紙の本
感動の完結編
2021/06/01 21:53
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投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
さてはて、そうこうするうちにプロの前座として高座へ上がることになるサダキチ。しかし、何か雲行きが怪しい。そして生き別れたオカン登場!なんやかんやのうちに、前座の役割もわかってきて…ゼニカネの悶着に、痴話喧嘩、サダキチの人生は、コテコテ人情噺の落語そのものでっせ。
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落語も漫才も面白いです
2021/05/18 15:16
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投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
落語少年サダキチこと忠志くん、今回は漫才のカピバラ兄弟と、落語対漫才の勝負に挑むことに。もちろん今回もタイムスリップして師匠に大事なことを教えられたり、思いがけないことも…。
にしても、朝倉世界一の挿画は楽しくて大好きです。
紙の本
子供のころは
2019/09/30 20:52
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
落語を見てもあまりよくわからなかった。それが小5で落語にはまる子供とか、ユニークで可愛いらしい。私も子供心に戻って落語にハマってみたい。
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いまや落語にどっぷりとはまってしまった落語少年サダキチこと清見忠志少年。今回は町内の老人会のお祭りで、落語を披露することに。しかも、同じ学校の漫才兄弟とお笑い対決する羽目に!?
そこへ、謎の女「ペン子」の影がちらつく(正体はだいたいあなたの予想通りです)。
漫才に負けず爆笑を獲る落語ネタはなんや!?「子ほめ」ではいかんのか!「住吉駕籠」は忠志の手にあまるやろ!と落語好きの読者はひやひやしながら読むことでしょう。果たして、忠志の選択は?
飄々とした粋梅師匠、忠志のマネージャー気取りの真一、口やかましいが愛情いっぱいの父・忠太郎も健在のシリーズ第三弾。作者も時々顔を出してますます楽しい落語小説。
読めば生の落語が聴きたくなる!桂九雀さんの解説も勉強になりますよ!
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田中さんの本は粉もんや馬子から始まり、落語のシリーズ、鍋奉行、浮世奉行など笑えるシリーズは制覇してきました。私には笑いのツボがドンピシャでかなり笑えます。大阪の笑いが好きな方は、共感していただけるのではと思います。ボケに突っ込みがよいリズムで仕込まれています。
このシリーズは子どもむけだったので、読んでいませんでしたが、このたび読んでみました。サダキチの調子のよさと優しさにキャラのたった登場人物が心地よいです。
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最近「ちりとてちん」を一気観したところでして、「地獄八景」を演る粋梅師匠が草雀師匠とダブって…ううっ。
そして、いつものように時をかける場面がかっこいい。
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漫才と落語、どちらが面白いかをカピバラ兄弟と競うことになった忠志は、大ネタ「住吉駕籠」の練習を始める。しかし、忠志は、江戸時代にタイムスリップして師匠の粋梅の「子ほめ」を見て気づく。「落語家にそのネタをやりこなす力がなかったら、どんなにおもろいネタも台無しになる。逆に、落語家に力があったら、どんな小さいネタでも爆笑させられる」。そして、「子ほめ」を演じることにする。老人会主催のイベントで、ついに対決したカピバラ兄弟と忠志は、お互いの健闘を讃え合い、勝負は引き分けとなる。
ところどころで笑ってしまうボケやツッコミが満載の軽妙な語り口の中に、お笑いの中における落語について、落語家の力量について、落語の魅力について考えさせられる物語だった。
特に粋梅とのやり取りは、いつも面白い。まず、粋梅が「関西の演劇場では、落語も漫才もコントも新喜劇も手品も曲芸もいっしょくたに見せてたんや。そこでの笑いは、まあ、なんと言うたらええか……お好みみたいなもんや。好きな具をなんでも入れてぐちゃぐちゃにかきまわして焼いたら、なんとなくまとまって、具をひとつずつ別々に食べるよりずっと美味い。どの具が一番とか決めつけんほうがええんとちゃうか。」と言う。
次に、粋梅の弟子が演じる「住吉駕籠」は退屈で、粋梅が演じる「子ほめ」では大爆笑をとるという場面を目の当たりにし、忠志は落語家の力量とネタの関係について考える。それで、忠志は「自分ができるネタをちゃんとやっていく、そこで笑いを取るしかない。」と心を決め、「子ほめ」に全力で取り組むことにする。
さらに、老人会のイベントでの「地獄百景亡者の戯れ」。すごく好きな落語が登場してきて、しかも粋梅が演じてくれて嬉しかった。また聴きたくなった。
江戸時代にタイムスリップすると、いつも取り組んでいるネタのヒントを、当時の生活から掴むのだが、今回は結局「住吉駕籠」はやめてしまうので、そういうくだりはなかった。それがちょっとだけ残念かな。
ペン子のくだりは、サブストーリーとして楽しめた。
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第三弾。
落語も漫才も、違った面白さだよね。
でも、競ってしまうのは、自分がやってる方が好きだからなんだろうね。子供だし。
真一があおるのはお調子者でありありだけど、大人があおっちゃだめだよね。しかも、その理由ってのが、、、
リーゼントにいちゃんが意外なところを見せてくれたシーンが好き。やるじゃん。
ペン子さんの正体、だと思った!
忠志も苦労が絶えないねw
粋梅師匠の落語、聴いてみたいなぁ。
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落語と漫才に優劣はなくて、どちらも魅力があるということ。
比較した見方ってあんまり意味がないかもな、って思った。
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今回も安定のおもしろさ!
落語もおもしろいけど、お話ももちろんおもしろいので、倍おもしろい。ぜひたくさんの人に読んでほしい!
今回は漫才vs落語という勝負に巻き込まれます。イベントでのトラブルに粋梅師匠が現れて…。かっこいい〜!!
さらに忠志のお母さんも初登場!
さぬきときつね→タヌキとキツネ(笑)