紙の本
<注>決して、電車の中で読まないように
2012/08/26 13:05
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fukusuke55 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は「やばい」です。何が「やばい」かと言うと・・・まず、自分以外の人がいるところで読んではいけません。それくらい、いくつも笑いの爆弾が仕掛けられています。
三浦しをんさんは今年出会った作家さんの一人で、文楽関連2作品「仏果を得ず」「あやつられ文楽観賞」、恋愛小説集「きみはポラリス」を読んだだけの、三浦しをんビギナーにとって、本書はガツんと顔面パンチくらった感じです。
「あやつられ・・・」あたりで、何となくその予感はあったのですが、いやはや一回りちょっと年下の貴腐人しをんさんの日常を垣間見てしまったこの衝撃といったら。
ベッドで笑い転げてしまいました。本当に、ゴロゴロと身体をゆすってしまい、笑止するかと思いました。
作家として仕事と葛藤する多忙な毎日の中で、マンガを、BLをこよなく愛し、仲間と家族を(別の意味で)愛し、脳内で妄想に明け暮れ・・・。なんだか、自分の30代の週末の様子を鳥の視点で観ているようで、笑いながらちょっと切なく感じたのでした。
その中でも、「一章 魂インモラル」、「二章 日常ニュートラル」、しをんさんの軽妙洒脱な語り口の真骨頂 「三章 豪速セントラル」の新作落語「カツラ山」・・・これが私のお気に入りです。
疲れた時、最近笑っていないなぁ・・・と思ったときには、しをんさんのエッセイ、オススメですぞ。
紙の本
根性の活字中毒
2023/08/21 15:05
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みたい本があれば、例え、体調が悪くても本屋に向かうしをん氏。
根性なのか、勇気なのか、もうよく分かりません。けれども、そんなこのエッセーも面白くてやめられない。
紙の本
短期入院中に読めました
2016/05/03 10:20
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投稿者:あんみつこむすめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
親不知の切開手術のため入院していた際に、
このエッセイを読んでいました。
三浦しをんさんのエッセイは、
どんなに苦しいときや不安なときも、
読めば笑い話に変えてくれる…そんな力があります。
とにかく笑えます。
紙の本
腹筋を鍛えるつもりで
2017/01/28 20:36
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
人前で読むと腹筋に過大な負荷がかかる事間違い無しですよ。本当にこの方が「私が語りはじめた彼は」「光」を書いた作家さんなのか、三度見しました。
紙の本
自然と肩の力が抜ける本でした。
2015/09/09 17:43
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
くすっと笑える視点もあれば、ええ?という話もあり。話題が尽きない感じ。そして、表現が面白いです。イカリちゃんの話が何だかとても切なくて印象に残っています。
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文庫化されるまでが長かった気がしますが、気のせいかな?
ちょうど、テレビで高倉健さんをお見かけする機会があり、
「健さんといえば、しをんさんのエッセイだよね~」と、
「しをんのしおり」を読み返していたときに、ブクログから
この本の文庫発売メールが。
ナイスタイミング、と即座に買いに行きました。
でもこれは、笑える要素があんまりなかったかな~……。
しをんさんはよく、夢の話をしますが、私は「人の夢
(寝るときに見る方)の話を聞くほど、つまらないものはない」と
思っているので、その部分はちょっと、「う~ん」です。
解説の松苗あけみさんの漫画は、おもしろかった。
私もしをんさんの弟は、脳内であんな感じに変換されてるなぁ。
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三浦しをんの他のエッセイも読んでるし分かってたはずだし、色々しなくちゃいけないのに、「あともうちょっと」、「これ読んだらやるから(類似例:次の読んだらやるから)」なんて自分に言い訳して買った翌日に読み終わっちゃいました…
三浦ワールドに少しでも浸かってたい、でも読み終えちゃうのが勿体ない!の狭間で動くオタク心。
三浦さん私もオタクです!
好きな本に囲まれて毎日が幸せです!!
現実と向き合わずに27年間生きてきました。。。
本の世界は楽しいよぅ、妄想楽しいよぅう。
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まえがきには「日常エッセイ(かなりダメ寄り)」とあるけれど、こんなに素敵なエッセイはなかなかないと思う。
かなり前のエッセイのようで、一つ二つ「?」な部分があったものの文庫版あとがきに注釈があり納得。
懐かしい、姉○さん‥。
『電車男』が読みたくなったりもして‥、まだ売ってるのかなと思ったり(すみません、失礼ですね)。
日常にはこんなにいろんなドラマがひそんでいるのかぁ‥と驚くと同時に、同じ体験をしてもそこからどんな物語を見出すかは人それぞれなんだろうなとも思った。
そして私はしをんさんとご友人の物語がとても好きみたいだ。
巻末の松苗あけみさんの漫画も好き。
松苗さん画の弟さんは、私が想像していた雰囲気と違っていて衝撃を受けた。
そうか‥、こういう感じの人なのか…な?
しをんさんファンの友人にも聞いてみたい。
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今作も最高におもしろい。
島根旅行楽しそうだなー。
影と2人で飲みに来るおじいさんがステキ!
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最新エッセイ集「お友だちからお願いします」を読んだのですが、それが面白くて、我慢出来ずに文庫化されたばかりの本書も一気に読んでしまいました。
温存してちょっとずつ楽しもうと思っていたのに。
それぐらい三浦しをんさんのエッセイファンです。
さて、よそゆき仕様ではない全開エッセイ!
やっぱり面白いですよ!!電車で読んじゃダメですよ!!
それにしてもいつも思うのは、素敵なお友達がいっぱいだなぁって事。そして何故いつも面白いタクシー運転手に出会うのか。
さらには、野球場ではたまたま前にゲイカップルが座るという!!
日常全てがネタ!
ささいな出来事をめちゃくちゃ面白く仕上げてしまうこの観察力と文才。言葉のリズムとか選び方がものすごく好きですね~。
そしてもちろん逞しい妄想力。
素晴らしいなぁ。
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軽く読めるエッセイが読みたかったのに、余りにも内容が無かった(笑)…三浦しをんの物語の方も読んでみるべきか
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ホントなんでこんなに面白い日常を送れるのか!
密着してみたい。
情熱大陸とかでぜひ取材をしてほしい。
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桃色トワイライトに続いて読了。
短編なのでかわらずすっきり読みやすく、にやっとしたり、その気持ちわかる!というところも(結婚式の式辞のところは激しく同意した。)。
けれども、濃厚な豚骨ラーメンを飽きずに完食することが難しいように(私だけかも知れないが。)、一気に二冊読むことで、中盤からややお腹いっぱい感が。
そこからやや気持ち面では本を楽しむという心が欠けてきて、はやく読み切って次の本に行きたいという妙な焦りで無理矢理読み切ってしまったことが、本に向き合う姿勢としてよろしくなかったので、そんな自分に憤っている。
なのでまた期間を空けて再度じっくり味わいたいと思っている。
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そうか、こういう人なんだ、と妙に納得。軽快な文章と癖のある人物をサラッと表現する面白い人だと思っていたら。
楽しく読めました。
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相変わらず、三浦しをんのエッセイは面白い!!
何だかんだと一緒に出掛けたりする家族がちょっと微笑ましい。そして、家族皆キャラ濃すぎ。
毎度毎度の事ながら、弟の「ブタさん」呼びに、何故だか胸がキュンとするの…。本当に何故かしら?実弟に「ブタさん」呼ばわりされたら、絶対に許せない自信があるのに。