合宿の本当の目的
2024/08/01 22:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある企業の洗脳合宿の被害者のインタビュー形式で展開。唯一逃げ切った女性の語りで徐々に明らかになっていきます。
合宿所の謎の施設、死体処理の謎、逃走中に起こる奇妙な殺人、不可思議な死体などなど。死体が次々出来上がる。キモイよ。
ラストは「あ~なるほどね」って感じではありますが、そこで傍と「え、五人って?」って気が付く。こわっ。
楽しみにしていました
2024/04/28 02:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の楽しさを再発見させてもらえた作家さん。
楽しみすぎて、仕事帰りに購入する事をずっと考えていました。
個人的には非常にグロいです。そうであろうとは思っていたけれど、、
だから忘れられないのです。
そのシーンを思い出すのです。
目の前で会話も音も繰り広がるのです。
・・・だけど正直グロいの苦手です・・
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容自体は単純で理解はできたけど、
意味はわからなかったかなぁ
読後の感想は、だから何?って感じでした。
何が伝えたいのかいまいちわからない感じ。
投稿元:
レビューを見る
わたしは今すぐ逃げなければならない。
あいつらから、この森から。なのにーー
鬱蒼と暗い森の中に建つ合宿所。ある団体の“レクチャー”を受け洗脳されかけていたわたしは、火事により脱出する。男女五人で町へ逃げだそうとするが、不可解な森の中で迷ってしまう。翌朝、五人のうちのひとりの切断された頭部が発見される。頭部は、奇怪な装飾を施された古木の根元に、供物のように置かれていてーー
戦慄のノンストップ・ホラーミステリ!
投稿元:
レビューを見る
不思議なお話だった。
カルト系かホラー系かと思っていたら、まさかの展開。
途中の話より、謎が解けてからエピローグまでの話が引き込まれた。
というか、エピローグが一番ゾッとした。
投稿元:
レビューを見る
どうして首を切るんだろう、身体はどこにあるんだろうと考えながら読み進めてました。
話をしていた女の人が入れ替わったのかなとか考えながら読んでましたが、そういう事だったんだと納得。
少し不完全燃焼ではありますが、面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
うーん、ゾンビというかクリーチャー系ホラー。怖くないけどグロい描写がかなり続くので、そこが苦手な方は注意が必要。カルト団体の儀式から始まり全く違う方向に話は進んでしまったけど、最後まで読んで全てが判明してから最初の数ページを読み直すと、伏線が散りばめられていたことに気づいた。
投稿元:
レビューを見る
澤村伊智さんのホラーミステリだー!と思いウキウキで購入。予想外の展開の連続で、「え?!」「怖い!」「どういうこと?!」とページを捲る手が止まらない。
興味をそそられる謎、嫌な人間の描き方、伏線回収の気持ちよさ、スピード感、グロ描写など……とにかく全部よかった!
怖いから早くスッキリしたいと思って読み進めたものの、全貌が明らかになったらそれはそれで怖いし気持ち悪かった!
良質なホラーミステリ!おすすめです!
投稿元:
レビューを見る
荒唐無稽なホラーとして
最後まで読みたかった。
斬首ということに
意味をもたせてしまったことで
首、体、分裂、増殖、再生
それらの関係と理由について
否応なく考えさせられ
わけがわからなくなってしまった。
結局のところ
カルト企業は何がしたいのだろう?
ただ体を変えながら
生きながらえることが喜びに?
死体を集めるより
もっと謎の森自体に
注視すべきだと思うけど…
支離滅裂で難解なミステリーを
読んだみたいだった。
投稿元:
レビューを見る
グロゲロスプラッターだった…
森での探索を通して自分の頭で考えられるようになって、人(?)との繋がりから生きる意味をみつけて、無事に生還してハッピーエンド。ただし悲惨。
投稿元:
レビューを見る
しがないライターの小田は1人の取材対象と相対していた。名を変えつつ存在しているある会社T。おそらくカルト商法を行なっているその会社の研修合宿についての取材だ。彼女が語るその研修のおぞましい内容、そして逃げ出した彼女が見たものとは……
サスペンスホラー。何か起こりそうでなかなか起きない、空気だけ不穏な状態が結構長めだったのでやや中弛みを感じたけど、ラストスパートがすごかった。グロ要素強めで絵面はキツいけど、迫り来るような怖さはそんなになかったかな。あと今回嫌なヤツがあんまりいなかった。より映像向けにパワーアップした感じ。
投稿元:
レビューを見る
ある宗教から逃げ出した女性の体験談を取材するライター。
彼女が語った話の異常さは、施設での体験も然ることながら、施設から逃げ出した後の、森での恐怖体験だった。
ぼぎわん以来著者のファンだが
、次から次へとよくこんな異常な設定が思い付くなと感心してしまう
投稿元:
レビューを見る
純然たる(?)スプラッターホラー。一気読み。面白かった〜!
カルト企業と噂のあったTの研修から逃げ延びたという水野鮎実の話をフリーの記者小田が聞く形で物語は始まる。
暴力紛いの洗脳、死体の隠蔽、ここまででも酷い状況に鮎実は置かれているのだが、山奥の宿泊所で火災が発生。そこから脱走した鮎実を含む五名の参加者。どこまでも続く平坦な森。森からの脱出を模索する中、一人が首を斬られて殺される。犯人はほかの参加者か。それともTの追手なのか……
マルチなのか宗教なのか目的がよくわからない企業T。鮎実たちのサバイバル脱走劇とTの社員天本の側からT創設者続木の謎を探る話が交互に差し挟まれて進んでいく。続木は「斬首の森」と呼ばれるようになったこの森の曰くについて語り始める。
なぜ首が斬られるのかの謎は徐々に解き明かされていくが、衝撃のクライマックスは本当に最後の数ページまでわからない。澤村さんらしい参加者たちの生々しい人間描写も素晴らしく厭な感じです(褒め言葉)。
クリーチャー(と言っていいのかわからないけど)のグロテスクな変容描写も含め、ぜひホラー映画として見てみたいと思いました(笑)。
投稿元:
レビューを見る
#斬首の森
澤村伊智さんの作品は怪異の表現と読後の後味の悪さが病みつきになる。
この作品も斬首の森から抜け出すスリルと、この森の正体を知り、待ち受けるラストが衝撃。
皆様、斬首の森にはくれぐれも立ち入らないように、でないと、、、
#澤村伊智
#光文社
#読了
投稿元:
レビューを見る
澤村伊智の新作、本格ホラーミステリと本人が仰るだけあって読み口がほぼミステリだし真相までのたどりつき方もほぼミステリ。「斬首の森」というだけあって「首を斬ること」が作中で頻出するんだけれども、なぜ首を斬るのかという理由が(そういうことなの!?)とかなり斬新なのでおもしろかった
禁足地とかカルトとか因習とか、ホラーに良く使われがちな”ネタ”っぽさを撒いておきながら、その内実はそれ自体がホラーというわけではない、宗教をやばいもの扱いしたり因習=田舎と安易に結びつけたりしていない内容でよかった。そのへん雑な扱いをするホラー作家が多からこそ新鮮だしよく考えられているし、だからこそ新鮮でおもしろい。何より一番最後の参考文献でめちゃめちゃに笑った。参考文献に言及するとまんまネタバレになるから黙っておくけど参考文献のところまで読んでほしい