投稿元:
レビューを見る
本屋大賞候補にノミネートされたこともあって本作を拝読いたしました。著者初めての児童書というジャンルでありながらも、名作ミステリーへの愛やミステリーの構造は、いかにも知念さんらしい作品であるなと思いました。
本作のストーリーとしては小学生が学校の怪奇事件を解決するというシンプルなもの。本作では登場プールに金魚がたくさんいた謎にミステリ倶楽部が挑むといった内容。
大人になったからか、派手なミステリー展開を期待してしまう自分がいましたが、子どものときに本作を読むとまた違った感想になるのかなと。読者への挑戦もあって、親子で話し合いながら楽しく読めるだろうなっていう想像はできました。
シリーズ化されるとのことで、次巻以降はそれぞれのキャラがよりフィーチャーされるようになって、面白さが深まるのかなと思いました。
それにしても児童書から本屋大賞候補にノミネートされるのは凄いですね…
投稿元:
レビューを見る
児童書初の本屋大賞ノミネート。今作で起こる事件と真相は子供らしくて微笑ましいが、「子供向けでしょ?」なんて思っていると、足元を掬われる。主人公たちのキャラクターも魅力的で引き込まれ、続きが読みたくなる。親子で読めるっていいね。
投稿元:
レビューを見る
たぶん?初の児童文学本屋大賞ノミネートということで読みました。ミステリー小説は今までに5冊くらいしか読んだことはありません。
個人的にミステリーの質はそんなに高くないと思います。勝手なイメージかもしれませんが、ミステリー小説はちゃんと繰り返し読めば、犯人や仕掛けが推理できて、解決編を読めば納得するものだと思っています。
今回の作品はその点においては、推理の余地がありすぎて、解決編を読んだ時に他の可能性も全然あるなーと大人の私にはモヤモヤが残ってしまいました。
しかし、あくまでも児童文学です。なんとなく敷居が高そうなミステリー小説の超入門編として、子どもたちがミステリーに興味を持つきっかけになること間違いなしです。学校の図書室で、友だちで集まってページを行ったり来たりしながら推理する姿が想像できます。
投稿元:
レビューを見る
2024年本屋大賞で9位だったので。
随分と子供っぽい表紙だなとは思っていたが、児童書だった。
勝手に本屋大賞は、大人の本だけだと思っていた。
書店員さんがすすめる本だから、児童書もありなのだが。
スポーツ万能の美鈴ちゃん、イギリス帰りの「ホームズ」天馬くん、
合気道が得意な陸くんの三人のミステリクラブが、
小学校のプールに金魚が泳いでいた謎を解くというかわいらしいお話。
それは良かったのだが、
いろいろ突っ込みたくなる自分のけがれっぷりを思い知らされた。
投稿元:
レビューを見る
ミステリー入門として良かったです
ただ 大人の書店員が子供に読ませようという下心(ごめんなさい)が引っかかる
子供が選ぶ本屋大賞なら気にならないが…
私自身 子供の頃 親から渡された本(作品忘れた)は その時点で興味マイナス1ポイント
そのお金で自分で買いに行きたいと思ったから。
友達から勧められたらマイナスにはならないが
読書は自発的行動の先にある楽しみなので
大人が楽しそうに本に向き合う姿を見せればいいだけなのかなと
ちなみに
本屋でこの本を指さして
面白そう〜と言っていた 小学生に
父親が
これ流行ってるのか〜位で
本屋大賞はたぶん知らない様子だった
しまった! その子に
この本面白いから図書館で探してみなぁと
言えば良かった
投稿元:
レビューを見る
子どもが読んだらさらにミステリーにのめり込めるような、推理の楽しさやわくわくを教えてくれる本だと思いました!
大人には物足りないのは当たり前やな笑
投稿元:
レビューを見る
児童書と思って侮るなかれ!
作者 知念実希人氏に言われたような心地良さで楽しく読ませて頂きました。
知念実希人氏が「大人のミステリ小説と全く同じ手法で書きました」と帯文に寄せてました。
ミステリファンが喜ぶ 読者への挑戦状形式にニヤニヤしてしまいました。
又、風景描写を読み解く能力、人物名を覚えるのが苦手の自分としては(読書に不向き?)、絵本とか児童書を読んだ方が良いのでは?とまで思ってしまいました。
ネタバレはしたくないのですが、本書のあとがきにアニメルパン三世が好きだった少年時代「アルセーヌ・ルパンシリーズ奇巌城」を読んで読書の楽しさを知ったとの事
それを読んで、数十年前にタイムスリップした気持ちになりました。
そうそう 「奇巌城」読みました!
あと、「8・1・3の謎」とかあったよなぁって!(勿論、児童書の単行本シリーズ)
モーリス・ルブランは、フランスの作家さんですが、チョイチョイ イギリスの名探偵シャーロック・ホームズを登場させて、ダメ探偵って感じで書いちゃう。
コナン・ドイルは、イギリスの作家さん
こっちは、ルパンを懲らしめちゃう。
(ちっちゃい頃の記憶ですから、違うかも知れません)
少年時代の私は、知念さんと、一緒でルパン三世大好き!シャーロック・ホームズよりもアルセーヌ・ルパンが好きでした。
そういえば、読書のはじまりは、ルパンだった?
江戸川乱歩の明智小五郎よりも怪人二十面相が好きでした。
アガサ・クリスティと横溝正史はその後だったっけ?
とか急に思い出した作品でした。
投稿元:
レビューを見る
2024 本屋大賞にノミネートされた作品。
本屋大賞に児童書がノミネートされたのは初めてらしく 元々 知念実希人さんの作品も読みたかった(まだ1冊しか読んだ事なかった…)のもあり 図書館でたまたま見つけて借りてきた本。
児童書なだけあって ミステリの入口とするには 謎も入り組んでなくて 読みやすいだろうと思った。
ミステリトリオも それぞれの意外な良さ(特技?)もあったし 私は推理をちゃんと見抜けず…。
解決編読んで 納得。
まだ2巻(雪のミステリーサークル事件)もあるし、もうじき3巻も出るようだから 続きも読みたいなぁと思った作品でした。
投稿元:
レビューを見る
本屋大賞候補になったので読みました。
4年1組の生徒、柚木陸、神山美鈴、辻堂天馬の「ミステリトリオ」が活躍して学校で起きた事件の謎を辻堂天馬が解き明かします。
「夜の学校、プールにはなたれた金魚、誰が、なんのために?」ーうらすじより
読者への挑戦状もありましたが、私は全然遠くはなかったけれど真相までは辿り着けませんでした。
挿絵のイラストもとてもみやすくて楽しいです。
この本は実はもしかしたら一番下の姪が読むかもしれないと思い購入しました。
今年中一なので、ちょっと幼い気もしますが、私だって面白かったのだから、既読でさえなければ十分面白いのではないかと思います。(姪は小4でハリーポッターシリーズをひと月ほどで全巻読破しています)
最初のページに「ようこそ。ミステリ好きの人生へ」とあり、最後に天馬のミステリ小説紹介で、コナン・ドイル『バスカビル家の犬』、アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』『オリエント急行殺人事件』が紹介されています。私も小学生のときに読みました。もう一度読んでセットで送ってあげようかと思いました。
関係ないけど、今日の夕方から、一番上の姪がなんと、4年半ぶりに遊びにきます!
とても楽しみにしています。
先日、看護師の国家試験を受けて見事合格しました!
投稿元:
レビューを見る
本屋大賞ノミネートということで読んでみました。
実はこの本、去年一度子供に読ませてみたくて図書館で借りていたのですが、その時は子供の興味が湧かず読まずに返却してしまいました。そして、今回本屋大賞ノミネートということでリベンジ!
大人の私はサッと読み終わることが出来て
小学5年生の娘は時々クスッと笑いながら、スラスラ読み進めていました。
ミステリー小説としてはとてもライトなものでしたが、殺人などは起こらず子供と読了後に感想を話し合うにはとても良かったです。
終盤に『ぼくは読者に挑戦する』と5ページほど謎解きの時間をくれるので、子供は今までのヒントから犯人を当てるという謎解きの作業を楽しめていました。
シリーズものなので、他のものも見てみたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
『児童書で史上初 本屋大賞ノミネート』という帯を見て、しかも知念実希人さんが書いてると知って読んでみました。
大人の私でも面白く読めました!
可愛いミステリトリオです♫
投稿元:
レビューを見る
美鈴ちゃん、天馬君、陸君、仲良し三人組は、ミステリクラブを立ち上げている。
犯人は何となく分かった。
児童書なので、文章も分かりやすく簡潔に書いてあります。
ワクワクできるし、読みやすい。
最近、本屋さんがなくなっていく話が話題になるほど本屋の閉店が増えています。Amazonなどに注文すれば、本屋に足を運ばずとも本を購入できる時代になったり、電子書籍の登場なども原因でしょう。
でも本を読む人も減っているんだと思います。
ミステリクラブシリーズは、子供時代に読めたら、もっと楽しめたとおもう。一人でもたくさんの子供さんの手に届き、読書の楽しさを知ってもらえたらいいなと思う
投稿元:
レビューを見る
本屋大賞にノミネートされたという事で、子供の本棚から拝借して読了。
軽くミステリしてるし、子供向きの事件なのでまったりした感じでよかったですね。
小学生のミステリ入門としてはちょうどいいですね!
投稿元:
レビューを見る
2024年本屋大賞にノミネートされた作品なので手に取りました。小学校で起きる日常ミステリー。
小学生向けなので、とても可愛らしい内容でした。イラストも可愛い。
子供たちに進めたい作品です。
投稿元:
レビューを見る
恥ずかしながら知念さん初読み。児童書であっという間に読了。面白かった。そして本屋大賞ノミネート作全部読むチャレンジ4作目。児童書ノミネート初では?