紙の本
夜の図書館
2023/10/01 11:39
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この図書館は夕方から深夜までしか開いてない図書館。鬼籍に入った作家の蔵書をコレクション。入館料1000円。
特殊な図書館だから持ち込まれる問題も特殊。図書館員も特殊。
この図書館で出るお夜食が小説や物語の中に登場する食事で、とても美味しそうなのです。
紙の本
不思議さが全体に漂う図書館
2023/09/26 21:42
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕方から深夜にかけて開館している、故人作家の所蔵していた本を集めた図書館。
それだけでも特殊で不思議。
そこに就職している個性的ではあるが温かい人々と図書館に通う人々との色んなお話。
図書館員たちのお夜食が本に出てくるレシピからというのがおしゃれ。
現実にあったら訪れてみたい・・・
紙の本
もっとお夜食
2024/01/24 18:29
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
本と人とを繋ぐ、
色々な立場と過去を持つ人たちが集まる
夜間営業の私設図書館。
そんな素敵なシチュエーションでのお夜食、
もっと見たかったな。
紙の本
こんな図書館行ってみたい
2023/12/01 17:31
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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本と食が好きな私には、羨ましい職場!
最終話に、それまでとは違う展開がスピーディーに進んで急に終わったという感じ。
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夜の図書館
2023/08/30 15:21
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルにお夜食とありますが食がメインの話ではありませんでした。
夜の図書館では亡くなった作家の蔵書を扱っている。
そこで働く人、訪れる人の謎や秘密の話。
読み進めると段々と印象が変わってモヤモヤが増す感じ。オーナーの静かな狂気で成り立つ図書館。こんな図書館があれば訪れてみたいです。
紙の本
夜食がメインではない
2024/02/18 10:26
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通りではない。
夜食は出てくるけど、それらがメインとなる話ではない。
むしろ、夜食も含めて、登場人物、背景、展開、
すべてが中途半端。
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不思議な図書館の話。雰囲気は好きだけど、夜食の話は「添え物」だった。タイトルを「夜食」にするなら、もう少し夜食の話は深くてもよかったのでは。。
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私立で午後7時から12時まで開いている夜の図書館。
その図書館で起こった話。
そこの図書館に新入社員としてオーナーの面接をスカイプで受けた樋口乙葉。
図書館には寮があり、乙葉は東北の書店を退職して入社して寮に入ります。
図書館には食堂があり、本にちなんだ賄いが出されます。
第一話 しろばんばのカレーでは、おぬいばあさんのライスカレー。
第二話 「ままや」の人参ご飯
「ままや」とは向田邦子が妹にやらせたお料理屋。
ままやのコンセプトは女が一人でおかずで一杯飲んで仕上げに一口ライスカレーが食べられる。
第三話 赤毛のあんのパンとバタときゅうりではサンドイッチ。
第四話 田辺聖子の鰯のたいたんとおからのたいたん。
最終話 森瑤子の缶詰料理ではオイルサーディン丼。
職員の篠井弓弦の伯母の話は嘘みたいな信じられない話でした。
出てくる料理は確かに美味しそうでしたが、ストーリーには惹かれませんでした。
乙葉が抱いた最大のこの本の謎の答えは面白かったです。
でも、一体何の物語だったのかよくわかりませんでした。
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おいしそうなごはんと素敵な舞台。
もっと掘り下げてほしいなと思うエピソードが多かった。
少し影のある雰囲気が良かった。
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「図書館のお夜食」というタイトルに惹かれて読んだ。夜にだけ開く、作家の蔵書を保管・公開している珍しい図書館。
図書館で働く人たちやいわくつきの利用者など、個性豊かな登場人物たちがたくさんいて面白かった。
タイトルのお夜食も魅力的だけど、渡海さんが言っていた「図書館員と書店員と古書店員が一緒に働く場所」というのがより魅力的に思った。
世間的には利害相反してしまう立場の人たちが、本を守るという目的の元で働く姿が素敵。
続編もありそうな雰囲気で終わったので、期待して待ちたい。
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不完全燃焼感。
出てくるご飯は美味しそうだったが、ストーリーにもやもやが残る話だった。
原田ひ香さんなので読んだが期待し過ぎたかな。
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亡くなった作家さんの蔵書を集めた図書館。
夜だけ開館、要入場料、職員は寮完備でまかない付き(それも本にちなんだメニュー)って、そんなところで働きたい!と思った。
俗世界と切り離された感じがとても魅力的なんだけど、資金はどこから出ているのか疑問だった。
後半、理由が明らかになり納得。
でも終わり方がちょっと尻切れトンボな感じ。
それと、高城瑞樹の死の真相がよくわからなかったのだけど、私だけ?
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『夜7時から24時まで開館している「夜の図書館」。そこは普通の図書館とは異なり、亡くなった作家の蔵書が集められた"本の博物館"のような図書館だった。』
読書好きからしたらもう、わくわくの止まらないお話。
本屋さんで手に取ってみると装丁もとっても素敵で迷わず本棚にお迎えした一冊。
一風変わった夜の図書館。
もちろん(?)職員も利用者も一癖ある人達ばかりで、様々な謎と秘密が散りばめられてる。
すっきり解決した謎もあれば、解決しないまま、「結局どうなるんだろう…?」とモヤッとした気持ちの残る謎も。
「好きだけでは、乗り越えられない夜がある」とある通り、そんな一筋縄ではいかない部分もこのお話の魅力なのかも、と思う。
そしてやっぱり木下さんのまかないの場面がとても好きだった。
小説や物語に出てくるご飯の再現飯がまかないで出るなんて、もう、羨まし過ぎる!
『赤毛のアンのパンとバタときゅうり』を読んでいると、どうしてもきゅうりのサンドイッチが食べたくなったので木下さんの台詞を元に「きゅうりのサンドイッチとローストチキンのサンドイッチ」を作ってみた。
塩もみしたきゅうりとバター……と我慢ならずマヨネーズ少し。
シンプルに塩と胡椒でローストしたチキンにフレンチドレッシングを合えたサンドイッチ…はお手軽にスーパーのサラダチキン。
なんちゃって再現メニューだけど美味しかったな。
赤毛のアン、ずっと未読のまま大人になってしまったので一度読んでみたいんだよなぁ。
そんな部分も含めて、楽しい読書時間を過ごさせてくれた一冊だった。
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小説に出てくるお夜食が美味しそう!
飯テロ小説好きとしては、もっといろんなお夜食を紹介して欲しかったなぁ。
すべての登場人物の過去に触れているわけではないので、不完全燃焼感は否めない。続編があるのかな?
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"本×お仕事×ご飯"
この設定は私の好きが詰まっていると期待しながら読み始めた。
結果、うーん、少し期待しすぎたみたい
井上靖の「しろばんばのカレー」や、向田邦子の「ままやの人参ごはん」など、ご飯の描写が好きだったので、そのあたりをもう少し読みたかったな。