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ぎこちない恋
2022/01/07 19:43
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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
男として宮廷に上がっている主人公にもついに妻ができる。
恋愛というものに戸惑う姿がいじらしい。
もう1巻からずっと盛り上がってる。
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怒涛の
2020/10/16 23:59
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投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
期間限定で無料だったのでお試しで読ませていただきました。
1巻から思っていましたが絵が綺麗です。
2巻は、まあ、睡蓮が勇気を出して…
そして男気を見せつつあるという笑 成長っぷりがすごい。
東宮と結ばれてほしいですね。お似合い。
沙羅のことは応援する気持ちしかないです。そして石蕗は少しコメディ要員になりつつある気がします笑
四の君は梅壺に似た感じかと思いきやらすごく良い子だったので(ツンデレ的な)、この人にも幸せになってほしいですねー。
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美麗すぎです★
2019/12/08 18:04
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投稿者:picovino - この投稿者のレビュー一覧を見る
沙羅の結婚が成立してしまうのが【物語】ですね!古典に忠実で面白いです。
おまけに好きな美人顔なのでうっとりします。
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社会人と結婚
2016/12/06 21:45
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投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
秘密を抱えたまま結婚に至り、困難な状況でも、精一杯誠意を尽くす沙羅の君が切ない。拒絶してきた四の君に拒絶で返すこともできたのに、そうしなかった。でも、優しいのにそれ以上進まないことが残酷な場合もあるんだよな。これが。
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【デザイナーメモ】1巻は発売6か月で6刷、この2巻も発売3か月で3刷。めでたく大ヒット!になった。
売れるのはもちろん作家さんの力だけれども、自分としてはそこまで刻める(小刻みに重版をかけられる)ところが自慢で、これは重版時のコストが上がらないように苦心しているため。
金刷りをしているが、FCαレーベルで標準の蛍光ピンク版を使っていないので版代はかわらない。オビ幅は実は広くしても紙取りの都合上それほどコストに影響しない(通常たとえば天地55mmのところ72mm程度まで太くしても費用は変わらない。ただし本作では125mmなので多少違う)。オビの透け感のある紙は包装に使われるクラフト紙なのでトレペのような高コストではない。
重版時にはオビを通常の幅に戻す案もあったが、結局幅広をトレードマークに定着した。6刷まで特殊オビがついているというのも珍しく、工夫のかいがあったと思う。
1巻では幼いキャラクターたちの危うさを出したので、2巻では烏帽子もつけ大人の恋愛を強調してもらった。構図は近田が出した案の中から選んでいただいたものだが、沙羅(実は女性)の胸のふくらみと、睡蓮(実は男性)の胸のたくましさが見えそうで見えないあたり作家さんの技がみごと。自分の半身と見つめあうのは自己愛なのかそうじゃないのか……というあたりに作品のテーマがうまく出たのではないかと思う。(カバー、表紙、帯、総扉、目次その他を担当)
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読んでいるとどうしても、「ざ・ちぇんじ」と比較してしまう自分がいるのに気付きました。あっちは、ずいぶん昔に読んだけど、何度も読み返していたから記憶に残っているんでしょうね。
さて、さいとうちほ版の「とりかえ・ばや」はとしては、貴族として避けられない婚姻ってところですが、女である沙羅が本当に妻を娶ることはできないのはどうしようもない事実で、石蕗が四の姫に言い寄るところで終わりました。このあとの流れも知っているけど、こちらではどんな風になるのかは楽しみにしています。「ざ・ちぇんじ」のお姫様よりこっちのお姫様は大人っぽいですから。
一方、男君の睡蓮の方も尚侍として出仕し、女東宮に仕えることになりましたが、東宮は小さいながらも健気にがんばってて、これはたまりません。
帝と沙羅の仲はまだまだ接点がない状態ですが、帝がどう絡んでくるのか楽しみにしてます。
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「とりかへばやものがたり」のオマージュは既に氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」がある。(もちろん漫画版の同タイトルもあるわけだが、氷室さんの原作そのままを忠実になぞっているので、同作品としてみなしてよいだろう)
職人氷室冴子のストーリーテーリングの巧みさが際立つそれが未収録作品と一緒に再販されたのはつい最近のことで、読み返した人間も多いだろう。そこに発売されたさいとうちほ版「とりかへばや」。なんだか誰かが「今でしょう!」とか叫んでいるような気もするが、買ってみる。
さいとうちほは、高校生くらいのとき読んでた記憶があるが、その頃でも古い絵柄だと思っていた。はやりとは無縁の細いあごとか、長い足とか。
話もドラマチックで、ジェットコースター、今風じゃない、でも面白い。
さて、どう料理するのかなと読んでみると、氷室冴子がラブコメとしたのに対し、さいとうちほはラブシリアスとして描いている。
主人公の名前も「綺羅きらしい」からとった「綺羅君」「綺羅姫」というポップな氷室版に対し、「沙羅」「睡蓮」といういかにもなさいとう版。
内面も当然大きく違うわけで、まったく別物として読める。
着地点は一緒なんだけどラブコメの綺羅が箱入りの能天気さで物事にあたっていくのと違って、同じ箱入りながらも沙羅は己のジェンダーに悩み惑う。
氷室冴子はあくまで後味が悪くならないように、東宮や四の君を無邪気に描き、被害者にはしなかった(原作は酷いよ…男君)
さいとう版はおそらく意識的に氷室版と真逆にしている。
これは被害者になっちゃうのかな…。
面白いのが、ほぼキャラを変えているにも関わらず宰相の中将に限っては二人とも同じように描いている。原作に限りなく近いキャラだ。
結構最低なことを原作ではやってるんだけど、憎み切れないところがあるし、結構かわいい。
ざ・ちぇんじでも正直私は綺羅と宰相にくっついてほしかった。
平安時代の感覚で言えば、入内ってのが女の究極のハッピーエンドなんで仕方ないんだけど、ざ・ちぇんじから入った中学生な私はなぜ帝と思ったわ。
さいとうちほ版も石蕗がかなりかわいいので、これからどうなるか非常に楽しみ。
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とりかえばやも、はや二巻です。
平安の世に本来の性をとりかえて生きる姉弟のお話。
事態はさらに進んで、
男として出仕する沙羅双樹には四の姫との結婚話、
女として暮らしていた睡蓮も尚侍として宮中に出仕することに。
さらには沙羅の自称親友・色好みの宰相の中将が沙羅への思いに惑い
物語をくるわせていく(行動力だけはあるので…)
お話のなかでは貴族の皆さんはほんとに仕事をしてなくて、
唯一ちいさな東宮さまだけが健気にお仕事してる?てな具合なのですが、
最後のおまけ:あとがき・ばやにて平安貴族の暮らしにふれられています。
立派に仕事がつとまるまでにはやはり苦労もあるとのこと。
家柄に恵まれたものとそうでないものとは雲泥の差がありますが、
やはり、家柄"だけ"でもいけないみたいです。
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面白かった~!
自分の悩みにヒットして思わずメモしたくなる素敵な部分があったwww東宮様いいこ(*´ω`*)
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全力でおすすめ。
古典の「とりかえばや物語」の漫画化作品ですが、原作にかなり忠実。同じ原作からの翻案ものとしては、既に有名な氷室版「ざ・ちぇんじ」がラブコメに特化した作りで非常に楽しいのですが、こちらのさいとう版は、現代にも通じる性の闇をあぶり出し、重量感満載の運び。それでいて、時代考証や衣裳の画へのこだわりも捨てず、原作ファンとしても大満足な作品です。
ネタバレにもなりますが、この先のえげつない展開。氷室版は上手に避けましたが、さいとう版はおそらくそのままいくでしょうね…
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二巻。四の君可愛い。
日出処の天子の王子の最初の奥さんみたいだなあ~ さてどうなるどうする展開。夜だけ入れ変われば良いのにとかちょっと思ったり。
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四の姫と睡蓮の君が可愛い。そしてかっこいい。
各人がそれぞれにきりりとしていいなぁ……。基本は萌えですが。
70年代の少女マンガの登場人物たちが現代日本が舞台なのに外人みたいな外見していたのと同じように、バタ臭い登場人物たちが平安絵巻に居る違和感は……若干ある。でもまぁ。かっこいいしきれいなので良し!
狩衣の後ろ姿や、十二単の後ろの裳など、後ろ姿で語れる絵だなぁと。
ところで沙羅双樹の好きな人は誰なの? 原作通りなの?
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二巻もおもしろかったです。続きが気になる!
もともとこういう話がすきと言うこともあるでしょうが、それでもおもしろいです。ちょうどよいところで終わりましたね。
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弟君の睡蓮まで出仕をすることに。南天の東宮さま、お可愛らしい。恋とは何ぞや。四の姫と石蕗の宰相の中将、このふたりの出会いが話をどう動かしていくのか、これからがどう描かれるのか気になる。
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面白いので一気読み。
ツンデレの四の姫と沙羅の初々しいやりとりにニヤニヤする。かわいい。
物理的に子供を残せない、今後の展開を思うと切ないなあ
女御たちが沙羅のことを光源氏のよう言っていたが、むしろプレイボーイぶりは石蕗中将の方が光源氏らしいのでは(笑)
さすがプレイボーイの勘というか、本能で男か女か判断してるんだろうなあ。そのせいで悩むことになるんだけど。
多分、ここら辺の倒錯した耽美な雰囲気が嫌いな人は気持ち悪がるのかも。
これはギャグっぽく書かれていて読みやすい。というか中将かわいい。