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感情移入出来ます。
2024/05/21 13:34
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投稿者:かつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
箱根駅伝を題材にした小説を執筆するのに驚きましたが中継するテレビ局に注目したのもそこに目をつけたかと感じました。
文章が上手ければ自然と読みながら情景が浮かんできます。
読書の趣味はないがスポーツに関心がある方には是非読んでいただきたい一冊です。
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箱根好きにはたまらん
2024/05/14 06:52
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投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじだけは見ていたので、架空の大学が箱根を走る話だな、と思っていたら、まさかの学連!
大学の異なる選手たちがチームとなって箱根駅伝に挑む、なんてもう感動必至じゃないか。これはズルいほどの設定。上巻はチーム編成のところまでだが、読みやすくサクサクと進む。
一方の放送する側のテレビ局編も、社会人を書かせたらという感じでさすがに面白い。こちらもまだまだ展開がありそう。下巻が楽しみ。
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期待通り
2024/05/03 14:40
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投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸潤さんの作品はほとんど読んでますが、今回の箱根駅伝の話も期待通り楽しめました。ランニングが趣味なので、いつも以上に楽しめた気がします。
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まさに大作の力作。
池井戸さんが「箱根」を描くと、こういう風になるのか。
学生連合(学連選抜)を主役にした良作は過去にもありましたが、これもまた新鮮で面白い。
また、あの中継の舞台裏も興味深く面白い。
下巻でまさにスタートの号砲ですね。
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【池井戸潤最新長編! 逆境を、越えてゆけ】古豪・明誠学院。本選を2年連続で逃した崖っぷちチームを率いる青葉は、故障を克服し最後の箱根に賭ける。若人の熱き戦い、始まる。
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「ノーサイドゲーム」以来の池井戸スポーツ作品。
それもテーマは箱根駅伝。
これまでも箱根駅伝を描いた名作は多々あるが、この名作の中に入っていけるほどの間違いない傑作。
上下巻で描かれているが、上巻では学生選抜で集まれたメンバーが実績のない監督の元、葛藤していく姿が描かれている。
どこかのチームではなく、学生選抜にスポットライトを当てているところが、本当にいい。
いろんな学校の寄せ集めだからこそ、チームワークをどうやって作っていくのか、難しいし、そもそも記録の残らない学生選抜のレースに対する個々の想いの描写が絶妙。
箱根駅伝好きにとっては、溜まらない作品であることは確かだが、今まで読んだ箱根駅伝の作品の中でも異彩であり、今後の箱根駅伝の見方が変わる気がする。
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素晴らしい!実に素晴らしい作品にぶちあたったものだ!箱根駅伝のテレビ放映は毎年欠かさず観戦している。一度だけだが箱根に家族全員で一泊旅行に、その時駅伝とばったり遭遇したこともあった!上巻は寄せ集めの学生連合チームの出場選手の発表までの涙ぐましい物語、最後の最後には思わず落涙のお膳立てまで用意するとは心憎い!一気読みだ!
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やっぱり池井戸潤の小説は最高だな。
今回のテーマは「箱根駅伝」
母校も以前は常連校で何となく正月の風物詩的な感覚で見ていたけど最近はめっきり。。。
でも、この本を本で箱根駅伝の奥の奥を知れた気がします。また来年改めて見たくなったなぁ。
しかし、相変わらずの描写力とテンポの良さは逸品だな。
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選手や番組制作スタッフだけではない、スポンサーも熱い。
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おもしれーーーー!!!!!
箱根駅伝キチガイの私も大満足。選手たちだけじゃなくマスコミ(大人たち)にもスコープが当たるのがトテモいい。辛島さんカッコイイ。下巻も楽しみ。
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消防団の次は箱根駅伝。学生連合チームと放送するテレビ会社の立場からストーリーが展開する。障害を越えてチームが一つにまとまったところで下巻へ。オーディブルで早速聴けるのが嬉しい。
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趣味ランニング
正月はニューイヤー駅伝と箱根駅伝の三日間となれば、この本は読んで当然です!
試験のため、発売日に買えなかったのがもどかしかったけど、やはり期待を裏切らない。
まだまだレースが始まらず、その意味では盛り上がり・熱さに欠ける部分はありますが、下巻に期待、ということで!
とにかく本を閉じるタイミングがわかりません!
さぁ、下巻に行こう❗️
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Amazonの紹介より
池井戸潤の最新長編の舞台は、
「東京箱根間往復大学駅伝競走」――通称・箱根駅伝。
若人たちの熱き戦いが、いま始まる!
古豪・明誠学院大学陸上競技部。
箱根駅伝で連覇したこともある名門の名も、今は昔。
本選出場を2年連続で逃したチーム、そして卒業を控えた主将・青葉隼斗にとって、10月の予選会が箱根へのラストチャンスだ。故障を克服し、渾身の走りを見せる隼斗に襲い掛かるのは、「箱根の魔物」……。
隼斗は、明誠学院大学は、箱根路を走ることが出来るのか?
一方、「箱根駅伝」中継を担う大日テレビ・スポーツ局。プロデューサーの徳重は、編成局長の黒石から降ってきた難題に頭を抱えていた。「不可能」と言われた箱根中継を成功させた伝説の男から、現代にまで伝わるテレビマンたちの苦悩と奮闘を描く。
今回の舞台は箱根駅伝ということで、駅伝をテーマにした作品は多く読んだことがあるのですが、池井戸さんは学生だけでなく、駅伝を放送する人の活躍も描かれているのが特徴でした。
また、主人公の大学が予選通過で駆け巡ると思ったのですが、落選で学生連合として参加するということで、新たな駅伝を楽しめるのではと思いました。
同様な作品で、堂場瞬一さんの「チーム」があるのですが、比較すると、池井戸さんの方は、監督やコーチといったスタッフ側の苦悩も描かれています。スタッフから見たチームの戦略やチーム内のいざこざをどう解決していくのか、色んな要素を盛り込んでいて、面白かったです。
特に池井戸さんらしさといいましょうか、読者の心を掻き立てるために色んなエンタメ性を盛り込んでいるなと思いました。飽きさせないために色んなトラブルを発生させたり、それらに苦悩する登場人物を描いたりと読みどころは満載でした。
「この人、ムカつくな」とか「頑張ってくれ」といったように「半沢直樹」みたいな「好き」と「嫌い」をはっきりさせて、読者にわかりやすく提示しているので、幅広い世代が楽しめるのかなと思いました。
次々とテンポよく展開していき、登場人物の動きを的確に描写しているので、頭の中で想像しやすかったです。結果的に気づいたらあっという間に読んでいました。それくらい面白く、世界観に浸っていました。
実際に箱根駅伝に出場した大学の名前も登場するので、リアルさもありました。ただ、実在の大学にはムカつく登場人物がいないよう、架空の大学にそういった人物を置いています。
学生連合というと、後ろの順位の方にいるイメージがあるのですが、今回の作品では、目指すは3位という目標を掲げています。
上巻では、各区に誰が配置されるのかまでが描かれていて、それに至るまでが苦難の連続です。
放送する側も色んなトラブルに遭いながらも、どうにか乗り越えようとします。
その描写に応援したくなりました。
下巻では、いよいよ本番の箱根駅伝が描かれているので、早く読みたくなりました。
果たして、どこまで順位が伸びるのか?
箱根駅伝は放送として成功するのか?
気になるところです。
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箱根駅伝に興味はない。テレビもほとんど見たことがない。でも池井戸潤なので迷いつつも購入。
面白い。
前半はどこかあるようなストーリーではないかなどと思いつつであったが、半分あたりから止まらない。上巻ラストはすごい。ここまでやるか。このままでは下巻も一気だ。
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関東学生連合と放送クルーの箱根駅伝までのお話。
面白いんですが、堂場瞬一先生の小説「チーム」と内容が似ているんですよね、、、箱根駅伝の予選に負けた各校から寄せ集められた即席連合がジャイアントキリング狙って紆余曲折しながら奮闘するみたいな、、、
「チーム」では山城ってスーパーエースの心の変化が良くてって、、、違う小説のお話しでした。下巻は本戦ですが、めっちゃ奮闘したけどダメでしたみたいな流れが予想できてしまいます
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読みやすい。登場人物が多いが、やがてつかめる。テンポがよい。上巻の終盤にサプライズがあり、グッとくる。