怪獣の次は巨人・・・、ということは次は怪人か?
2023/05/14 18:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
6巻が良いところで終わったので、その後どうなったのか気にしつつ何ヶ月も経ってしまった。奥付を見ると1年近く空いてしまっている。何があったのかわからないが、単行本で読んでいる身からするともう少し何とかならないかと思ってしまう。
で、その7巻はいくつかストーリーに展開があったとみて良いのかもしれない。
前巻からまた何らかの役割を担っているようにみえていたアサの幼なじみの正ちゃんが活躍(?)したり、例のヤツの姿形がかなりはっきりしたり。
おかげでストーリーの中の時間が1964年だったということを忘れてしまいそうになるというか、東京オリンピックもただのエピソードだったんだということになってしまっている。
まあ、リアルな日本の歴史を踏まえているけれど、このマンガはやはりSFなんだということにも改めて気づかされたのだけれど。
それにしても、次巻は1年待たないと読めないということなのか。こうなると、新巻が出るたびに始めから読み直すという作業をしないホントにストーリーを忘れてしまいますよ。
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あさドラ!の「ドラ」の部分ってドラマだったりドラゴンだったりと、いろんな意味が込められているのだと思っていたのですが、7巻で新たに追加された意味に驚愕。「ドラ」に「ドラッグ」の意味合いが入ってきてしまいました。
ううん。今後の彼の人生に不安しかない。不穏な未来しかない。
そうなってしまったのが、ヒーローになることを期待されたけども、それに応えられずにいた心の弱さに入り込んできてしまったというのも辛い。自分はヒーローにはなれないと気づいてしまったところに、新たな未来を幻視させられてしまったというのが悲しい。ただただ純粋に人の期待に応えようとしていただけに。その思いはアサへの恋心が始まりで、彼女を裏切れないという点も、哀れである。
悲しく切ないんだよ。彼が新たな希望として、自己を表現するために頼みにしていることが、全て幻であるというのをこちらは知っているというのが。
多分、どこまでも純粋に立ち居振る舞うのだけど、どこまで行ってもピエロなのだもの。
なんという残酷なことをしてくるのか。
あさドラ!7巻読み終えたばかり。一応、レビューは1巻、2巻…と順番に書きたいと思っているのですが、ちょっと衝撃だったので読後の感想のままに書いてます。
単なる自分ルールなんで、誰も気にしちゃあいないでしょうがね。そこに縛られてレビューほったらかしになっている本も多いです。特に漫画ね。
ま、つれづれに自分のペースで行くだけです。誰に向けているわけでもなし。
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6巻がでたのが去年の年末か~。ストーリー忘れてまうでねいかーい! しかし、お話しは面白かった。
正太はアベベとのマラソンコースから離脱し、謎の男からもらったボストンバックを手に野比海辺に向かう。
横須賀沖に怪獣現るの報を受けて、アサとおっちゃんが迎撃に出発。怪獣の背中のファスナーにロケット弾を撃ち込み、辛くも撃退。そのまま海岸に不時着する。
強くなりたいというコンプレックスを持つ正太はボストンバックの中の薬を飲みトリップする。そこで見たのは自分がウルトラマンになって、怪獣を撃退するという幻覚だった。翌日、横須賀沖に怪獣現るというニュースを新聞で見て、幻覚が事実だったのだと錯覚してしまう。正太は日本を救うために、謎の男に薬を願う。
アサがきぬよの家に帰ると、女子プロに入門したミヤコと親がもめている。
ウルトラマンの放映は66年だから、厳密に言えば東京オリンピックの時点で正太がウルトラマンの幻視をするという可能性はないね。
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【あらすじ】
東京湾に謎の巨人、現る!? 1964年10月21日、オリンピックの華・マラソン競技当日。アベベが超人的な走りを見せていたまさにその時--一度は撃退したはずの”アレ”が東京湾に再び出現!!世紀の祭典に熱狂する人々の裏側で2つの運命が、大きなうねりをみせるーーマラソン選手として世界一になるべく、家族の期待を一身に受け、代表選手らとともに走っていた、アサの幼馴染み・正ちゃん。ところが突きつけられたのは、世界との圧倒的な差だった。失意のどん底でたどり着いた、東京湾を臨む野比海岸。「走りでヒーローになれなかった男」を待ち受けるものとは!?一方、東京湾に現れた”アレ”は、海上自衛隊の駆潜艇を急襲。出動命令を受けたアサは、世紀の祭典を守るため愛機とともに飛び立つ!!しかし、再び相対した”アレ”は大きく姿を変えていた!?頼るもののない海上で、前回撃退した方法が通じない怪物……驚異を増した”アレ”に、アサはたった一機で立ち向かう術はあるのかーー人々の暮らしが、命が、わずか17歳の少女の双肩にかかっている。未知の脅威に全力で立ち向かう、アサの命運は!?そして”アレ”が猛り狂う東京湾にーー謎の巨人、現る!?浦沢直樹が描く希望と絶望、愛と笑いと涙の一大巨編。「選ばれた者」「選ばれなかった者」それぞれの葛藤と戦いから目が離せない最新7集!!
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感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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正ちゃんが”あれ”になったときは、そういう展開に来たかと思ったけどもそういうことかと。
これから”アレ”とどう決着つけるのか、浦沢作品は展開が全く読めないのですごく楽しみ。
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正ちゃん、、しんどすぎる、、アサの声が聞こえてやめてくれるかと思いきやクスリ飲んじゃって、、頼むからもう飲まないで欲しい。人生を棒に振って欲しくない。
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1964年って、みなさん知ってますか?今年70歳になる老人が10歳の年です。東京でオリンピックがあって、小学生とか、教室にテレビが設置されて、オリンピックの時間とかあったんです。
浦沢くんのこのマンガによれば、ちょうどそのときに、なんだか得体のしれない「怪獣」が駿河湾だかにあらわれて、ショウちゃんとか戦ったらしいのですが、ボクらはテレビでオリンピックに夢中だったことだけしか覚えていません。
イヤ、それにしても、今現在、50代よりお若い人は、オリンピックすら知らないというのがスゴイ!と思うのは老人の繰り言ですかね(笑)
ブログとかでも、クドクド言ってます。覗いてやってください(笑)
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202301090000/