主人公の誕生日のエピソードが好き
2023/06/19 20:25
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投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品が好きな方にはたまらないような、読みやすい短編集でした。本編を読んだだけではよくわからなかったちょっとしたことが、明らかになりました。きちんと区切りがあるのにそれぞれの話がつながっていて面白かったです。グレンがつまみ食いの犯人として疑われたのはかわいそうだと思いました。ルイスの「大抵の困難は、お金と暴力で解決できます」という言葉が恐ろしいと思いました。ラナとのお茶会が主人公の誕生日を祝うためだったとわかって、嬉しくなりました。イザベルも祝ってくれて、フェリックスもプレゼントをくれたという展開に心が温かくなりました。巻末の登場人物紹介も面白かったです。
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投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
「事件簿」というタイトル通り、短編集です。
しかし、プロローグのレイの靴下の呪いや、事件1でネロが肉料理をつまみ食いしたり、事件3で出てくるスズランのハンカチは、事件2や、事件4、エピローグに繋がっているので、順番に読んだ方が面白いです。
堅物で短気なシリルが、いつも裏庭でゴロゴロしている黒猫を気にしているのが意外でした。
5巻は冬休み編らしいです。冬休みのお話は冬休みに読みたいです!
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学園に潜入する前の七賢人のモニカはモニカらしさ全開でルイスに振り回されてていたが、そこから今のモニカになると、振り回されてばかりではなく、学園に溶け込んで、ちょっと頼られたり、ちょっと頼ったりして、大切なものが引き出しに増えていく様子が見られた。大事件ではなく、日常の中でそうやって大切なものが増えていき、周りと親しくなっていくモニカが実に可愛い。
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短編集。
デートには意地でも間に合うように仕事を終わらせる、その信念が素晴らしい!結界の人は、奥さんと自分の欲求に誠実な所が好ましいな~
後はメイドさんの秘密基地!が面白かったです。斜め上の発送で行動する使い魔ズのやり取りもかわいい。
音楽家の彼は良い味出してるなぁ~
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本編だとちょっとシリアス味が強くなってきたけど、短編集だからふわふわ感多めな本巻。
本編だとシリアスに紛れてチラチラと出てくる可愛い感じが煮詰められたようでとても良いですね。
また、本巻ではお話ごとにメインとなるキャラクターがいますが、しっかりと本編主人公のモニカが巻き込まれ、絡まれ、関わっていくので、そこはとても読みやすいです。
流石巻き込まれ型主人公!どんな事件でも中心に押し出される!えらい!優秀!
そして、短編集と言いつつも、それぞれの短編が独立してなんの関連もない、なんてことはなく、この話のこの行動がこんな結果にという、繋がりがあることもまた読みやすさに拍車をかけている、そんなふうに思いますね。
呪術師のレイ君とは学園祭の時が初対面じゃなかったんだね!
双方のコミュニケーション障害が強すぎたのか、あの時が初めての会話かなくらいに思ってたよ!
あと、二人に無駄な親近感が湧いたよ!(コミュ障)
それから、レイ君は女子におまじないの本読んでもらえてよかったね!
おまじないと言えば、本巻では結構重要なキーワード的な物として扱われてますね。
恋のおまじないみたいなものや、夢であの人に会えるおまじないとかってことで、本編の方のシリルパイセンがなんか恥ずかしがりながらくれたような気がするダンスのお誘いはモニカの中で勇気をくれるおまじないになってたんだっけ?
ふーん、かわいいじゃん?くらいで流してしまった気がするけど、嫉妬する殿下とかもそう言えば可愛かったですね。
まぁ、個人的には殿下の可愛さは完璧な王子様をやってる時と、魔術や沈黙の魔女に憧れて目をキラキラさせてる時とのギャップなんじゃないかと思って…
まぁ、そのお陰で胃を理不尽に痛めつけられる主人公とのやり取り含めてほっこりするほど可愛いですよね?
この本の中の人たち(一部を除く)にしてみれば、完璧な王子様だけで十分すぎるほど魅力的なようですが、モニカの胃を痛めつける殿下の可愛さの前にはね!
ちなみに上記の一部の人については巻末でちゃんと理由書いてましたね。
まぁ、君はそれでいいよ、ニール君とイチャついてる方が可愛いし。
いや、むしろもっとイチャイチャしろ!
ニール君を振回せ!
この二人ほんとに相思相愛感があってとても好きです。
あと個人的には、外部(音楽家)からの干渉でちゃんとクローディア嬢は僕のものって主張するニール君もまぁ悪くないんだけど、クローディア嬢ともっとイチャついてください。
傍から見るよりもかなりラブラブしてるくせにニール君に一喜一憂させられてるクローディア嬢可愛かったからね。
他で特別印象に残ったのは精霊との契約周りの話と、悪役令嬢さんの話ですかね。
リン以外での契約した精霊の話が出たのは初めてですかね?
結構獰猛そうな感じの子でしたが…
人型にもなれる上位の精霊と契約できるなんてルイスさん流石ー…と手放しに褒めたいような、図書館からの帰りでも、毒殺助言の下りでも、巻末のキャラクター設定でも舐められてるところを取り上げたいような…
いや、関係性的にはとてもいいと思います。
クローディア嬢じゃないけど人を上手く使う感じのルイスさんってキャラクターとしてはそんな好きじゃないんですよね。
モニカをバケモノ呼ばわりするくらいには戦闘でコンプレックス抱えさせられてるし、精霊に舐められてるし、あぁ、殿下にも舐めた事されたのがモニカ潜入のきっかけだったか?みたいなところは愉悦勢になれそうなんですが。
悪役令嬢さんは今回もまた頼もしかったですね。
僭越ながら悪役ファミリーに私見を述べさせて頂くのであれば、笑い方は是非三段笑いまで極めていただきたいと愚考します。
短編ということで殿下すらのほほんとしていた気がするのですが、次回以降はどう苦しめられていくんですかね?
楽しみですなぁ!
ククククク…
フッフッフッ…
ハァーッハッハッハ!
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メインストーリーの狭間にある日常の事件を扱った4.5巻。探偵モニカの推理に刮目。筆者のあとがきのfragmentとflamingoの間違いに笑い。
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あっという間に読んじゃった。
物語の背景がちゃんとあるから、こうゆうエピソードもおもしろいんだろうなぁ。
もっともっと読みたい!!