紙の本
怒涛のイヤミス
2023/07/01 12:10
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
23区の住民になることに憧れる夫婦が新築分譲地にお引越し。新居は面倒くさいご近所ばかり。しかも何となく嫌なことが続く。異臭騒ぎからの腐乱死体?さらに曰く付きの土地柄だという噂などなど。
息つく間もない展開と予想を裏切る真相、出てくる人物がみんな怪しい。
すべての布石を回収する効率の良さで一気読み。イヤミスなのに読後の爽快感が半端ない(笑)
紙の本
日付シリーズ?
2023/05/17 10:06
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投稿者:higassi - この投稿者のレビュー一覧を見る
真梨幸子さんの「日付シリーズ」なのでしょうか?分譲地でのご近所関係に様々な火種が潜む前半は引き込まれてましたが、後半の展開は(まさに好き嫌いが分かれるのかもしれませんが)ちょっと強引・拙速な印象でした。雰囲気を味合う作品なのでしょうか?
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立て続けに真梨幸子さんの本がことごとくハズレでがっかりしてます。今回もちょっと本当に面白くなかった。。イヤミス狙ってるのかどんでん返し系を狙ってるのか、狙いすぎててなんだか拍子抜けするくらい。個人的に終盤に近づくにつれ誰ですか?みたいな人たちを出す作品は好きじゃないんですよね。
容疑者全員死亡みたいなのも。
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2023/02/22リクエスト 1
他の方も書かれてるが、いきなり急激すぎる展開のためついていけない。
面白いとかイヤミスとかの前に、なんだか…
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安定の真梨さんだけど、ちょっとマンネリ的な?
どの話も似たような感じで、どれがどの話のことだったっけ?ってなるし、これも初読なのに、読んだことあるやつだったっけ?ってなったよーwww
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入れ替わり立ち替わりで、終始ドタバタしている感じ。最後にみんなひっくり返る。
そもそも警察呼ばないってとこが薄弱なんで、無理やりのドタバタに感じちゃうのかなあ。
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久しぶりの真梨幸子。テンポの良さなどは素晴らしいとは思うけど、最後の方はもう突拍子も無さすぎる感じ。まあそういうのがこの人の味なのかもしれないけど…
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ハチャメチャでドタバタな真梨劇場。
今回の舞台は、かつて大量殺人事件が起きたという噂があったアパートメントの跡地に建てられた五軒の分譲住宅。
都内とはいえ交通の便も悪く周辺環境もいまひとつ。
住人達も一癖も二癖もありそうな人達ばかり。
挨拶品から始まるマウンティングに人間関係も先が思いやられそう。
そして引っ越し早々、死体が発見され…。
殆ど会話文で構成されておりテンポは良いが品性下劣なやり取りに辟易する。
感情移入出来る人物もいなければミステリとしての面白さも感じない。
そろそろしっとりとした本格イヤミスが読みたい所。
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タイトルの日付と読了日を画策したのは言うまでもない。狙い通り今日中にレビューを書いてしまわねば。夜勤明けで寝ずに桜を見に行き、今半眼で作業中。
それはさておき、こちらの作品の感想を。真梨さんの本を読む前は、毎回気合を入れて臨まなければならない。いつも登場人物の関係性が、最終的にごちゃごちゃになってしまうからだ。今回は東京のS区の分譲住宅に、念願の新居に胸を膨らませた住人達が引っ越してくる。しかしこの分譲住宅地には都市伝説があった。過去に大量殺人事件が起きたという噂が。最近はやりの「事故物件」と言われているのだ。そこはかつて未唯紗英子が建てた高級賃貸物件で、当時は女優や小説家などの著名人が多く住んでいた。しかしネットで検索してもそんな事件は見当たらないのだった。
A区画5500万円のところに三浦家。書店員の妻、奈緒子が夫のことをいじって描いた漫画がバスって漫画家として連載を持つ。その夫は年下の拓郎、ギグワーカー(個人事業主)と言う名の配達バイトヒモ状態。引っ越しの挨拶の品で、米本さんからエルメスの付箋ををもらい、急遽高級オリーブオイルを見繕う。
B区画5800万円のところに田上家。奥さんの美雪は薬剤師の免許を持つ。夫は医者の輝。娘が咲良で小学校受験をする予定。しかしここに引っ越してきてから何かとうまくいかない。何故か美雪の周りには人が集まるが、姑からは更年期障害と言われる始末。夫は電磁波が…と。引っ越しの挨拶の品はハムとピクルスの詰め合わせ。
C区画5160万円のところには米本家。ここが引っ越しの挨拶の品の相場を決めてしまった。もう手に入らないエルメスの付箋約1万円。妻と夫と子供。妻はスタイルが良く、美しい。その子供は他の住人に、ゴミを漁って食べているところを見られている。
D区画4990万円のところは戸井田家。娘の風香が有名小学校に通うが、全部母親のいいなりに。その母親は下品。お金のことや学歴、容姿などですぐに順位をつける。だが話し上手で誰もを手玉に取る才能を持っている。
E区画は6150万円の藤倉家。ここの住人はあまりみかけない。この家から死体が見つかった…。そして話はあちこちに飛び、どれが嘘か本当か分からなくなる。全ては過去の事件が関係していた。
と、まぁざっと紹介だけしたらこの量になったのでこの辺で。気になった方は是非。
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途中まではホラーかミステリーかと読んでたけど、私の読解力が無いのか、オチが分からなかった。狂犬病とかボツリヌス毒素とかそういう話も好きだが、前半の異臭騒ぎだとか欠陥住宅だとか事故物件かも?あたりまでは良かったんだけど。
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物語の舞台は、東京都S区に位置する5軒の新築分譲住宅…。住民たちは4月1日を前後する形でそれぞれの新居に移り住むが、異臭の原因を突き止めようとある家を訪ねるとそこには死体があった…。この地には、かつて大量殺人事件があったという都市伝説があうこともわかる…。
個性的な家族が同じ地区でご近所さんとして新たな生活をスタートさせる…住宅の価格や引っ越しの挨拶品の内容で、マウンティングするあたりは面白かったです。ただ、終盤は何が何だか…気が付けば誰もいなくなった系(^-^;。あちこちに話が飛び、なんだかわからないうちに読み終えていた…感じでした。でもねぇ…真梨幸子さんの作品って読みやすく先が気になり、どの作品でも一気に読めちゃうところがすごいところ!そう思います。
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かつて大量殺人が起こったという噂だけが残るマンションの跡地に建てられた5軒の建売住宅。東京S区にしては格安なその家に惹かれ、引っ越してきた住人たちに起こる様々なトラブルはやがて、とんでもない事件に発展することに。いつもどおりのイヤミスながら、どこかしら突き抜けて笑いすら感じさせられるミステリです。
「東京S区」ってそんなにすごいのか? あるんですねえ住所マウント。しかし「東京S区」といえど実際は辺鄙で不便な立地であり、しかも引っ越し早々に起こったいざこざの数々に憤慨し、疲弊していく住人たちの姿は笑えるようでもあり、恐ろしくもあります。どの家庭も全然平穏じゃない……引っ越しの挨拶品のくだりはすんごく面白いのですが。これ、当事者だったら笑えませんよね。個人的にはエルメスの付箋って要らないものの筆頭かもしれません。
やがて起こった事件と、それに振り回される住人たちを見舞う惨劇には驚愕。どえらいことになってしまうなあ。そしてこの土地にまつわる因縁もようやく語られ……ほんっとに嫌だわこれ(褒めてます)。よくあるおどろおどろしたお屋敷ホラーの方が怖いけれど、ここまで嫌じゃないよなあ。
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登場人物が多く、視点もたくさん変わり、理解するのに時間がかかった。嫌な感じの女がたくさん出てくるのが真梨さんらしいと思った。
もし引っ越すことになったら変なマウントや自慢話はせず、隣人とは上手くやっていきたい。
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真梨さんの容赦のない殺しっぷりが素晴らしい。さっきまで嬉しかったり小さな悩みがあったりと普通に暮らしていた人々があっという間にバッタバッタと死んでいく様は清々しいほど。いつどんなことで人生が終わってしまうかもしれぬ…そこそこちゃんと生きようと思った次第。
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東京都S区の5軒の分譲建売プロジェクト。そこに移り住む住民の驚愕の物語。元々大量殺人事件があったとされる都市伝説の曰く付き跡地。そのうちの一軒で起こる腐乱死体と異臭騒ぎ。更には別の家で主婦が狂ったように死ぬ。狂犬病なのかコウモリによるウイルスが原因なのか次々に人が死ぬ。時系列的に前後し混乱したが、過去の出来事が伏線として謎の解明につながり比較的サクサク読めた。そして、過去の大量殺人の真相と隠蔽が明かされ、今回の住民死亡の原因も。引っ越しの挨拶の品の非常識なほどの高価なこと。されどハムは恐い。