紙の本
浅井家再興の途は遠い
2023/11/13 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅井家再興を心の中に秘める遠藤与一郎の活躍が、歴史の流れの中で光る。長篠の戦を中心に、戦場描写はとても臨場感あふれる。「三河雑兵物語」の主人公も、物語の中に少し顔を出し、にやりとさせる。次は、本能寺の変か。
投稿元:
レビューを見る
武田信玄の息子、武田勝頼との長篠の合戦。
今回与一郎は「忠義」について考える。
そして、敵方だったが秀吉の武士としての才覚、人を使う才覚に感銘を受ける。
投稿元:
レビューを見る
浅井の忠臣・遠藤(大石)与一郎を主人公とする北近江合戦心得シリーズ第三弾。
ちらっと、本多平八郎の配下、植田茂兵衛も登場。
「三河雑兵心得」シリーズも読み始めた。
投稿元:
レビューを見る
越前の一向宗に潜入した与一郎は徳川家中の大賀弥四郎が武田勝頼を招き入れ謀反を行う事を画策している事を知る。大賀の暗殺を命じられた与一郎は自慢の弓で無事成功させ、秀吉の馬廻として取り立てられる。大賀暗殺により振り上げた拳を下ろせなくなった勝頼は長篠城を囲み、舞台は長篠の戦いへ。
投稿元:
レビューを見る
敦賀を拠点とした情報収集中の与一郎たちは、越前府中へ活動の場を移した。そこで徳川家康嫡男・信康の家臣が謀反との情報を得て、与一郎がその暗殺を実行。その功績により馬乗りの身分になる。秀吉軍の中で出世することに喜ぶ与一郎を見るのはちと複雑だ。長篠の戦いの場面の臨場感は著者の得意とするところだ。植田茂兵衛の登場でニヤリ。そして、後に信長公記を著す太田牛一まで登場! 於市からは和音の結婚・出産を告げられ、終章では於弦の懐妊を目の当たりに。これで与一郎は吹っ切れた……のだろうか?