ときどきウォッシュとTカード
2022/05/08 15:53
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
利己的か利他的かという日本と欧米での考え方のギャップや外から影響されないと動かない日本の実態はあるものの、生産者・流通・消費者の持続可能な三方良しや経済的な問題と消費活動を通して、倫理的に食について考える書。
知ることが多かったですが、文章がイマイチでした
2022/04/17 13:12
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今後、我々人類はどんな食事をして生きていくべきか。この命題に、著者が「エシカルフード」の可能性の高さを強く訴える1冊です。
日本人独特の食事の考え方、外国人との違い、そして日本独自の食料事情など、新たに知ることが多く、勉強になりました。
ですが、文章が退屈でイマイチでした。文章が良ければ、より著者の主張が読者のみなさんに伝わるのでは、と思いました。
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ヤマケンさんの本。
田んぼの排出するメタンガス、気にしたことなかったので、そうなのか、とびっくり。しかし、アニマルウェルフェアについては、それでも結局経済動物として殺すんでしょ?って思ってします。
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以前読んだ、『甘いバナナの苦い現実』のなかではじめて知った「エシカルな消費」。今回、『エシカルフード』というタイトルに惹かれて、この本を読むことにした。
「エシカル」とは、直訳すると、「倫理的な」という意味になるが、この本での「エシカルな消費」とは、最近聞くことが多い、「SDGs」で設定されているさまざまな目標に対して、消費者自身がする消費活動、というニュアンスで語られている。
過去にも、ニュースなどのメディアを通じて、環境保全のための様々な取り組みを知ることがあった。
なるほど、と思うこともあれど、まだまだ我々の食生活は変わっていない。
商品が安く買えればそれでよし、として、「なぜ安く買うことができるのか」を考えていないのが現実であるように思える。
「環境に配慮した商品」というものは総じて「高い」。
全ての消費をエシカルにすることは、金銭面を考えるだけでも難しい。しかし、この本で提唱する「エシカルな消費」とは「全てエシカル」ではなく、「ときどきエシカル」であるということ。この発想には驚いた。
こうした解決策を考えるとき、どうしても、0か100かで考えてしまう。
例えば、ダイエットをしようと考えるとき、3食オートミールにしようなど、食生活を完全に変えようとする。それは実は間違いで、続けることを念頭に置いた「目標」というものは、少しづつ変えていくことなのだ。
この本を通して、真っ先に思いついたエシカル消費は、コーヒーだ。
最近、「レインフォレストアライアンス」という表示が目につくようになったが、1日に飲むコーヒーの一杯を置き換えることでも、エシカルな消費につながる。
そして、何も「エシカルな消費」は、食品に限らない。
何かを買うときに、少しでもエシカルな消費活動ができるように、もう少し知識を深めたい。そんなきっかけとなった一冊であった。
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様々なアプローチのある環境保全、動物保護、サステナブルを欧米の事例から紐解いてくれていて分かりやすい
冒頭、少々読み進めるに難を感じる点もあったが、日本のオリンピックでの取り組み等は、今の日本のスタイルを象徴していた
また、食肉の部位についても、日本は霜降りなのに対し欧米は赤身といのは分かりやすい
自然環境や風土での違いはあるので一概に欧米のコピーは相応しくないが、今の誤魔化しながらの日本の認証規格は変わらなくてはと思う
そのためには他力ではなく。我々がたまにでもエシカルフードを選択していけば良いと思う