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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
新垣と上坂のテンポのいい大阪弁のやりとりは、北海道に住むものとしても絶品です。また美味しそうな食事の描写も見どころの一つですね。本の厚みも新垣・上坂コンビがどんどんページをめくります。黒川作品は年2冊必要です。
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
沈没船詐欺の話と、麻薬、殺人いろいろな事件が一つに繋がる話でした。刑事の新垣と上坂のコンビの会話の面白さなど単なる刑事ものではなく沖縄の風俗や映画などの話もあり面白い作品でした。また、二人の事件が連載されたら購入しいと思います。
紙の本
漫才コンビのような刑事
2022/11/01 20:12
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投稿者:青い鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪と沖縄を駆け回る、正統派の警察小説。刑事二人の会話は、いつも通りの漫才のようなやりとりと、お得意のグルメネタも楽しめます。長編ですが、長さを感じないストーリーです。
紙の本
おもしろいんですが・・・
2022/10/21 09:04
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投稿者:**** - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずの会話のやり取りは抜群なのですが、主人公のバディは
もう少しワルであって欲しかったなぁ・・・。
紙の本
刑事物語には相棒はつきもの
2022/10/11 16:59
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪府警泉尾署の刑事、新垣遼太郎と上坂勤というコンビによる警察捜査を丁寧になぞる物語。大阪から沖縄、先島諸島、奄美大島と、地道な捜査が描かれるが、自らその地を移動するようで、読んでいて楽しい。適度に息抜きをしながら操作ができるのかわからないが、捜査活動の裏側をみているようで、いいのだ。この相棒たちの活躍が、またみられることを期待する。
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上坂が通風になるところを読んでいる時、大阪から来ている同僚が通風を起こしリンクを感じ、のめり込むように読んだ。
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かの黒川博行による、刑事コンビが活躍する物語の小説だ。書店で文庫本を視掛けて迷わず入手した。そして頁を繰る手が停まらなくなった。
表紙イラストが沖縄の衣装の女性である。沖縄方面が作中の出来事の主要な舞台にもなっている。
大阪市大正区の警察署で、新垣遼太郎刑事と上坂勤刑事が、告訴状が提出されている一件の捜査を命じられる辺りから物語は起こる。
比嘉という男が、“模合”(もあい)という仲間の集まりの金を持ち逃げしてしまって行方が知れないので、同人を詐欺で告訴するということだった。所謂「オレ詐欺」の捜査に倦んでいた2人はこの事案に邁進することになる。
「遼さん」こと新垣刑事は沖縄県出身で、兄弟等は那覇に在る。大阪の大学に進学して、そのまま大阪府警に職を得たのだった。なかなかの2枚目で女性にモテる。
「勤ちゃん」(きんちゃん)こと上坂刑事は新垣刑事より少し若い小太りな男で痛風持ちだ。些か訳アリで本部から所轄署に異動した経過も在る。無類の映画好きで食いしん坊で、酷く饒舌である。
比嘉という男が営む解体工事を主な業務とする工務店を振り出しに、幾つかの関係先や人間関係を調べる中、沖縄へ飛んだようだと判明する。比嘉の足跡を追って、新垣刑事と上坂刑事は沖縄へ飛ぶ。
比嘉や同行しているらしい人物の影が視えれば、それに手が届かないという感で追い続ける中、思いも掛けない大掛かりな話しに辿り着き、それを巡って事態が展開して行く。
これ以上は、詳しく言及するのは止めておく。思いも掛けない大掛かりな話しの謎を解く新垣刑事と上坂刑事の活躍というのが本作の醍醐味だ。
本作は新垣刑事が主要視点人物というように綴られている。酷く饒舌な上坂刑事との軽妙なやり取りに乗って事態がドンドン動く。そして大阪や沖縄県の様子が酷くリアルで後ろからこっそりと同行でもしているような気分で、作中世界に何か引き込まれる。
これは凄く愉しい作品で、広く御薦めしたい。また“シリーズ”のようになって、新垣刑事と上坂刑事のコンビが還って来るというようなことにも期待したい感だ…
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面白いです。
だけど、途中で少し疲れてきて最後の方は流し読みしてしまった。ごめんなさい…
最後の最後で…ん??となった所が。
なぜ消えた??
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警察物で刑事のコンビは定番。大阪府警の刑事コンビの小説には中毒性がある。漫才と同じで、パターン化したやり取りを楽しむ覚悟がなければいやになるかもしれないが、テンポが良くて楽しめる。でも疫病神シリーズが、良すぎるからなあ。
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帯から『関西弁やな』と思い、本の厚みはあるが読みやすいだろうと。
舞台は沖縄。大掛かりなトレジャーハント 大阪府警が模合、沈船詐欺、殺人、死体遺棄を捜査していく。正統派警察捜査小説。
食べることと映画が好きな相棒。読んでると沖縄料理を食べてみたいと思わせる(実際沖縄料理は食べたことがない私)
刑事は忙しいのか自由すぎるのか?
実際こんな刑事さんはいないであろう…ユーモアある二人の刑事の掛け合いが面白いのであっという間に読み終えるでしょう
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大阪弁を操るオッサン二人組が飲んで食べてを繰り返して、いつの間にかめでたしめでたし、となる安定の黒川作品。
本作の二人組は刑事の先輩と後輩。彼らに与えられたのは、小さな詐欺事件の解決。犯人追跡を名目に沖縄出張を楽しもうとする二人だが、沈没船引上詐欺に覚醒剤、ヤクザ、殺人が絡み、あれよあれよと事件はふくらんでいく。
とんでもなく拡がる壮大なストーリーの一方、主人公の二人は食事と映画と上司の悪口で盛り上がる。が、ヤルときはヤルの精神は忘れない。痛快だ。