紙の本
フェイクニュースが人を殺す時代
2024/06/01 20:29
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットの情報が正しいのか誤りなのか、見極めるのは困難であるにも関わらず、これに陽動される人の多さに辟易する時代となりました。
そんな現代問題を題材にしたミステリー。
もともとはただの真面目な書き込みだったのに、時折フェイクが混じり、それが拡散され人が亡くなる事態に。ネットの世界が怖くなる、自衛防衛の在り方を考えちゃう。
紙の本
ジョロウグモノイト
2024/05/15 07:38
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
テーマはサイバー犯罪。ネット上の謎の人物、フェイクニュース。ストーリー展開にしても、定石を打っているような、「薄い」感じがしました。
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SNSによってデマを拡散され、自殺に追い込まれた高級旅館の夫婦。ほんの些細な気持ちでフェイクニュースを拡散するモラルの低さにゾッとしました。
罪の意識なんて殆どなくて、それを正義だと言う。誰もがなりうるその手軽に広めてしまうネットのあり方が怖かったです。
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今回は、ギリギリで犯人が分かりました!
いつも通り、面白かったです。
中山七里さんの次の作品が楽しみです。
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面白かった。昨今流行りのSNSでの「炎上」「陰謀論」などが議題。いいねを推しハッシュタグをつけ「石を投げているつもり」はない人達、けれど石は確実に投げられている。何万人がナイフを1mmずつ刺したからと言って、ナイフを刺してない事にはならない。何かを暴いたつもりになって、偽りの全能感正義感にひたる人たちのなんと愚かなことか。けれど現代人はSNSとは無縁ではいられない。誰もが簡単に投げれる石を手元に持っている。SNSが形を変えているかも知れない100年後200年後も人類は同じ事をしているのだろうか。
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なんかなー?先生得意の大どんでん返しが、無かったような?あったような?真犯人登場にセンセーショナルさが無かったような?
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見ず知らずの匿名の他人によるSNSでのバッシングや風評被害で自ら死を選ばなければならなくなるなんて、悔しくて、悔しくて、死んでも死に切れないだろうな…。
身近で、便利なネットだけど、本当に怖いよ。
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七里さんの作品は大好きだけど、リアリティがありすぎて憂鬱になることがある。
“そんなつもりじゃなかった”なんて一番聞きたくないもんな。
もはや「誰が犯人か」よりも「どう収集をつけるのか」の方が気になって一気に読んだ。
盲目的な正義ってホント怖い。
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犯人がわかるまではめちゃくちゃ面白かった。
今回はどんでん返しよりも、ネット社会への思いを
書くことを主眼に置かれたのでしょうか。
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警視庁サイバー犯罪対策課の延藤の活躍を描くミステリー。
最近の新キャラにしては割とクセが強くないほうだと思います。
警視庁ということで常連の葛城刑事や宮藤刑事が出てきましたが、ほぼ延藤の独擅場でした。
犯人もほぼ目星がついたので、ミステリーとしてはあまりひねりがないと思いました。
今後もシリーズ化されるか、警視庁物のゲストで登場されるかすると思います。
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ネット社会の新しい宗教ともいえる歪んだ正義を訴えるインフルエンサーの犯罪を描くことで、現代社会の問題点を抉る。犯人探しとしては今一つだったが、描いている題材は面白かった。
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SNSを鵜呑みにする現代人に対する警告。
フェイクニュースに操られ、考える力を失い、ある種のカルト信者のようになってしまうフォロワー。
この小説はこれらの問題を提起しており、一つ一つの小ネタも散りばめながら、深みのあるものとしている。社会派小説として読むべし。
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まさに自分の身の回りに起きている出来事を見ているよう。怖い。そしてリアル。
さすがの中山七里さん。期待に応えるだけの内容だった。犯人がちょっと意外というより、あっけない感じ。
二件の殺人事件は、殆ど小説の内容と関係ないから、何故描かれたのかイマイチよく分からない。
続編に期待します。
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影響力のあるインフルエンサーのSNS「市民調査室」と善良だが愚かなネット民が人々を不幸へと追いやる...。自分たちが人生の敗者であることを忘れるために他人を叩く人々を利用する「市民調査室」のねらいとは。最後まで犯人が絞れず疑心暗鬼に。それにしてもSNSに蔓延る悪意には辟易する。
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中山七里の新作ということで、いつもどおり、すらすらサクサク読めました。オチがちょっと物足らない気もしましたが、そこに至るまでの展開は十分な読み応えで通勤電車のお供にはぴったりです(時間を忘れさせる、という意味で)。
ネットの中傷が人命を奪った、というと芸能人の事例を連想してしまいますが、そういったものにもヒントを得ているんだろうなあと思わせました。