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江戸川乱歩って、ミステリー作家?
いいえ、それだけではありません。
日常に潜む恐怖と非日常。
どくとくの空気が漂う一冊は、彼への入り口です。
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全編通して、座敷牢的な怖さが漂っています。
乱歩=推理小説の先入観はこの作品でぶち壊されました。
是非「芋虫」を一読アレ。
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「赤い部屋」以外は読んだことがあったのですが、古本屋にてなんとなく購入。かの有名な「屋根裏の散歩道」「芋虫」が収録されてます。ぬおお圧巻です。この日本文学どくとくのゾクゾク感、たまらんです。この時代辺りの文学を読むといつも思うのですが、この人たちってどういう精神状態にあったんですかね。文字通り世界が違う……
どうでもいいですが、「赤い部屋」を読んでいるときに、ちょうど中央線乗ってました。思わず途中下車したくなった(笑)
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独特の陰湿さと謎を秘めて、初期の作品は失せる事の無い魅力を醸し出す。「人間椅子」と「芋虫」は今後も心をとらえて離さない一作。完成度高く、重暗く、そしてエロティック。
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芋虫で泣いてしまった。なんだろうユルスを見た瞬間バァーッと涙がでてきた。江戸川乱歩をなぜ読まなかったんだろうと物凄く思いました。古本屋に走ります。
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乱歩の「芋虫」は今までに味わったことのない感動を味わうことができました。
ミステリアスな中にも官能的な表現などが含まれており、面白かった!
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▼うお――――!! 超面白い!! 鏡地獄に入りたい! 人間椅子に座りたい! 芋虫見たい! 踏み切りでおばあちゃんに声をかけたい! 乱歩の世界に移住したいです。無理ですか。▼ミステリじたての二銭銅貨も歯ごたえがあって好き。▼子どもらしい稚気とおどろおどろしい見世物小屋の、めくるめく乱歩地獄でした。素晴らしい!(2006.12.17)
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「芋虫」「赤い部屋」「人間椅子」が特に好きですが、
傑作選と言うだけあってどれも読みやすいし面白いと思います。
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江戸川乱歩は小学生の時に読破した怪人二十面相シリーズだけかとおもってました。わからなさすぎた。視野が狭かった。
すごいです。ここまで自分を虜にさせた本には久しぶりに出会えました。
どの話も平均して面白いのでどれが好きとかそういうの無いです。お勧めです。文庫の表紙はいいですよ7.19
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友人の熱い薦めで読んでみた。
日本の探偵小説を確立したばかりでなく、数多くの芸術小説を作り出した、江戸川乱歩の初期を代表する傑作9編が収められている。
時代を感じさせない、クセのある小説がすごい。
そして、日本のミステリにおける傑作トリックの数々のルーツが江戸川乱歩にあるのだなぁと強く感じさせる9編だった。
特に『人間椅子』の引き込まれる展開、そして含みのあるラスト、果たしてどういうことなのか未だ判断がつかない。
明智小五郎が登場する小説をもう少し読んでみたい。
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全部のおはなしが全部、気に入りました。傑作選、だから馴染みやすい話が多いし、明智小五郎が出てくる話もみっつ?くらいあって入門編って感じ。あと芋虫で泣いた…。怖くて、乱歩のグロテスク趣味がすごい出てる話だけど、素直に感動して泣いた。ユルス、の文字を見たときぼろぼろ涙出てきました。江戸川乱歩だいすきです。
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乱歩の入門にと手にとって完全にノックアウト。グロくておどろおどろしくてもう一種の芸術ですね。「人間椅子」が好き。読んでいる時の心臓の鼓動が煩いったらなかったです。芋虫もいい。乱歩には夏の蒸し暑い夜がよく似合う。ああ、乱歩地獄が見たい。
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誰でも一度は聞いたことのある作家、江戸川乱歩。この本は『二銭銅貨』『二癈人』『D坂の殺人事件』『心理試験』『赤い部屋』『屋根裏の散歩者』『人間椅子』『鏡地獄』『芋虫』が収録された短編集。推理小説としてだけではなく、グロテスクさ、怪奇さどれをとっても面白いです。発想や設定が普通の人では思いつかないものばかり。本当に面白い。これを機会に江戸川乱歩を読んでみようと思える作品です。グロテスクな表現が苦手な人は『芋虫』は読まない方がいいかも。
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処女作「二銭銅貨」、「二癈人」、「D坂の殺人事件」、「心理試験」、「赤い部屋」、「屋根裏の散歩者」、「人間椅子」、「鏡地獄」、「芋虫」江戸川乱歩初期を代表する9編を収めた傑作集。
文句なしに面白い。
「二癈人」、「D坂」、「心理試験」をはじめとする推理小説の、トリックと展開の巧妙さ。
「赤い部屋」、「人間椅子」、「鏡地獄」、「芋虫」の芸術的恐怖小説における、人間の心理描写の奥深さ。
大正時代の小説が殆どだが、傑作は時代を超えてもなお傑作なのだと、改めて感じた。
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一見さらりとした幻想のなかにドロりとした粘っこいものが感じられる。取材ではなく、頭の中、精神で作られた物語なのでしょうか。内面が鏡張りの球体の中では何が見えるのだろう。