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大好きなエッセイです!
2022/07/13 20:32
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投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだ「ゆで卵の丸かじり」しか読んだことがないのですが、こちらも面白かった!
食べ物への愛のある、そしてときに容赦のない(?)表現の妙!大好きです。面白くて愛おしい。
サクランボのお話は、久しぶりに食べたいなと心から感じさせられました。あ〜食べたい!
自分の好きな食べ物がテーマの時、嬉しくなってしまいますね!
少しずつシリーズ作品集めたいなと思っています!
文庫解説文の書評 - これからも読んでいく所存です
2022/06/22 15:27
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おなじみ東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの文春文庫版の最新巻。
2019年に単行本となったシリーズ42作目。
このシリーズを文春文庫版で読む楽しみのひとつが、文庫本についている「解説」。
これまでにも多士済々、いろんな人が「東海林さだを讃」を書いてきましたが、今回は東海林さだおさんの母校早稲田大学の漫画研究会の後輩にあたる漫画家丸岡九蔵さんの登場です。
後輩といっても、東海林さんが漫研に入部したのが1958年で、丸岡さんは2001年といいますから、丸岡さんは東海林さんにとって雲の上の人のような存在。
そうはいっても丸岡さんの代表作が近未来SF立ち飲み屋漫画『陋巷酒家』というぐらいですから、50年近い時を隔てながらも、東海林イズムはつながっているのかもしれません。
それに、丸岡さんの「解説」がとてもいい。
まず、東海林さんが1976年に出した『ショージ君の青春期』をテキストに、大先輩の大学生活と自身のそれとを重ね合わせるところから始まります。
そのあとに、本巻のエッセイからいくつか引用し、東海林さんの「観察眼・発想力・描写力」をみごとにまとめ上げるなど、なかなかなもの。
最後は「東海林先生が切り開いている道をはるか後ろから追いかけてゆく所存」と、謙虚にまとめあげたのも点数アップにつながる。
東海林さんもいい後輩をもって、うれしいだろうな。
何しろ「所存」なんて、なかなかいえません。
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