紙の本
お酒を飲みながら読むといい
2023/05/21 08:42
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
お酒にまつわる短編アンソロジー。日常生活にお酒の占める割合は多くないけれど、日々の小さな癒しや、心が大きく動かされる時の重要なアクセントして、存在するのかもしれない。誰かと一緒にいながら口にするお酒は、心の中を洗い流す作用もある。アンソロジーの中にある個々の物語は、そこに登場するそれぞれのお酒により心に残りやすくなる。アルコールが恋しくなる物語集でした。
紙の本
ほろよいどころではない
2024/02/14 11:34
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
全作品、なかなか濃かったと思う。
特に濃かったのは牡蠣の話。
濃厚だった。
違うアンソロジーでも通用する。
紙の本
通勤電車で読むのがちょうどいい
2023/05/26 14:58
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
青山美智子さんが好きなので、一話目が一番よかった。
あとは、そこそこ。
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お酒にまつわる女流作家たちのアンソロジー。優しい物語に溢れていた。青山美智子さんのの「きのこルクテル」、朱野帰子さんの「オイスター・ウォーズ」が特にお気に入り。
p.292 「どうぞ気になさらないで、いっぱい泣いて構いませんよ。色んな気持ちを吐き出すために、お酒を飲むんですから」
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お酒をテーマにしたアンソロジー。
お気に入りは青山さん、奥田さん。
「きのこルクテル」
フリーライターの永瀬は、取材先のバーでバーテンダーをしているいづるに惹かれ始め…
下戸だけど、いづるに近づきたくて頑張る姿が微笑ましかったです。
そして取引先の出版社で、ピンチヒッターで安く使えて断らない奴とキッパリ言われてしまったのが痛かったです。それでも、バーに通うようになっていづるとの距離も近くなってきて、実はいづるにも秘密があった事が判明。上手くいって欲しいです。
「きみはアガベ」
中学生の凜子は、幼馴染に彼女ができ、連絡先を消して欲しいと頼まれ…
連絡先を消してと言った彼女の気持ちも判らないでもないですが、凜子の態度も頑なで、思春期特有の潔癖さが危うい感じもしました。同じクラスの男子に告白されるも断ったのは仕方ない気がしました。
叔父の圭一郎の過去の恋も苦い思い出で、今の付き合ってる人との穏やかな時間が長く続けば良いなぁと思ってしまいました。
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シリーズ第2弾。
大好きな女性作家さん達の短編集なので、楽しみにしていた。
期待を裏切らず、どの作品も面白かった!
甲乙つけがたいけど、青山美智子さんの「きのこルクテル」が一番好きかな。
このシリーズ、やっぱり「ほろよい」っていうところがポイントで、普段隠している本音がお酒の力で見え隠れするところが面白い。
また次作もあるといいな。
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1作目より面白かった
アンソロジーは作品ごとに
慣れるまで時間かかるけど
割と似たテイストの作品が
揃っていたから
疲れなかった。
シリーズ化希望
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感想
特別なことは起こらない。赤提灯に誘われて、期待感を胸に、今日も呑みに。帰りはもの寂しい。だからまたやって来る。誰に言われるでもなく。
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「お酒」をテーマにした小説集第2弾は初めまして。の作家さんばかりでした。
「お酒」がテーマということもあって甘いだけの話ではなくてほろ苦い感じもします。
一穂ミチさんの「ホンサイホンベー」で、主人公の恋人を勝手に異性だと思い読み進めていたら最後に同性と分かって、私は恋人=異性同士と思い込んでいるところがあるのかと思ってなんだか、まだまだ偏見があるのかもしれないなと思ってちょっとヘコミました。
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お気に入りの作品は、
『きのこルクテル』『ホンサイホンベー』『きみはアガベ』
とくに、ホンサイホンベーがお気に入り。
『タイムスリップ』もなかなかよくて、日本酒が呑みたくなってしまうほど。
ほろよい読書おかわりで、お酒がでてくるお話だけど、
お酒が呑めないっていうのが、良かった。
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今はお酒呑めなくなってしまいましたが、昔は大好きでした。
まぁ、呑めたとしてもワンオペ介護の身なので呑めないですけどね。
どの作品も楽しかったです。
せめてカクテル一杯でもいいから、落ち着いた呑みたいなぁ。
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「ほろよい読書」の第2弾。
収録作品は次の5作
『きのこルクテル』 青山美智子
恋愛もの。バーが舞台。きのこの栽培。
『オイスター・ウォーズ』 朱野帰子
お仕事系。SNSでの恨みは怖い。
『ホンサイホンベー』 一穂ミチ
亡くなった父の再婚相手の女性との対峙。どこまで本当でどこから嘘なんだろう?と思いながら、やはり、女はこわいー!と思った。
『きみはアガベ』 奥田亜希子
これが一番好き。中学生の姪っ子の恋愛観と主人公のおじさん・圭の過去の恋愛の回想が同時進行していくのだが、この姪っ子の凛子ちゃんの恋愛観が良い。男と女はなぜすぐに付き合うとか付き合わないとかの話になるのか? 幼なじみの男の子に彼女ができたら急にメールさえできなくなった。なんで? 恋人同士は束縛するものなの? 多感な青春時代に自分の考え方と向き合う凛子ちゃんの声をみんなに届けたい。
『タイムスリップ』 西條奈加
美味しそう! 楽しそう!
いつもと違うお店で美味しいものを食べて、気持ちを整えるのも大事。
私は全くお酒は飲めない。飲めたら、利き酒とかしたかった。ワインの飲み比べとかも。料理に合うお酒を探すのも楽しそう。美味しそう。
飲むこと、食べることをメインではない描き方をしていた奥田亜希子さんの作品が気に入りました。要チェックの作家さん。
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お酒を絡めたアンソロジー第二弾。上手いなぁ面白いなぁと何度も思いつつ読了。お酒がさまざまな形で物語りに組み込まれていてアンソロジーならではの楽しさをたっぷり味わった。じんわり沁みる話も少しスリリングな話も程よいボリュームでそこも良かった。作家さんたちの個性を知って、今度は長編を読んでみようかと新しい扉を開くキッカケになるかと。
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ほろよい読書も楽しんで読んだけれど、おかわりもとても楽しめました!
前回もそうだったけれど、ほろよいシリーズは新しい作家さんと出会えるいい作品だな、と。
どの話しもお酒が出てくる訳だけど、そのお酒を少し味見してみたいなと思わせてくれるから作家さんはやっぱりすごい。
・「きのこルクテル」DMのやり取りがなんとも甘酸っぱくて、微笑ましくて、ルクテルという名前も素敵
・「オイスター・ウォーズ」まさかの展開でハラハラしながらも牡蠣の描写が美味しそうすぎて夜中に読むものではなかった…。(笑)牡蠣を食べるまでこの気持ちはおさまらないでしょう。
・「ホンサイホンベー」森の中のお家で秘密裏で行われる2人のやり取りを想像しました。会えない時間に思いが募っていたんだなあ。
・「きみはアガベ」凛子ちゃんがかわいい!圭くんはそりゃ色々やってあげたくなるよなあという可愛さ。
・「タイムスリップ」最後は私も一緒に狐につままれたような気持ちになりながら、久しぶりに日本酒飲みたいなあと思いました。
どれとは選べないけれど、今作を通してきみらアガベの奥田亜希子さんの他の作品を読んでみたくなった。
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●なぜ気になったか
気になる作家さん5名の短編集。お酒は飲まない身ながらも、各物語中の人間関係の機微を堪能できそうなので読んでみたい
●読了感想
どれも面白かったが、お初の奥田亜希子さんのが一番楽しめた。複数の作家さんの短編集、気に入る作家さんとの出合いという最高の結果が得られた
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23/5/10出版
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