紙の本
いいねえ
2023/10/19 12:09
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナも乗り越えて、ウクライナ情勢に気をもみつつ、
それでも営業を続けるビストロ。
掌編なんだけど、それぞれ読み応えもある。
ドラマ化もレシピ本も知らなかった。
紙の本
ビストロ・パ・マルシリーズ
2023/12/24 14:38
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ化もされたビストロ・パ・マルシリーズの4作目です。毎回おいしそうなお料理がたくさん出てきて、食べに行きたくなってしまいます。なかなかビストロに行く機会はないのですが、こんなお店が近くにあったらいいなと思わずにはいられません。
紙の本
コロナの中のパ・マル
2024/02/21 14:14
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍の中で悪戦苦闘するパ・マルの面々。
「クスクスのきた道」「未來へのフロマージュ」「モンドールの理由」は希望を感じさせるエピソードで読後感が良い。
「知らないタジン」
あのこじらせた男性は別の場所でまた似たような真似をするのだろうか。
自ら幸せから遠ざかる人というのはいるものなのだ。
「幻想のフリカッセ」
事実上シャルロットシリーズの一編の後継エピソードみたいなストーリー
異性に勝手に幻想を見て無理に当てはめた挙げ句それを強要する…
息子たちが父親のコピーになってきているのがやりきれない。
「間の悪いスフレ」
両者とも相手にとって好ましい自分を演じていたのは確か。
それにしてもサプライズは自己満足だからやめたほうがいい。
「ペラベッカという名前」
ひたすらマジョリティに寄せていく事によって出てくる歪み。
それではあの店はみんなにとって居心地の悪い場所だっただろう。
コロナ禍の中でも美味しい物のために、それを食べる人たちに喜んでもらうために頑張っているパ・マルの面々に安心した。
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大好きなビストロ・パ・マルシリーズ。
今回はコロナ禍で売り上げが心配されましたが、やり手オーナーのお陰で何とか乗り越えられてホッとしました。
お気に入りは「幻想のフリカッセ」
料理上手で家事も育児もパーフェクトな母が、急に家事の手を抜き始めた。あれだけ美味だった料理も市販のタレやルーを使い始めて…
息子サイドだと判りませんでしたが、母サイドから見ると変わったのも納得でした。元シェフな母なら市販のルーでシチューなんて作らないでしょうね。それを当たり前に育った息子達が、他人に強要するのも容易に想像がつきます。それをした事によって浮き彫りになった旦那の裏側。離婚して正解でしたね…
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第4弾でも三舟シェフの推理が冴えてて、ビストロ〈パ・マル〉のみんなに久しぶりに会えて嬉しい。
コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、物価高、円安という暗いニュースを物語に反映させてて、パ・マルが本当に存在している様な気分に。
そんな中でもがんばる飲食店の事情と様子も書かれている。いつも美味しそうなフランシス料理がたくさん出てきてお店に行ってみたい。
現代ならではの多様な考え方や価値観などの気付かないことにハッと気付かせてくれた。
今作も面白かったし、また続編を読みたい。
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コロナ禍での『パ•マル』の物語でしたね。
フランス料理、好きです(^^)
同じようなビストロが近所にあるので、ランチやディナーで記念日には出かけてましたね。
私はコンフィやオマール海老が好きだったりしますが、ランチのデザートのカボチャのプティングが一番好きかも。
コロナ禍からロシア•ウクライナ戦争、円安で問題も山となってる感じでしたが、美味しそうな料理と謎ときに大満足です。
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シリーズ第4弾。
変わらないビストロ「パ・マル」のメンバーだが、その「パ・マル」にもコロナの影響が・・・
非常事態宣言で思うようにお店が経営出来ない中、「パ・マル」でもテイクアウトを始めたり、料理教室を開催したり、様々なアイディアで困難を乗り切る。
そんなイレギュラーな中にも描かれる小さな謎。
決して高くない「パ・マル」のテイクアウトのお弁当を遊歩道で一人で食べる少年の目的とは?
料理教室に一人で参加し、始終不機嫌な表情をしている男性の心中とは?
些細な謎をシェフの鋭い観察眼で見抜いていくのが、やはりこのシリーズのいいところ。
営業形態は変わっても、シェフは変わらず・・・と言ったところか。
コロナが落ち着いた後半では、ウクライナ侵攻による物価高が飲食店に与える影響は赤裸々に描かれており、社会問題としても、考えさせられる内容になっている。
それにしても、本のタイトルになっている「間の悪いスフレ」
あまりにもその通りで、思わずクスリとしてしまった。
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面白くて一日で読んじゃった
シェフやスタッフ達がドラマを見ていたから声も容姿も想像しやすくて楽しかった
ドラマも第2弾があればいいんだけどなぁ
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本の題名でもある「間の悪いスフレ」が1番好きだった。料理がうまく話に関わっていて、読後感も前向きになれる。
他の話はやや終わりに尻切れ感を感じるものもあったけど、やっぱり、出てくる料理が美味しそうで、それだけで楽しくなります。
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シェフは名探偵シリーズの4作目。
下町にある小さなフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルも今回はコロナ禍。
夜の営業ができないのでテイクアウトを始めたり、料理教室をしたりと試行錯誤している様子が伺えた。
無口な三船シェフと個性豊かなスタッフの日常の中で行われる、ちょっとした謎解きが今回も楽しかった。
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あぁ、ここにも「あれ」の影が、、、
そんな中でもパ・マルの面々は、変わらない。
三船シェフの慧眼はあいかわらず冴えわたっているし。
表題作「間の悪いスフレ」が特に好き。
「クスクスのきた道」でのシェフにも拍手。
あの試練を乗り切ったパ・マルのお話、また次も読みたい。
でも、今回は、ちょっと結末が中途半端なものがあったような。料理教室のあの男性の件とか。
え、そこで終わってしまうと尻切れトンボでは、と思えてしまった。私の理解力不足かなぁ。
そこがちょっと残念。
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「完全に偏っていない人などいないし、公平な心を持つことは難しい。」
渦中にいる人には自分の歪みや無知や、
思い込みには気がつきにくい。
周りが指摘してくれるとは限らないし、
指摘してくれた人だって偏っているのかもしれない。
だから、謙虚に。自分を省みること。
耳の痛い意見に感謝して耳を傾けること。
「素直にいろんなことを知ることが、自分を変える第一歩ではないか」
よく磨いた鏡の様に、
でも押しつけがましくなく
自分を振り返らせてくれる小説。
素敵な料理が添えられて、なおよし。
こんなビストロが現実にあったら、
更によしなんだが?
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「パ・マル」にもコロナ禍や物価高騰の向かい風が吹き始めるとは。
レストラン業界の大変さが読み取れて心苦しくなる一方で、変わらず美味しい料理と素敵な食事の時間を提供し続ける「パ・マル」の4人の、付かず離れずな連帯感が心地よかった。
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コロナ禍で厳しい状況の飲食店業界、<ビストロ
・パ・マル>でもテイクアウトメニューを考えたり、
料理教室を始めたり。そんななかで、名探偵シェフの
まわりには謎がいっぱい。全7編を収録。
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今作も変わらない面白さ
ドラマの続編ずっと待ってます
コロナ禍真っ只中の不安とか緊張が蘇った
怖かったなあ、あの頃