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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
チンギス・ハンの物語として面白く読んでいるけれど、やはり大水滸シリーズのファンとして今回は梁山湖のシーンにグッときてしまった。あの場所が出てきたのはいつぶりだろう。宋江、魯智深なんて名前が出てきたのも。「新しいものが、創り出された場所だ」「夢だけが、いつも新しい」に感無量。
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今回はいろいろな人物の物語が動いた。今までのチンギス紀の重さが薄れ、前向きな明るさが感じられるのは新鮮だ。コロナな時期だから、北方さんが敢えて重くならないように前向きなメッセージを込めたというのは、都合の良すぎる解釈だろうか?
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ホラズム・シャー朝が現れた。カタカナ名がわらわら出てきて話がどんどん広大になっていく。モンゴル国が勢力を伸ばすんだからそうなるんだけど、キャト氏時代がなんだか懐かしいなぁと思い始めるようになった。まだ草原の民が統一してなかった頃が一番読みごたえがあったように思う。テムジンがチンギスになってからなんとなくこのシリーズを読むのに拒否感が湧き出ている。
金国を相手に戦い始めている事にまったくわくわくしていないのかと言えばそうではないんだけど、それでもタルグダイの名が出ると、おー頑張ってるなとか、ジャムカの子が出てくるとちょっとうれしくなる。トクトアなんか名前しか出てこないのにまだ登場してるんだと安心してしまう。まだモンゴルはこの先も勢力を伸ばすので今出てきている国国も滅び、また先の世界が広がるんだけどどんどん寂しくなってくる。
そしてどうしても北方さんは水滸伝が好きなようで梁山泊が外せないらしいw
水滸伝は横山光輝の漫画だけしか読んだことないが、小説で北方さんの本は読もうとは思わない。
「~、と俺は思います」のセリフがどの武将からも吐かれるのはこのチンギス紀シリーズだけでおなかがいっぱいです(笑)
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モンゴルも統一され次なる闘いは金国。
とは言え、以前からの登場人物が気になるところでもあるし、ぞくぞくと増えてゆく登場人物も覚えきれなくなってきているし…
チンギスハンはもう、象徴として存在していて広大な場所の何処に場面が跳んでもこれまでの国や地方や人物たちがそれぞれのストーリーを編みつづけているので一個人のワタクシとしては追いかけきれず把握できなくなってくる。
ただ、時間が許せばまた14歳のテムジンと一緒に旅に出たい!
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ついに1000冊超えた❗️記念すべき一冊が北方謙三氏の書とは❗️史記、岳飛伝、楊令伝と続く長編チンギス紀11巻。当巻にも懐かしい吹毛劍や替天行道の志、梁山泊の言葉が出て来る。当巻では金国との大きな戦さが眼を見張る!これからも楽しみにします。
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モンゴル軍の金国への侵攻.金国内での内紛もあり『これは勝負あったか』と思ったが,完顔遠里?が一矢を報いる攻撃を仕掛けてトルイ(チンギスの息子)が重傷を追う.
マルガーシが面倒を見てる皇子は調子に乗って他国とトラブルを起こそうとするも,すんでの所で死にかける.猪突猛進せずに危険に気付けたということは,これからの成長もありえるのかな.
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チンギス・カンは、弟や息子たちと共に金国に大軍で遠征し、攻城戦をおこなっていく。対する金国は、定薛を総帥とする防衛軍を組織し、福興が軍監に就く。ホラズムの皇子ジャラールッディーンは、ジャムカの息子マルガーシらと共にサマルカンドに戻る。マルガーシはアラーウッディーンに謁見を果たした。そしてチンギスは任城に進軍した際、旗を出さずに梁山湖へと向かう。テムジンとして躍動したモンゴル統一から実の戦いは弟、息子達の時代へ代わってきた金国戦は、イマイチで文官等の話もダラダラと書かれて徐々に面白く無くなってきた。
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中華の歴史の流れとして宋に女真族が進攻して金を作り、南に南宋が残り、今度は朽ち始めた金にチンギスハンが進攻してくるその時代の話。
このチンギス紀の最大の特徴は、最初は宋の腐敗に戦いを挑んだ梁山泊の第2世代、棟梁楊令の養子だった北へ向かった胡土児が玄翁として登場し、その実の子はテムジンだったので、テムジン=チンギスが吹毛剣を受け継いだという設定。
もちろん史実的に無理があるうんぬんと感じる人もいるだろうが僕は楽しい。
今回の黙示には、なぜかちょいちょい梁山泊の話しが語られるが、懐かしい気持ちになるし、そもそも梁山泊だって相当フィクションな訳だから、別に大した問題ではない。北方氏が書く水滸伝の末裔としてのテムジンでいい。
宋江、晁蓋で始まり、呼延灼、林冲、史進で戦い、楊令に引き継がれ胡土児からテムジンにつながっていく物語がずっと続いていきますように。
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チンギスがついに梁山湖へ到達、大水滸伝と物語が重なり始める?金国へ侵攻するも、国の勢いが違いすぎて勝負にならない。強大な相手だけに戦はまだまだ続くのだろうけど。ホラズム・シャー国のジャラールッディーンやジャムカの息子マルガーシはどう絡んでくるのだろう。地図の広がりや国名の変化、世代交代が時の流れを感じさせる。
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読むのが辛くなってきたなぁ~15万の大軍で金に侵攻し駐留しづけるモンゴル軍の中で、長男のジョチと四男のトルイはそれぞれ1万騎を引き連れる遊軍を命じられ、よい働きをするようになった。金は青州の義勇兵を用いて50万の大軍を出してきたが、モンゴルはこれを撃破。総帥の定薛も討取られたが、金の中枢を担う福興は、完顔遠理を副官にしたいという定薛の願いを朝廷が拒否したからと考える。福興は完顔遠理に総帥になるように説得するが、遠理は代えを含めて一万五千騎の部隊創設を願う~もうすぐ終わりですよね。金国を征服する(1234)前に、西夏(1227)・ホラズム(1231)をモンゴルは従えるんだけど、チンギスの没年は1227になっているのですよ
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金国を攻めるも一時退却。戦には負けたが、息子との絆を強める。自分のルーツである梁山泊。それは熱き思いに駆られた漢たちの戦い。全てを背負いまた、金国を攻める次巻が楽しみに待つ。
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図書館からお借りして読んでいる。この間が入手できるまでに2ヶ月強かかった。
そのため、登場人物や場所を思い出すのに時間がかかり、読み終えるころに復帰する。さて、場面は梁山泊に至り、金国との決戦だ。
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友でありライバルだったジャムカの息子であるマルガーシが他国で着々と実力をつけている。チンギスの親子の関係が描かれ領土を拡大する。海を拠点にしたタルグダイとこのあとどう関わるのか期待。
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金国との戦いが始まり、歩兵、攻城兵器を使い戦いを優勢に進めるモンゴル軍。チンギスハンが神格化されていっているように思われる。
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作者のファンのため読み続けているが、
モンゴル史の基礎知識が無いまま、
物語というより、いつもの北方節を楽しみながら淡々と読み耽るのみ。
あとどのくらい続くのだろうかーーー。
久しぶりに現代のハードボイルド作品も読んでみたいと思う今日この頃。