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紙の本
良い本です
2024/03/29 15:57
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が項羽と劉邦の物語を好きなのは、対決する2人とも魅力を持った人物だからです。劉邦はだらしないが勝者であり、項羽は人を愛する心を持つが、天に見放され敗者になる。ここが辛いところです。
紙の本
感動のフィナーレ
2021/12/04 22:53
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投稿者:某歴男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上中に続いて買いました!
劉邦と項羽のそれぞれの葛藤がこの回に凝縮されているような雰囲気でとても楽しく学ばせていただきました!
前編を見ていなくても分かるかもしれません!それくらい面白くてわかりやすいです!
オススメです!
紙の本
ストーリーの密度の濃さのみならず、司馬先生の蘊蓄語りの密度も大変濃かった
2021/01/23 19:41
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投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻の冒頭から韓信の活躍が描かれる。単なる兵力の大小ではなく頭脳を用いた韓信の戦いぶりは大変面白く、読んでいても膝を叩いて「天晴れ韓信!」と叫びたくなった程だ。また戦いに弱くて逃げまくる劉邦の姿も大変人間味豊かに描かれており、司馬先生の筆力にはいつもながら圧倒された。
後半から大詰めにかけて弁士侯公が登場し、常人とはかなり違った自身の生き方の哲学を語り、それのみではなく項羽との和平交渉にも登場し、そしてそれを成功に導く。普段の人付き合いの巧拙と、確固たる信念に基づいた弁士の透徹した将来眼とは全くリンクしないことをこの侯公の生き方から学び、考えさせられた。司馬先生に感謝する思いである。
本巻には桑原隲藏博士による「中国の食人風習研究」について紹介した一節がある。私も同博士の論文「志那人の食人肉風習(大正8年)」を読んでみた。それによると中国人の食人の動機は
1.凶作
2.戦時下の兵糧不足
3.嗜好
4.憎悪・怨敵
5.疾病治療
の5つがあったとのこと。この一つの例として本巻の一シーンが挙げられていたのには驚いた。また吉岡郁夫教授の日本における食人についての論文も拝読した。この巻を入り口として学べたことは多く、また司馬先生の蘊蓄に大いに興味を惹き込まれた一冊であった。
電子書籍
項羽と劉邦
2017/03/04 20:43
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投稿者:shirai8128 - この投稿者のレビュー一覧を見る
王とはいかにあるべきかを考えさせられる小説で、現代にも通じる所があると思う。司馬さんの作品の中でも、私にとって一二を争う好きな作品である。