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話にも絵にも疾走感があって、一瞬で読める。おもしろい!非現実的と言ってしまったらそこまでかもしれへんけど、うみ子さんの純粋な気持ちにグッときて、応援したくなる。
海くんのキャラが魅力的すぎて、実際に自分の心に海を連れて来てくれる人、現れへんかな〜?と期待までしてしまう。
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書店で見た時、表紙のインパクトに一目惚れ。
いきいきした表情と、印象的な青。
65歳で夫に先立たれた主人公・うみ子。
ふとしたきっかけで映画を観に行き、映画専攻の美大生と出会ったことで、映画を作る道へ。
周りの人が悪意なく、時には自虐ネタとして「老後の趣味」というワードが出てきて、そのたびにモヤモヤするうみ子。
そんな様子を、かつての親友に重ねてイライラする海くん。
吹っ切れてほんとに本気で映画に向かい合うと決意するシーンが本当に美しかったです。
やりたいことにまっしぐらな人のひたむきな美しさ、そしてやりたいことに邁進するのは何歳からでも遅くないことを教えてくれる作品です。
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うん、言いたいことはわかる。
人生100年時代と言われる中、年齢にとらわれてないで踏み出すこと、やりたいことをやること、信念を貫くこと、自分軸がある人の魅力、、
「何をするにも遅いということはない」私は座右の銘にしてるこの言葉で十分かな。
媒体から何かを得ようとしすぎなのかもしれない。単純に物語を楽しむことがいつからか欠如してしまったなぁ..。
映像関係ね〜、私は観に来てる人が気になっても、制作側を考えたことはなかった。なぜなら自分に注目が集まることも目立つことも好きじゃないし、自分が作り出したものにとてつもない恥ずかしさを感じるし自信もない才能もないと思ってるから。だからそんなふうにも思えるのか〜って思った。だから動画サイトは優秀ね..としみじみ思う。
SF以上の非現実味、希望論、言うのは簡単、考えるだけならタダ、、私にはそんなエゴを強めに感じてしまったわね〜。
ただ、1人の人に会っただけで、とてつもなく人生が変わることは確かにある。
このあと、どんな作品を作っていくのか、は気になる。
かねがね思ってるけど、大人の学校があってほしいよなぁ。あってもいいよね、大人向けのさまざまな分野の講義から基礎教育の社会とかも。オンラインもいいけど出来ればオフラインで。
映像関係の大学に詳しくないからわからないけど、少なくとも普通大学にはだいぶ失望した経験あるし..忙しいのわかるし自分もそうだったけど単位ファーストで課題もテキトーで協力的でもない大人でもいじめとかあるし先生も授業も言ってしまえば下手だし、留学行っても思ったけど海外のような大学だったらアリだけど、日本の大学では少し考えづらい。高校は特殊なとこ行ってて、それこそ70歳?くらいの人とか国籍違う人とか年齢も境遇もさまざまな人たちと同じクラスで勉強してたけど、漫画にできそうだなって思うくらいな体験と面白さだったから、それはアリなんだけど、小ー中ー高ー大と何事もなく列車を乗り換えてきた人たちとはね、かなり厳しいよ。
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人にはそれぞれの背景があるけれど、時には衝動に任せて海に漕ぎ出したっていい。それには年齢は関係無い。
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「好きなことを始めるのに、年齢なんて関係ない!」
を丁寧にリアルに作品に落とし込んでいる。
人生100年時代を前向きに暖かい気持ちで考えられるようになりました。(24歳・男)
私の小学5年時の夢は映画監督でした。自分の姿を重ねつつ物語を読み進めていきます。
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「このマンガがすごい オンナ編 一位」ということで読んでみた。
最近小説でもおばあさんもの多い。
小説は、認知症絡みが多いが、このマンガは元気なおばあさんだった。
このくらいな元気さが普通かも。
面白かったな。
二巻も読もう。
いろんな年齢層の作家が活躍できるのか、読者にこの年齢層が多いのか。多様性の波がいろいろなところに押し寄せているな。
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マンガ好き800人が選んだ「このマンガがすごい2022」において、「オンナ編第一位」になった本書を読んでみた。夫と死別した68歳女性が、美大映像科に途中入学して映画を作り始める物語。
まだ一巻しか出ていない。私は「このマンガ」や「マンガ大賞」の上位に入った作品はチェックしている。そういう意味では小説と違って流行を追っている。マンガは時間的にそれが可能だからしているので、必ずしも賞をとった作品が総て素晴らしいとは思ってはいない。
画は構成から光線の使い方からとても映像的で、若い作家なのに申し分はない。還暦すぎて再出発は、流行りに乗ったのがもしれないし、切実なテーマが立ち上がるのかもしれない。まだ始まったばかりでなんとも言えない。この賞は、ある程度玄人読みする人が選んでいるだけあって、期待値で賞を取らせたのかもしれない。
(自分は)「映画を観る側」ではなく「作る側」なのかと気がつく主人公。そういう気持ちは、私はとっても共感する。私のレビューなんて、いつも大抵は「作る側の立場」で書かれている。気がついている人もいるとは思いますが‥‥。
まだ始まったばかり。ホントに評価すべきなのは「これから」である。
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死ぬまでの年齢(平均寿命)- 現在の年齢がその人の老いの度合いを表すので、平均年齢が伸びた現代の65歳は、戦後直後で言うと45歳ぐらいだと考えることも出来る。と言う話をどっかで見かけた。
余り60代の人が主人公の物語に触れることがないのでなかなか斬新ではあるけど、上記の説に基づけばそんなに我々と感覚変わらんのかもな。60代。
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うみ子さんはどんな映画を撮るのかな
海くんはどんな表情を見せるのかな
着地点とかこれからとかわからなくてドキドキする
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おばあちゃん系は癒されるし面白い作品が多く
手を出してみた所、期待以上に深い作品でした。
個人的に海くんのような、中性的な雰囲気が
あるキャラが好きでおばあちゃんに癒されながら
海くんのかわかっこよさだけで買ってよかったと
思いました。
ですが、それだけではなく
65歳になってしても映画を見る側ではなく
作る側になりたい、そんな夢を持っている
おばあちゃんが力強く夢を追いかける
まるで高校生の青春を見てるような感覚でした。
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おもしろかった。
好きなことにハマっていく作品ってやっぱりいい。
「うみ子さん」と「海くん」というキャラクターの関係性がよくて、”海”をキーワードにした表現が印象的だった。趣味などに夢中になる様をを沼にハマる、なんて言うけれど、見方を変えると作中のように海に漕ぎ出していくって表現もできるのかもしれない。
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撮りたい側でしょと言われて部屋に波が流れ込むシーンのかっこよさで買った。
一巻だと年齢故の見られ方へのモヤモヤがテーマ。
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【あらすじ】
65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだとーー。心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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海が走るエンドロール(1)(ポニータコミックス)
著作者:たらちねジョン
発行者:秋田書店
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
情緒ある風景描写と憂いあるキャラクター描写が魅力。またたらちねジョン名義でBLでも活動中。
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海街ダイアリーを読むと、いつもその読後感の余韻の深みに、驚いていたが、この漫画も、同じく。
人間のもや、それを解消する挑戦、それを取り巻く人々の動き、が、すごく、いい。