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紙の本
旅路の終わり
2023/07/07 18:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
プリニウスの物語が終わってしまって寂しい。
プラウティナの来しかた、リウィウスが実父の事を知る機会はあるのか等気になるし、オト等ネロからウェスパシアヌスの間の時代も語られなかった。
ウェスパシアヌスとプリニウスのシーン
こんなにじいちゃん同士の会話が続く漫画ってあまりない(笑)
カラッとしたウェスパシアヌス プリニウスの態度を見ると楽しい人なんだろう。
彼の時代をもう少し読みたかった。
プリニウスの最後 わかってはいたが…
地球そのものを愛した自らの人生を肯定して逝った。
言わば伴侶は地球。
そんなプリニウスみたいな人が1人くらいいてもいい。
その場にはいなかったが最後の旅にフェリクスさんがいてくれて良かった。
マリア、ミラベラ、ガラスを連れたあの子が再登場。
あの子とプリニウスの再会は見たかった!
ちょっと駆け足なラストは少々残念。
巻末の対談
方向性の違う知のぶつかり合いで切り合い。
そこから生まれた「プリニウス」
自分はそんなこの作品が好き。
紙の本
偉大なるプリニウスの荒々しい状況下での静かな終焉
2023/07/23 21:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
話が淡々と進む盛り上がりのない一巻で、プリニウスが静かな最期を迎える。火山の描写をはじめ、描画の見事さと端正さは全巻でのNo.1であると思う。
電子書籍
自然の営みは、ちっぽけな人間の意志なり欲なりには構いもしない。
2023/08/07 14:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:noni - この投稿者のレビュー一覧を見る
なればこそ人間は愛おしく、自然は汲めども尽きぬ知を与えてくれる…というところかしらん。主人と時を同じくしてガイアもまた永遠の眠りに…なら物語としては収まりがよいが、きっと「ガイア」はそんな我々の都合などお構いなしにぬくぬくと昼寝したり、ふとした折に死んだりするんだろうな。いずれ『博物誌』を手に取り、ポンペイも訪れたいものだと思った。大尾。
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