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母親に進められて中学の時に読みました。中学生ながらに心にずしんとくるものがあった。
結末がせつなくてあれから読んでないけどもう1回読んでみようかな〜
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言わずと知れた社会派ミステリの金字塔。上巻は刑事の執念による草の根捜査から徐々に事件の核心に迫っていく展開が非常にスリリング。しかし、下巻は一転して科学捜査に傾倒。結局、科学捜査により解明されるオチは少々興冷め気味。
犯人が素性をひた隠しにする理由についても、もう少し掘り下げて欲しいと感じた。テレビドラマや映画がヒットしたのは、その辺りの描写を原作よりも深めているからではないだろうか。
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自分の生い立ちと悲しく向き合う主人公が胸を打つ。
だけど追い詰めなくてはならない刑事の姿もまた胸を打つ。
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いいとこで切るなあ…。エッセイから解決への糸口を見つけるところが面白いです。無理ある気もしますが気にさせない!ぐいぐい引き付けられます。
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新しく始めた仕事で、本好きの人がいました♪
そして普通は自分から言う、「じゃ、本交換しましょうよ~♪」を初めて言われました♪
で、借りた本第一弾。堅っ!
松本清張って言うと、多分母ちゃんが青春時代ハマリにハマっていたであろう、ミステリーの大御所。
ただし残念ながら、母ちゃんの青春時代だからかなり古(臭)い。
滔々と話の本筋を、延々と追って行く感じ。もうすこし、遊び心とか気が抜ける箇所があってもいいんじゃない、とゆとりは思う。
あまりにも堅くて一本調子だから、字面を追いつつ、「砂の器って絶対にタイトルにも意味あるよなー。どういうオチなんだろう。強固に見えたアリバイも、水が入るとボロボロ崩れる系かな。どうせおっさん刑事が最後に比喩で喋るんだろうなー。」なんて頭では他ごと考えてます。
だって堅いんだもん。
xxxは○○であったが、**することにした。・・・はい。了解っす。
あまりにも堅すぎて、登場人物みんな非現実的なんだよなー。
と、言うことはだぞ!?
今自分が絶賛してる作家も、20年後には、「堅い、アンリアル、テンポが悪い」とかになっちゃうのか!?いやだ~~!!
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★4つ。「面白い!オススメ」
初めて読んだ松本清張。ぐいぐい引き込まれました。
が。衝撃的なことに‥最初に読んだとき、
ラストに出てくる超重要キーワード
「ハンセン氏病」を知らなかった(ToT)
ので、この物語の根本を理解できず。
無知っておそろすぃ~
親に聞いたんだよね、これって何のこと?
親もその時我が子を哀れに思ったであろう苦笑
最初に読んだ時に味わえるはずの衝撃を
味わえなかったことは、今でも悔いが残ります↓
でもやっぱり名作。
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数年前にテレビドラマ化され、ずいぶんと話題になったのでその頃一度読みました。巨匠の大作〜と思って読み始めたのですが、肝心の殺人の方法に大変違和感(「こんなことで本当に人が死ぬかなぁ」)があり、二度目は読まないなーと友達に上げてしまいました。今回、図らずも二度目を読むことになったのは、朝日新聞百年読書会の10月の課題に指定されたため。松本清張生誕100年なんだそうで。え、太宰治と同年生まれなの!?と大変びっくりしました。片や堂々たるおじさん作家、片や白皙短命の青年作家。まぁ太宰が亡くなったのがずいぶん前なのですから、同年でも全然おかしくないのですが。再読して、かなりおもしろく読めました。何といってもこの小説で一番おもしろいのは、方言に関わる部分でしょう。そこを徹底して追求し、ついに正解にたどり着く刑事・今西の執念がすごい。ここを描ききった筆の冴えは圧巻と思います。<続きは下巻に>
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くせのない読みやすい文章でするする読めます。面白いです。
運命に呪縛された登場人物の葛藤が身につまされて切ないです。
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何度もドラマ化されてるし、評判もすごくいいようなので読んでみた。
期待度が高すぎたせいか「…」という感じがした。
上巻と下巻の間に我慢しきれなくてネット検索したら「ハンセン病への差別が書かれてる」といったような内容が書かれていたから、てっきりこれは読み進んだら親子の放浪生活が書かれているんだな、と早合点してしまったせいもあるかもしれない。
ハンセン病と言えば、何年か前に九州のホテルで宿泊拒否があったことで差別のことを知った私だけど、その時はまだどんな病気か知る由もなく。
そういえばもののけ姫に出てくるタタラバの人たちが、なぜミイラみたいに包帯を体中に巻きつけているかもわからなかった。何かの病気なんだなと、それくらいにしか思っていなかった。
それよりもっと前、新幹線で顔に黒い大きなできものが何か所かあり、もう顔が変形しているような人を見たことがある。あれは今思えばハンセン病の患者さんではなかったろうか。
一緒に乗っていた母は「ちょっと、あれなんだ?」と驚きを声に出した。自分も驚いたけれど見てはいけないんだと思って目を逸らした。声を出した母親をみっともないと思った。ひどい、と思った。けれどそれは無知ゆえだったのだと今は思う。その頃の自分達の周りにハンセン病に関わっている人がいなかったからそういった病気の存在を知らなかったのだ。もしもいたらその病気がどんなものか耳にしたり目にしたりする機会があっただろうから。
ええと、本の内容に戻ろう。
犯人である和賀よりも友人の関川の心理ばかり読めて。これは作者が意図的に読者を惑わす描き方をしてるにしても、ちょっとあまりにも和賀の心理が見えてこなかった。
大体、新聞に載るくらい有名な和賀にスナックの女性たちが気づかないはずないじゃないかと思うのだけれど。いくら粗末の服装をしていたとしても。○○に似てる…くらいはあってもいいと思う。
そして吉村は別にいなくても良かったんじゃないかしら。
ちなみにこれをブックオフで購入したのだけど、上下巻を一度に買ったつもりが二冊とも上巻だったのは105円だったのでいい思い出です。
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親がいいと言っていたので、中居くん主演でテレビをやる時に読みました。今玉木宏が刑事役でテレビをしてますね。ドラマ自体はがっかりでしたけど、ドリカムのテーマ曲と千住明作曲の「宿命」がすごく良かった。
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正直いまいち。
もっと社会派小説的な何かを求めていたのだけど、ちょっとなー。
・メイン登場人物の意味不明な中2病的評論は不要
・超音波ってアンタ…超音波って。。
という感じでした。。
内容的には東野圭吾思い出した。幻夜とか白夜行とか。
松本清張が先輩ですが。
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社会派ミステリーとして最高の作品だと思います。謎解きのプロセスも、社会的な背景も、すべて正統派と言える作品です。
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スペシャルドラマを見て原作を初めて読んだ。名作と言われているものがどんなものかと思ってたけど、さすが、と思った。かなり前の作品なのに殺害方法が凝っていて危機迫る感じがしたし、昭和のサスペンスなだけに連絡手段などが古いのがまた新鮮だった。
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なるほどぉ。
映画「砂の器」は時間内に収めるために
できるだけ話を削っていて、分かりやすいように設定も
少々変えてあったりするのだな。
さすがに本では、細かく色々と書かれているので分かりやすい。
ただ、本も古くなる。
いくら名作でも時代にあってない文章は、古典の域になってしまい
共感はしづらい。
とはいえ、この硬質で上品な感じは好みではある。
( ・_ゝ・)<改定版なので読みやすいフォント。
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テンポが良いので、読み始めると引き込まれる。ただ、ストーリーの中での偶然が偶然すぎるのでは・・個人情報という言葉なかった時代背景が少しほほえましい。