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電子書籍
「冤罪を無くす為の検屍技術(無冤術)」×「その検屍技術を悪用し行う完全犯罪請負い商売」…老老介護の末の精神的疲弊状態につけ込んだ謎存在の出現…今後の巻での対決展開が必至で、益々続きが気になる物語第6巻
2024/05/26 07:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:♂猫Junn-Junn - この投稿者のレビュー一覧を見る
厳冬の折、凍え死にか、一酸化炭素中毒死か、ソレ等に見せかけた別の死か…
死体発見現場周辺で死んでいた鼠の検屍からも、重要情報が得られる可能性がある件。
邪な「羊角莽」が清廉潔白な父「羊角慈」を殺害し、
娘「桃花」を姫家へ売り払った後に、何をしたのか…どうなったのか…の件と、
延明の気持ちの問題と、延明が自分に対し再び偽りの笑顔を見せるようになった事への桃花の胸中…
侍女としては特に役立たないのでミミズ採りを頑張る桃花。
折檻暴行死体の真相を調べていたら…。
桃花の怒り。
延明に届いた更なる衝撃情報。
…終盤の、急展開で色々と判明していく展開は鮮やかかつ、
暗躍する謎存在が示唆されて、次巻以降への読者の興味が続くようになっていて、上手いな、
と。
…それはそうと、この作品は、アニメ化には余り向いてないっていうか、
アニメよりも実写ドラマ向けかなって印象だけど、でも、アニメとかCDドラマとか、そういうのになる場合の、
姫桃花の声は、「安野希世乃」がぴったりかな、
というか自分の中では読みながら、桃花の声はそういう感じで脳内再生されていた感じ。
孫延明は、森川智之とか梅原裕一郎とか…
点青は、杉山紀彰とか関智一とか鈴木達央とか斉藤壮馬とか…
才里は、本渡楓とか古賀葵とか…
そんな部分での想像も楽しみつつ、読んでいた感じ…
…そんなこんなで、自分は今年の2月下旬に偶々、特価価格のセール中にこの作品タイトルが目に入って、
試しにと思って第1巻と第2巻を購入して…でも暫く積ん読状態で、
実際に読んだのは今月5月中旬頃だったけど、何だかんだ面白かったのと、
今月また特売セールやってて安かったタイミングでもあったんで、第3~5巻を買って読み、
更にこの第6巻も…ってことで、現在出ている最新巻まで、今月全部読んでしまった形になって、
更に今後の展開が気になるんで、いつになるのか分からないけど、
次巻も買って読む方向性で、楽しみに待ちたいな、
と思えているんで、そういう意味では、いい作品に巡り会えたな、って意味でも大満足です。
紙の本
絶望と殺意
2024/01/26 14:05
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
桃花の父親が仇。
それを知った延明の複雑な心持ち。
自分に何かを隠している延明にモヤモヤする桃花。
そんなふたりの気持ちなどお構い無しに事件は起こる。
あったはずの未來を奪われた犯人たちの絶望が殺意に変わった流れは読んでいて胸が痛くなった。
そしてその後押しをした何者か。
何か大きな事が起ころうとしている。
不穏な気配に満ちた六巻だった。
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