紙の本
家電量販店ミステリー
2022/06/01 21:39
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーだったのよね?コレ結局。
最初は熱血新入社員のドタバタお仕事小説家と思ってたのよね。そしたら、中間管理職の悲哀が前面に出て来て、これは家電量販店の裏側をみせる社会派小説か(とは思わなかったけど)、それがあれよあれよと何だか不穏な雰囲気に寄って行き、総括部長が颯爽と現れ黄門様のごとく綺麗に問題を解決。
読者に「んー」と言わせる。まぁ、ちょっと意外過ぎて笑った。
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かでんりょうはんてん
2023/04/06 23:58
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家電量販店で勤務経験のある作者による長編小説。ジャンルとしてはミステリーでしょうね。
まずはAさんの視点、次にBさんの立場から、というように主体が切り替わり、やがて真相が明らかになる、という寸法です。
もう少し家電量販店の内幕的な話を読みたかった。
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家電量販店の裏側
2022/07/25 06:17
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
家電量販店の接客にはいろいろ嫌な思い出があるが、ここまで話が飛躍してしまっていいのか?
最近はキチンと接客してくれる店にしか行かないので、嫌な目に合うことはないが、今でもあるのでしょうか。
この小説に出てくる家電量販店も、元々は接客が良くて業績を伸ばして大きくなったのでしょう。
でもいつの間にか創業者の思いは伝わらず、小説に出てくるような誰のためにもならない企業になってしまったのか。
作者は家電量販店勤務の経験がある方なので従業員の使い方には近い内容があると推測する。
しかし最初の熱血「お客さま第一主義」の女の子、パワハラ上司、水戸黄門的解決、ラストのフランチャイズの話まで面白いとは感じられず、あまりの軽薄な展開に呆れてしまった。
旭川出身の作家、同郷の方にはぜひ頑張ってほしい。
経験を活かして読んで唸るような小説を書いて欲しい。
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近所にあった「東芝電気店」懐かしい。ドタバタはあったが、家電業界の実状も勉強になったし気持ち良く読み終えたので、気分的には5だが。これは経済小説?それともミステリー?初めての作者だが、今後さらに期待したい。
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-感想-
東城萌絵が実家のトージョー電器を
立て直すために家電量販店で働いて力を
身に着け見事に実家の電気屋を復活させる
サクセスストーリー的な物語かと思ったら
大型家電量販店の大変さやパワハラ問題、
挙句のはてには闇ブローカーまでwww
そもそも裏家電とは家電量販店の
ちょっとした裏側的な事かと思ったら
そっちなんっ!って思ってもいない展開。
(ってそもそもお仕事ミステリーって書いてたなっwww)
寺田店長と石動副店長のびっくりな計画や
アルバイトの関内良太の本来の計画など凄い
展開だったけど、榊原統括部長&童門渉外課長
の出現で話が一気にラストに向かって進んで
いったのであっという間に読んでしました。
そして何より水上係長や東城萌絵も
救われた結末にすっきり!あぁ~面白かった。
身近にある家電量販店が舞台だったので
内容的にはちょっとダークな部分もあった
けど個人的にはすごく読みやすかった。
でもこれ筆者が実話をもとに書いたって・・・
どこまで?パワハラ?闇ブローカー?
店長と副店長の計画の話?
全部が実話なんかな?・・・恐ろしい!
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これは実話を元に描くお仕事ミステリー!だそうで。帯にありましたが、一体どこまでがですか!!と突っ込みたくなるくらい、共感したり同情したりムカついたりしながら読みました。
面白かった!が、これは大半が脚色されていてほしい。
ところどころ、読点少し多いなと思ったけど、全体的に読みやすく、展開も気になって一気読みでした。
舞台は北海道の家電量販店。1人の女の子が主人公か…と思いきや、視点が変わっていろんなものが見えていきます。
どの辺がミステリーになるのかなー?と思いつつ結構進みますが、ただの家電量販店のお話で終わるわけがなかった。すっかりミステリーって単語に釣られて読んでいたことを忘れていた頃に展開が大きく動いて納得の終わり。スッキリ。
もう一度読み返したい本が増えました。
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今では絶滅危惧種のような「町の電気屋さん」
父親が体を悪くして閉店。
父娘で生きてきた娘の萌絵は再び一緒に電気屋を開業する夢を追いかけて、家電量販店に就職。
そこにあったのは、薄利多売で親切からは程遠い結果主義。
しかもブラックにも、係長をまるで奴隷のようにこき使う店長が存在していた。
腕利きのアルバイトと思っていたら、、、。
裏家電という、盗んだ家電の流通組織が。
途中苦しくなるようないじめシーン。
とりあえず死人が出なくてよかった〜!
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家電量販店の裏側だけの小説かと思ったら…全然違います。
『騙されたぁぁ』って思えるお話でした。
面白かったです✨
読了後表紙を見ると、小説の内容と合ってて好き…w
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実家の電気屋さんを再開させるため、高校卒業後、全国チェーンの電気店に就職した新人女子社員の奮闘記かと思いきや…「え!あの人が!!」「あれはそういう事か!」などなど、話は思いもよらぬ展開へ。電気店を巡り、影で暗躍する不穏な動き…そして、遂にある計画が実行される!次の展開が気になって、一気読みのミステリーだった。
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面白い!!!
表紙の絵に惹かれて読み始めたものの、想像以上にハラハラムカムカして最後の結論には納得できた!
精神的な余裕を持って働くことはとても大事だけど、自分一人余裕があっても意味がない。
部下のことを重んじてくれる上司のもとで働けたら幸せだなあ
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家電が好きだ。
買い替えの時は、事前に価格、機能、デザイン、サイズなど事細かに下調べをしてから家電量販店に向かい、お気に入りの担当さんと相談しながら購入を決める。
そんな家電量販店で、この物語の様なブラックな事が行われている事を想像しただけで胸が悪くなる。
実家の電器店の立て直しの為に全国チェーンの家電量販店「R電器」に入社した萌絵、今にも倒れてしまいそうな係長・水上、名前だけの店長と副店長、其々の視点から描かれた本作はお仕事ミステリでありながら、人として大切な事を教えてくれる。
大好物の勧善懲悪物で爽快な読後。
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とある家電販売店での超パワハラ店長による単純なブラックな物語かと思いきや、中盤以降のどんでん返し的展開に存分に楽しませてもらいました。序盤に出てきた街の電気屋の女性は、それだけ?と思っていたら、ちゃんと仕掛けもあり、エンディングはとても気持ちよいものでした。実際にはこんな店舗がないことを祈ります・・・。
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家電量販店の裏側、ものすごく大変だなぁと。
萌絵の接客はすごくいいけど、組織の中では受け入れられないし、こういう新人がいたら歯痒い思いをしそう…。
でも最後は水上にとっても萌絵にとってもハッピーエンドで終わってよかった。