理に疑問を持たせ、真実とは？と読み手にも考えさせられるお話でした。

が、たぶん作者はそんなことは意図していなかったはず。