1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
馬主の社長さんを中心としたストーリーですが、登場人物やG1レースの描写が素晴らしいとともに、深みがあって、あっという間に読み終えてしまいました。
競馬好きなら文句なし楽しめると思います
2023/01/23 21:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
初見の作家さんです
競馬を題材にした家族の物語でした
「真実は小説よりも奇なり」という言葉がありますが
本当にそうだなぁと感じることが時にあります
特に競馬ではそのようなことが結構あることを見聞してきました
故に競馬を題材にした小説はそれなりの数を読んできましたが
現実に起こったことを超える作品には未だ巡り合っていません
さて本作ですがしっかりとした取材に基づいて
非常に丁寧に書かれた作品だとは思いました
面白いとは思いましたが競馬を見るときに感じる
あのワクワクする感じまでは呼び起こされることはなかったです
それでも競馬が好きな人なら十分楽しめる一冊であると思います
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
競馬を見ていても、その馬主さんとかの事情は、全く知らなかったので、こんなに大変だとは。お金もかかるし。税理士の栗須栄治はひょんなことから人材派遣会社であるロイヤルヒューマンの社長・山王耕造のもとで働き始めます。一気読みしました
競走馬のオーナーは大変
2022/12/11 15:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
競走馬を多数所有する社長の秘書になった主人公が、社長に命令されるままに競走馬の買い付け、レース当日の付添い、家族のごたごた処理等に奔走する内容。競走馬には多額の資金が必要で、多額の資金をつぎ込んでも報われることは少なく、なんでそんなに入れ込むのか…という庶民には理解しがたい世界でした。この著者は、どうしてこの小説を書こうと思ったのだろう?
投稿元:
レビューを見る
競走馬に人生を賭ける企業主とマネージャーと呼ばれる個人秘書、家族、生産者、競馬関係者たちを巻き込んだら2代にわたる壮絶な感動物語。
競馬がやりたくなった。面白い。
投稿元:
レビューを見る
読み応えのあるものが欲しく手にした作品。
出てくる登場人物たちのわかりやすく、人間味溢れる描写がすき。
全く無知な競馬に惹きつけられ、人生で一度は競馬場で伸びやかに走るロイヤルホープのような馬を目にしたくなる!
投稿元:
レビューを見る
この作品のテーマは継承です。
親から子へ子から親へと、脈々と紡がれていく
競走馬に魅せられた親子2代のお話です。
馬を持つことが、どれだけ大変かと改めて認識できました。選ばれた者だけが、許される別世界です。
馬を持つことができても、勝てるとは限りませんし、どれだけいい馬でも、運が左右する難しい世界です。その中で、ロイヤルの冠がついたサラブレッドたちの日々を馬だけでは無く、馬主、騎手、生産者、調教師目線で語られる物語がとても、リアリティーがあり面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
馬主である山王耕造の秘書になった栗須。我が強くワンマンな山王のもとで競馬を知り二人で有馬記念を目指す。競馬のことはほとんど知らないけれど読んでいくと熱くなるものがある。結果次第で馬の引退後が決まっていくことや、血を掛け合わしていくこと。そういうものを背負っていく馬主やジョッキー。親から子へという流れが馬の世界にもあってそこにある物語が溢れてくるラストのレースは圧倒的。たった数分のレースの中にたくさんの想いがのっていてこの作品で描かれている血のつながりや継承のようなものが詰め込まれている。
投稿元:
レビューを見る
最近競馬を観たり、競馬のゲームをしたりしているので、けっこう仕組みがわかり、メインのお話とは別のところでも楽しめました。一気に読みました。
投稿元:
レビューを見る
物語を通して感じたことは壮大な大河ドラマ 1部だけなら、そうは思わないが、亡くなって耕一が意思を継いで、有馬記念に挑むのがロマンでした。ロイヤルファミリーの名前がなるほどだし、色んな馬が勝ったり負けたりして、受け継ぐのが入ってくる マネージャーの仕事は大変で公認会計士という三大名誉職をせずに生きていくって凄いことですね、とにかくレースに放牧にしっかり丁寧にあるし ラストのきめ細かいレース実況が良いんだ。耕一が引退は馬に決めてもらおう、の一文で締め あと来年の有馬記念を勝つと表現する仕方は上手
投稿元:
レビューを見る
競馬=ギャンブル‥あまり良いイメージは持っていなかったけど、馬主の親子2代の話で知らない世界を覗けて面白かった。最近流行りの癒やし系ほっこり系の小説も好きだけど、こういうドラマチックな話、非日常を感じられる読書はいいなとあらためて実感。
途中からクリスさんが脳内で松重豊さんに変換されてました(^^)
投稿元:
レビューを見る
出会えてよかったと思える作品。
「伝統、継承」
血が受け継がれていく競馬の魅力。
託される想い。
馬を中心に結ばれていく人間関係。
継承されていくからこそ、越えなければならない偉大な先人たち。
競馬を何も知らなくても、温かい気持ちになれる。馬とともに疾走感のある爽やかな本だった
投稿元:
レビューを見る
今作もとても展開が面白かった。競馬と言うよりも馬を見るのが好きなので、久々に競馬場に行きたいなと思った。今年阪神競馬場は改装中なので、来年にでも。
投稿元:
レビューを見る
競馬の表舞台だけじゃなく馬主や生産者、ジョッキーにもスポットを当てながら人との繋がりを描いている斬新な作品やった
レースのシーンは臨場感たっぷりで、久しぶりに競馬場に足を運びたくなった〜
投稿元:
レビューを見る
血統が重要視される競馬は、特に継承のスポーツといえる。昨日の有馬記念は第67回。つまり、馬に関わる方の有馬記念を途絶えさせない想いが67年継承されているということ。有馬記念はまだ短い方で、春のクラシックは80回を、天皇賞や中山大障害については100回を超えていて、毎年その回数を見るたびに、それだけ長い間競馬を愛する人の思いが続いていると感慨深くなる。
2018年に有馬記念を制覇した私の推しな馬は引退しても種牡馬になれなかった。ブーちゃんとか牛とか呼ばれてるけど、強いのは確か。なのにそんな強い馬の血が受け継がれなかった。ロイヤルファミリーも2018年に有馬記念を制するアナザーストーリー。継承される思いと受け継がれなかった血統に思いを馳せていました。