相手に伝えたいことを上手く伝えるノウハウを解説した書です!
2018/07/06 12:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、相手に情報を伝えるということについて豊富な経験をおもちの戦略コンサルタントである田中氏によって書かれた、話し方、説明の仕方のノウハウについて書かれた書です。あることを人に説明する場合、その内容の順番によってその伝わり方は大きく変わると著者は言います。そこで、どのように順番を生みたてていけばよいのか、効果的な話し方とはどのようなものか、そういったこれからの時代の必要不可欠な話し方について丁寧に解説してくれます。ぜひ、皆さんも本書を読んで、そのコツを習得されては如何でしょうか。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
たしかにそう……順番は大切ですね。どの順番で話すかということは、思考を整理、ということにつながりますから。自分も上司も説明が苦手。それは、 自分の決めた順番で話したり、 思いつきで話すからか、なるほど。
話し方のあれこれ
2018/07/13 21:17
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネスの場などで説明が苦手な方に対する話し方のノウハウを理論立てて教えてくれる内容です。
基本的にコミュニケーションが苦手という方に対しては有用な本だとは思いますが、ある程度喋れる方であれば、特に必要性は少ない気がします。
あまり画期的な内容は書かれていませんでした。
投稿元:
レビューを見る
相手に説明するにあたっての段取り等についての本。
初心者向けの本かなってところでしょうか。
【勉強になったこと】
・説明下手の人が注意したい3つのポイント
①何をどの順番で説明するのか
②説明する相手の理解レベル
③言いたい内容の根幹
・こちらから一方向に説明する際の順番
①前提を揃える
②結論・主張・本質
③根拠・理由・事実
④補足情報
⑤結論・相手に促したいアクション
・前提を揃える際のポイントは、
話すスコープ、相手の理解度、前提情報
・相手の質問を受けて説明するときのポイント
大きく話して、枝葉はその後。
こちらの意見と事実のどちらを知りたいか。
・説明がうまくいかない問題の本質は、
「言いたいことが決まっていない」こと。
・説明の情報をまとめるステップ
①書き出す
②色付け
③まとめなおし
④再文書化
⑤説明順決め
・説明する=その内容を徹底的に理解する、
これが無いと間違いなく相手には伝わらない。
投稿元:
レビューを見る
時系列にこだわるのではなく、相手に何を伝えたいのか、話の幹は何なのかを把握して話すことの重要性が良く分かった。
投稿元:
レビューを見る
★学生選書ツアー2018選書図書★
【所在・貸出状況を見る】
https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/217753
投稿元:
レビューを見る
ビジネスや日常生活など、人に説明をして理解してもらうことは非常に重要だが、なかなか思ったように伝わらないこともある。
その理由として情報発信者が意識することは下記3点
1.何をどの順番で説明するのか整理できていない
2.説明する相手の理解レベルを意識していない
3.自分が何を言いたいのか決まっていない
自分主導の説明の順番
1.前提をそろえる
2.結論・主張・本質
3.根拠・理由・事実
4.補足事項
5.結論・相手に促したいアクション
気に入った言葉
考えた順番と説明する順番は違う
何をどの順番で説明するのか意識する
本質とは「要するに○○」といえること
投稿元:
レビューを見る
説明がヘタクソなので読んでみた。説明はコミュニケーションなので、相手のことを考えて話をする。説明が苦手な人は、話す順番や相手の理解レベルを把握していない。自分の頭の中が整理できていないので、言いたいことがわかっていない。まず紙に書き出して思考をまとめるというのは実践していこうと思った。
投稿元:
レビューを見る
戦略コンサルタントである著者が頭を整理していかに相手に伝わる説明を行えるかについて解説した一冊。
本書では順番を整理するということに主眼を置いて説明することが書かれていて、わかりやすい説明をどのように構築していくのかを本書で学ぶことができました。
図解が多く、ポイント整理もされていてより知識を深めることもできました。
相手の知りたいことを理解する、自分の伝えたいことを明確にすることを念頭において考えることが大事であり、そのなかで3つのポイントに絞ることや文字に起こして整理するなどをして説明をより具体化していくことがイメージできました。
また、サマライズとクリスタライズなどの技法について学べたことも好感を持てました。
本書のなかでも地図や質問やフレームワークについては著者の戦略コンサルタントとしての駆使している技術を学ぶことができて参考になりました。
また、抽象的なところの多かったアナロジーの原則を知れたことも好感を持てました。
本書を読んで、紹介されている手法を使うだけでなく、説明を考えることが自分を深めることにつながるとも感じた一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
そこそこボリュームがあるように見えたが、日曜利用して一気に読んだ。
短くすることは大事だが、それで伝えたいことが伝わらないのは問題、というのはシックリきた。また相手から上手く聞いてもらえるようにする、というアプローチはあまり見たことがなく新鮮だった。説明については、この本など参考にして自分の中でより上手くできるように試行錯誤していきたい。
投稿元:
レビューを見る
目の前のことを、様々な立場の人に説明できるように分解して理解していきたい。
やはり反復練習が一番の近道か。
投稿元:
レビューを見る
良い本!また読み返そう!
・説明力を上げる為には説明の順番を意識する
・相手が聞きたい順番で話す
– 相手が知りたいと思っていることを考える
・自分の頭の中を整理する
– 自分が伝えたいことを明確にする
・サマライズとクリスタライズ
– サマライズは文書を短くする
– クリスタライズは本質を表すキーワードを選び取る
・言わなくていいことは口に出さない
その為には
・常に相手の立場や理解度を意識する
・前提→結論(主張・本質)→根拠(理由・事実)→補足情報
– 結論より先に前提をそろえる
– 結論は「要するに」「つまり」「一言で言うと」
–
・考えた順番と説明する順番は違う
・相手が聞きたい順番で話す
・相手のレベルに合わせる
・まず相手の知りたい内容を考える、次に必要な情報を考える
・自分の頭の中を整理する際は、相手に伝えたいことは何か、相手にとって意味が有るか、その説明の順番で伝わるかを考える
・相手の知りたい事→自分が伝えたい事
・とことんまで具体的に考えて、その中で一番伝えるべきポイントを抽出する
・自分が弱い立場の場合、相手が求めているものを想像する
・最初にしっかりと調べる→考えている最中にきになったことも追加で調べる→なんとなく理解したままで終わらない
投稿元:
レビューを見る
構造的な思考ができるようになりたいと思い、読んだ。
日頃から、思考の訓練をしていこうと思う。
伝える内容を要素に分解する
①単語に分解する
②プロセスに分解する
優先順位をつけるため、情報を捨てること
伝えたいことを1つに絞る訓練
あだ名を付けること→クリスタライズの訓練
仮説を立てて、提案する。
投稿元:
レビューを見る
この本を読んで、説明の順番を意識して、実践してみたところ、特に、冒頭の前提を揃えるところは、説明も入りやすくなり、相手の理解を得やすくなると感じました。とても読みやすく、論理思考のコツや伝え方のコツもあったのでとても参考になりました。
投稿元:
レビューを見る
伝える、説明するスキルは、仕事の質やスピードにも直結する。
相手に分かりやすい「説明」は、まず「どの順番で伝えるか」がポイントになる。
説明できるというのは、まず、自分が理解できている、きちんと考えて、自分のものとして、伝えることができるということ。つまりは、説明の手法は、そのまま、理解の手法、思考の手法でもある。
説明の場合は、相手の理解度に合わせ、言いたいことを、順番にあわせて説明。順番とは、以下。
①前提となるScope、Assumption(前提条件)、知識レベルを合わせる
②Claim(Result)、Essence
「つまり〇〇」を考えて話す
③根拠・理由(Interpretation、Reasoning、Warrant)とFacts、Dataを展開する(3つあると良い)
④補足 Backing
⑤Result-Decision-Making(相手に対してDecide-Actを促す)
## わかりやすい説明の条件
- 優先順位をつけて捨てる
- 本編と補足情報を二分し、本編以外は後ろに回す
ー 不要な情報と分かれば、途中で省く
## 説明の前の4ステップ
1. 相手の知りたいことを明確にする
2. 自分の伝えたいことを明確にする
3. 情報のギャップがないかを確認する
4. ギャップを埋めるために、何が必要かを考える
## ギャップの埋め方
ー 自分の情報を補強する
ー 相手の期待値をコントロールする
## 説明を短くするポイント
ー サマライズ:文章を短くシンプルにする=>要点をくくりだす=>具体的な状況をイメージさせるキーワードを選んで、まとめる
ー クリスタライズ:本質を表すキーワードを選び取る
ー 言いたいことを減らす
## 説明をまとめる手順
1. 経験した順番、考えた順番で、モノ・コトをすべて書き出す(その時の感情も書き出す)
2. 伝えたいことに、赤ペンや蛍光ペンを使って印をつける
3. 印のついた部分をカタマリとしてまとめ直す
4. 各カタマリについて、再度、文章として書き起こす
5. カタマリの並び順=説明順序を決める
## 思考を整理
ー 地図で整理する
ー 質問で整理する
ー フレーム(構成図)で整理する
## 伝える内容を「要素」に分解する
①単語を分解する
②プロセスを分解する