紙の本
ちょっと拍子抜けしました
2022/06/07 23:14
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一話目は、そこそこの展開で面白く読めました。
ただ少し入り込めない違和感がありました。人間をペットにするとか、少人数の会社で不倫するとか、好きでもないのに子供の為に復縁したいと言ってるとか、申し訳ないけど展開が薄っぺらく感じました。
紙の本
強引なヒロインの性格にうーん…となった…
2019/07/07 10:42
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投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者で作品を選ぶことはなく、表紙の絵や帯の文句、副書名などで本を選ぶことが多いのですが…
読み始めて、「あ、これは岡崎さんの作品か」と気付き、展開を楽しみにページをめくっていきました。
岡崎さんの作風は好きなので、読み始めて「面白かった!」となることが多いのですが…
う~ん…、この作品はあまりハマらなかったかも…。
書名には「書店」とありますが、あまり書店は物語に関わらず、バーでの会話がメインになりますし…
だからといって、バーでのお仕事小説でもなく、舞台は別に書店でもバーでもなくていい感じがします。
岡崎さんの描くキャラクターたちは、若々しかったり、瑞々しかったりする人も多く、物静かな人でも奥底にキラキラとしたものを感じるのですが、バーを舞台にしたためか、集まる人たちがどこか枯れてる…。大人っぽいというより、少し重苦しい…。
共感するセリフもありますが、なぜかキャラクターが最後まで心に響かなかったです…。
とくに、ヒロインの十和子さんの強引な性格が合わなかった…。
不倫の話が多かった…というか、昼ドラのような展開の話が多かったのも合わなかった理由かな…
紙の本
トワコさん、今一つ。
2018/12/22 23:19
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
結論から言うと、しまらない終わり方に思える。
タレーランの延長線上で読むと期待を裏切られる。
主人公の佑およびその雇い主となるトワコ嬢の性格が、特にトワコ嬢の横暴ぶりが馴染まない。
正直、イラッとくる。
思いやりがある様でただの好奇心で動いている感じがもう受け入れられず。
終わり方も綺麗に終わった様に見えましたが、何か物足りない、オチとしては今一つだと感じてしまいました。
辛口になりましたが、納得がいきませんでしたので。
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うーん。
面白かったし、読みやすかったんだけど、なぜそこまでトワコさんのいいなりになるのだ佑!と思ってしまう部分もあり。
言いなりにならないと話は進まないから仕方ないんだけど。
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書店の地下に秘密のBARっていう仕掛けは面白いけど、物語的に書店がある必然を感じなかった。あとトワコさんが主人公に「仕事」をかす動機もいまいち弱い。ちょっと中途半端な感じは否めない作品だったかな。
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さくさく読めました。
そんなに深い物語でもなく
登場人物とその人生背景も
わかりやすかったからでしょうか。
書店とバー。それぞれに私が愛する空間です。
人の生き方を変えるなにかが、そこにはあります。
十八子さんとの出会いが佑を変えますが
それは十八子さんに変えられたからではありません。
人には人を変える力などありません。
人が変わるのは、変わらなくてはならない時に
必然として出会う人を触媒として、自ら変わるのだと。
これは私自身の強い経験則です。
そうして書店やバーには、言うまでもなく出会いがある。
その強い契機をはらむ場としての強さを
もっと描きこんでほしかったです。
十八子さんの両親が長年経営してきた九十九書店だから
人と人、本と人を出会わせる特別な時間と空間が
あるはずなのです。そのひとつひとつを感じたかった。
オーセンティックなバーも、同じ。
その空間と時間に浸れたらもっと物語に共感できたかも。
タレーランやビブリアに、私が惹かれたのは
そんな舞台の重みを作者がわかっていらして
細密に描いてくれたからなのかもしれません。
原田マハさんの描く美術館にも同じものを感じます。
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一風変わった仕事から始まるストーリー。
軽くサクサクと読めたが、ちょっと薄っぺらい気もした。
主人公の佑のお母さん、登場は少ないけど、多くを語らずに息子を見守る姿が良かった。
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うーん。なんかこう、物足りないというか、なんというか。
コンクール優勝者が赤バイエル弾かされるみたいな感覚。
新幹線乗るのに本忘れたっ!!っていう緊急事態なら手に取ってもいいかも。
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+++
訳あって入社二年で会社を辞め、自信をなくしていた長原佑(たすく)。ある日訪れた書店で、謎めいた女性店主から“仕事を探しているなら、今夜この店にもう一度来て”と告げられる。再訪した佑が案内されたのは、書店の地下を改装した秘密のバー。そこで店主のトワコさんから言い渡された、思いがけない“仕事”とは―。夜ごと悩みを抱えた人が訪れる、小さな書店とバーの日々。
+++
昼間は書店、夜はバー、という極端な設定からまず興味が湧く。書店&バーのオーナーは九十九十八子と書いて「つくもとわこ」と読む。佑は、昼間は書店でアルバイトをし、夜は、バーのママとなったトワコさんからの指令を受けて、さまざまな仕事をこなすことで、飲み代をタダにしてもらうことになっている。常連さんたちの協力も得て、バーに持ち込まれる厄介事を解決するような仕事なのだが、なんの経験もない佑は、右往左往しながら奮闘する。その一生懸命な姿に、思わず応援したくなる。思ったように運ばないことも多々あるが、何となく納まるところに収まってしまうのが不思議なものである。登場人物の背景も少しずつ分かってきたところなので、シリーズ化されると嬉しい一冊である。
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仕事をどうしても続けることができなかった佑(たすく)。書店でバイトを始めその地下にあるバーで出会った人たち。そこで佑に課される仕事(タスク)。人には簡単にできることでも自分にそうじゃないことがある。逆もある。努力したからといってできるようになるわけでもないしどうしようもできないこと。自信を無くした時に立ち止まれる場所。佑にはそれぎ書店であり地下のバーだ。休むことも必要だしそれを周りがとやかくいうことでもない。佑のお母さんが少し出てくるけれど佑にかける言葉が思いやりに満ちていてとてもいい。
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まぁ,御都合主義のライトノベルとしてなら読むに耐えうる.特に主義主張がある訳でもなく,話の中で出てくる名著の数々も,ただ出てくるだけで活用はされていないかな.
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秘密ではないバーで、ちょっとねじれた糸をほぐしていく短編集。
どれもライトでサクッと読める。
仕事に疲れたときに読むと効くかも。
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本屋の裏家業は、バーで探偵?
なんか展開が強引な気がしつつも、
立ち直ろうとする主人公に引きずられて、
良かった。
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自信を無くした主人公が、不思議なバーで任される“仕事”をこなしながら、癒され人生を進んでいく話。
動く気力すらない時期があっても、そこで終わりではないね。
完全な悪人がいないのがよかった。
どの視点で見るかで印象は変わるものだから、ある人にとってはダメなヤツでも、他の人にとっては大事な人だったり。
サラリと読めるけど気付かされる事も多くて、優しい本でした。
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表紙とタイトルとに惹かれて購入し、読み切ったものの、大いに残念だ。秘密ったって、入口の場所が分かりにくいってほどだもの。店主の十八子が魔女のごとき悩める客を救うミステリアスな存在かと期待すれば、最後「再生」では無意味に佑を巻き込み、自分の抱えるありきたりな問題を解決してしたり顔だ。「告白」「飼育」「破局」いずれも、見知らぬ他人が干渉して解決すべきことではないし、そもそも人をペットとして飼うってなんだ。『マカン・マラン』があまりにも素敵な空間だったからモノ足りんのか、いやいや・・・