長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉
著者 井原忠政
かつてない迫力の長篠合戦!シリーズ第三弾! 旧浅井家重臣の遠藤与一郎は、浅井家再興という本懐のため、羽柴秀吉のもと、足軽から再出発することとなった。 与一郎と、家来の弁造...
長篠忠義 北近江合戦心得〈三〉
商品説明
かつてない迫力の長篠合戦!シリーズ第三弾!
旧浅井家重臣の遠藤与一郎は、浅井家再興という本懐のため、羽柴秀吉のもと、足軽から再出発することとなった。
与一郎と、家来の弁造・左門の三人は、来る一向一揆討伐のための物見、そして姿を消したかつての恋人・於弦の消息を辿るべく越前に潜行する。そこで於弦が一揆の指導者・七里頼周の囲われ者となったという噂を聞き意気消沈する与一郎に、さらなる重大な情報が舞い込んだ。徳川信康の重臣・大賀弥四郎が敵方の武田勝頼と内応し、岡崎城を乗っ取ろうとしているというのだ。報せを受けた秀吉から与一郎にまた無茶な命がくだるーー「大賀弥四郎はおみゃあが殺せ」。
そして徳川家中が落ち着き、勝頼が兵を長篠城に向け南下させ始めたことを知った織田信長は、「武田を潰す好機」と設楽原にありったけの鉄砲と丸太を集めた。大普請の末に築いた長大な馬防柵の最前線、人馬入り乱れ、鉄砲玉飛び交う激戦場で、弓使いの与一郎らは活躍なるか!?
かつてないディテールと臨場感が迫る、お家再興戦国物語第三弾!
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題名の「忠義」とは
2024/04/03 08:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品の題名の「忠義」と言う文字が入っているが、忠義についての三種類の考察が述べられている。まあ明確にどれと決められるものではなく三要素が入り混じっているのであろうが、主人公は情緒的なものであるそうな。石田三成の「忠義」への考えがしばしば顔を出すが、将来の関が原への伏線だろうか?途中の上田茂兵衛のちょいとした登場は嬉しかった。
浅井家再興の途は遠い
2023/11/13 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
浅井家再興を心の中に秘める遠藤与一郎の活躍が、歴史の流れの中で光る。長篠の戦を中心に、戦場描写はとても臨場感あふれる。「三河雑兵物語」の主人公も、物語の中に少し顔を出し、にやりとさせる。次は、本能寺の変か。