それほど悪い妻かな
2023/12/29 17:20
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんなに悪い妻なんだろうと思いながら読み進めましたが、それほど悪い妻とも思えませんでした。勝手にミステリーかなと思いこんでいたのも原因かもしれませんが。
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【わたしが悪い妻? じゃあ、あなたはどんな夫なの?】夫公認の下、恋人と自由な時間を過ごす妻。夫の職場でディスられる妻。男と女のカタチを切り取った激烈な短篇集。現代の「悪妻論」。
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2023/06/23リクエスト 17
西加奈子さん(作家)推薦
不幸な「悪い妻」は許されるが、
満たされた「もっと悪い妻」は断罪される。
この一言に尽きる。
最初の短編が悪い妻、最後がもっと悪い妻。
だけど、そんなもっと悪妻、のような生活を送ってみたい気がする。
続きが見えない話がいくつかあった。
本自体が薄いので短時間で読める。
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サクッと読めた。いろんな悪い妻を集めた短編集。
桐野夏生作品はほとんど読んでいるけれど、私はやっぱり長編が好きだなと改めて思った。
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どの話もみんなうっすら気持ち悪い。歪んでるみたいな…
でもどの話ももうちょっと読んでみたいような、やっぱり桐野夏生さんは長編が好きだな!
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短編集。
どの話も不完全燃焼と言ったらいいのだろうか…。それからどうなる?と別に気になる訳でもないが、どこか腑に落ちない感じが残った。
表題作は夫がいるが昔の彼氏と定期的に会う女性が主人公で、夫は女性のその習性を容認している。一夫多妻制が認められていない日本で育ったこともあり、私だったらパートナーのその様な行動を容認することは難しいと思うのだが、実際そうなってみないことには分からない。容認する前に離婚しそうな気はする。
この女性は夫も元彼も同時に愛せる自分に酔っているだけではないだろうか。勝手にしてくれ。
別の短編では、夫がバンドをやっている女性の話で、夫のメンバーがやたらMCで女性をディスるというこれまた不快な感じである。ディスられる女性が可哀想と通常なら思うが、この女性に対してはそんなに憐れみの気持ちが湧かない。ふてぶてしく、逞しく生きていくのではないだろうか。巫山戯た名前の娘が曲がった子に育たたないと良いが。
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女のドロドロとした部分を描くのが上手い。女性と付き合う前にこの人の著書を2.3冊読むだけで女性不信になれそう。短編集なので悪女っぷりがいつもよりマイルドになってたのが救い。
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短編集。サイン本買えて嬉しい笑
目立った悪行をしているわけではないが冷酷だと言われてしまうような妻たち。世間では割とありふれた妻像なのかもしれない。
桐野先生らしさはなく物足りなかった。
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桐野さん「アンボス・ムンドス」は昔読んだ記録があるが全く覚えていない。高い筆力で男女の機微を豊かに表現される方、というイメージが間違っていないか確かめるために読みたい
#もっと悪い妻
#桐野夏生
23/6/23出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
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短編ではあるがそれぞれ毒気も
あり、オールドボーイの最後のオチは
愛も最後は金に取って変わる皮肉さ。
女達の真の恐ろしさもこの短編の
醍醐味だ。
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これは酷い。単行本にしてはいけないレベル。桐野氏はやはり短編では面白さが全く書けない作家さん。読まない方がいい、時間のムダ。
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もっと悪くていい。
「悪い妻」「武蔵野線」「みなしご」
「残念」「オールドボーイズ」「もっと悪い妻」
6話収録の短編集はどれも適度に毒が効いていてリーダビリティの高さで一気に読める。
確かに『悪い妻』で、癖強めの人物が描かれているが、桐野作品を読み終えた後に感じる衝撃はなかった。
登場人物も、現実に存在しそうな人達ばかり。
リアルと言えばリアルだが容赦ない物語を書かせれば天下一品の桐野さんだからこそ、甘っちょろく思えてしまい、こちらが打ちのめされる程の悪を求めてしまう。
サラリと読めるが次作は痛烈なパンチを食らいたい。
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短編集。
表紙と題名からしてすごいパンチがきいたものを想像していたけど、さくっと読める感じの軽い話。
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小説雑誌に掲載されたごく短い短編6つを寄せ集めた短編集。小1時間で読み終わるボリュームのなさ。
ちょっとしたオチがある話や、唐突に終わる感じの話もあるんだけど、どれもなんだか中途半端な感じで物足りない。桐野さんに期待する毒も捻りも感じられない。
図書館で借りたからいいけど、買ってたらすごく損した気分になりそうな肩透かし感でした。
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桐野夏生さん大好きだけど、これは少しだけ物足りなさが…
なぜなら終わり方がすごく中途半端で、この先どうなる?と思いながら終わってしまうので不完全燃焼感がすごいからだと。
でも、やはり桐野夏生さんが書く人の生々しいしやダークな所は健在で、とにかく続きが気になってしまった。
1日で読めた。