紙の本
インドの曼陀羅外交
2023/08/09 06:14
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人口世界一位になりGDPも遠くない将来、日本を抜くだろうと言われているインド
ウクライナ侵攻にも中国ともロシアともつかず離れず、独自の姿勢を保つインド
インドを知らないと日本の未来はない
しかし、インドの歴史は長く人種や宗教が入り乱れて日本人にはわかりずらい事が多い
入門書として書かれているが、それでも難しい事が多かった。
まずは「インド」に興味を持つ事からはじめようと思う
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
是々非々の外交を展開し世界最大の民主主義国家を標榜するインド。中国と共にロシアのウクライナ侵攻により利益と役割が増大したインド。頂点は見えたか?
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【キープレーヤーはインドだ】今まさに激突する「一帯一路」vs.「自由で開かれたインド太平洋」。?新グレート・ゲーム?のキープレーヤーとなるのはインドだ。
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インド、中国、日米の現在の軍事・政治・経済・社会などの構造を中心的に解説したもの。
インドの実態はほとんど日本人は知らない。しかし、世界最大の人口と経済の急成長がプレゼンスを強めている。どの国とも強く結びつかないという外交的原則も日本ではしられていない。
字の読めない人が25%近く現在でも居るとか貧富の格差が大きいなど多数の問題も存在する。
中国、インドという巨大な国が急速に経済や軍事そして外交力を高めている。その内容を深く知らねばならない。
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まあ、ぶっちゃけると「インドはインドの都合で動く」って事なんだが、その「インドの都合」についてもう少し丁寧に解説してくれている。
ただ
・「第三の大国」って、もうロシアは大国扱いじゃないのねw
・インドと中国が争う時間はとても短いと思うよ(中国に残された時間はごくわずかしかない。これから発展していくインドとはあっという間にすれ違うだろう
・インドの都合と「こちら側(日米欧)」の都合をうまくすりあわせられるとよいのだが。
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内容としてはインドと中国が半々といったところ。
世界的にプレゼンスが増すインドの過去と現在、そして建国100周年での先進国入りを目指す今後25年のビジョンが書かれている。
独立後のインドの歩みには、「債権帝国主義」中国との摩擦、ロシアとの長きにわたる関係性、アメリカとの協調などが複雑に絡み合っていることが知れた。
・一帯一路に対するインド太平洋構想
・クアッド
・中東、南アジア諸国との経済的連携
・中国・パキスタンに対抗する為のロシア関係
・米日との協調
複雑に絡み合う各国の思惑を、実利によって判断し、今後100年のグレート・ゲームを制そうとするインドを注視したい。
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本書は、インドの国内外の事情を中心に書かれたものかと思い読み始めたが、全編のほとんどがインドと中国の鍔迫り合いについて書かれたもので、インド独自の国内外事情の記載はわずかであった。
インド国内外事情について興味があったので、本書の内容は自分の想定外であったが、世界のどの位置においても世界の中心がアメリカから中国に移りつつあることが改めて理解できた。
本書の内容については、巷でいわれていることの焼き直しで目新しい話はあまり見受けられなかった。
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ユーラシアとインド太平洋を俯瞰して南アジアとインド洋を中心とした地域の動きが描かれていた。インドの一般国民の生活には触れられていなかったので、せっかく興味を持ったのでそちらも新書を探そうかな。
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南アジアやインド洋での、インド太平洋戦略や一帯一路戦略の動きと、それらへのインドの対応とその背景にある思考を分析している。
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あまり低評価はつけませんが2に近い3です。
事実を並べてインドについて書かれてあるものの、著者の分析や意見が全体を通して少なすぎました。
そのせいか読み終わった後に何の印象も残らなかったです。
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「インドの思考」と題しているが、中国(含む一帯一路)に関する内容も多く、もっとインドのことについて理解することが出来ると思っていた。一方で、中国との関係性や日米との関わり方などの独自ポジションを築いていることを理解できた。
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丸善にて目に止まり、購入。
日本やアメリカだけでなく、中国ロシアといった国との関係も採り上げており、インドという国を外交面から知ることのできる一冊と感じた。
人口で中国を上回り、エネルギーに溢れる国であるインドは、他の大国も見逃すことのできない大きな存在と思うので、今後も書籍やニュースなどで情報を得ていきたいと思う。
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インドよりも中国の記述の方が多いのでは?
ウクライナ侵攻に対するロシアに対し、非難しない態度で世界に衝撃を与えたインドへのなぜ?どうして?への答は無かった。
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今現在インドとビジネスをやっているが、一緒に良いものを作り上げようという熱意が感じられず、ひたすら良い条件を引き出そうと取引してくるインドとは、正直付き合わないほうがよいと思う。
実務で毎日ため息ばかりついているインドとのプロジェクトに関わっている身からすると、インドと仲良くするメリットを感じられない。
それもそのはず。
インドは外交上も明確に仲間を作らず、その時々に応じて最も自国にとって利益が大きいほうを選んできた。
本書の結論では、中国の台頭を抑えるためにはインドが重要な国になると予想している。
それはそうなんだろうけど、インドと仲良しになるのは別の国に任せられないかね。
ぶっちゃけ、インド人より中国人のほうが話が分かると思う。
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インドと中国の外交を主軸に書かれた本。
1000円するが内容は盛り沢山。
ただ、「だから何?」「それによってどのような未来をあなたは予想してるの?」と言いたくなるような事柄の列挙が気になる。
あと、コラム1,2,4,6は参考になった。