すごい発見はない
2017/03/08 22:23
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投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の大学生活観が筆者と一致していたのだろう。
これを読んだからと言って大学生活観が大きく変わることはなかった。
著者自身はどうなのか
2019/09/19 19:16
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投稿者:あ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の大学や延いては人生に対する考え方が、自分にはなかったものが多く面白かった。
ただ他人に対する鋭く厳しい洞察が多くあるのだが、自分自身に対してはどうだろうか。本書ではしきりに学歴は重要でないという趣旨のことが書かれているが、著者は三浪して東大に入っている。
自分自身の受験生時代や浪人時代のことが書かれていたが、これを読んだだけでは浪人したのは一年だけのように読み取れる(三度の挫折を経験したことはここには書かれていない)。これはその事実を文脈上隠したかったからではないのか。
いわゆる多浪について批判するつもりは全くないのだが、著者が学歴に拘るべきでないと本当に考えているのならば自分に対する批判が甘いのではないか。
その他にも細かく読んでいくと突っ込めそうな矛盾点がありそうだが、矛盾のない人間はいないのだろうからそれは構わない。
ただ、他人をやたらと批判するのならば自分に対しても同じだけ厳しくあるべきだと思ってしまうのは自然だろう。
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私がこの本を取ったのは正直どうしたら大学で充実した生活
ができるか、迷っていたからだ。この本を読み終わり実行しよう
と思ったのは今までの自分の見解を捨て生きていこうと思った。
そうすれば、今まで苦手だった人がとても話が合うという場合が
あるかもしれないからだ。だから、もっと自分をだして良い友人
もたくさん作って、未知の体験もたくさんしていきたい。そして充
実した大学生活していきたい。
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特別すごいことが書いてあるわけではないと思った。でも内容には共感できる個所が多々あった。この本を読んだのは、自分のキャンパスライフの送り方に迷っていた時だ。この本を読んで自分が大学入学時に考えていたことを思い出すことができた。なんだ、何も思い悩む必要はなかったんだ、自分の中にすでに答えは出ていたんだ。そう思うことができた。
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大学ではその名の通り自分のやりたいことをすればいい。誰からも責められない。それが大学の4年間。大学→就職という道だけでなく、人間はもっと思うように生きるべきだと思う。大して何もやりたいことを持たない人はこの方向へ流れていく。やりたいことがあるなら何かしたいという明確な意思を持つこと。
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NDCは377
大学は人生の生き方を学ぶところ 目に見えないものを見る能力や
失敗に耐える力を学ぶところだと著者は述べる。学問とは特別なものでなく、生活から学び自分自身を生き抜くことが大事だと言っている。
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代返しろ、つまらない授業を切れ
皆はどんな大学の過ごし方をしているのか?
大学生の身分を確保してもらった
授業
寮の友達の部屋
サークル
勉強
友達の家に泊まりに行く
麻雀
ノートの取り方
やり切る
遊びきる
勉強も
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企画コーナー「はじめの一歩!」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/4/19~7/31】
湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1603845
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自分の無意識の領域で深く傷ついた何かがある。それを意識化し、それと向き合い、乗り越えようとすれば、いつか必ず自分の心の中にコミュニケーション能力が育つ。コミュニケーション能力ができれば人は自然と意欲的になる。
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この本で述べられている内容は、胸にとどめておいて損は無いものであるとは思う。
しかし後述するような、読み進めていくと引っかかる部分や荒削りな内容も多く、自分はその内容をなかなか素直に受け取ることはできなかった。さらっと呼んで要素要素を抽出して、頭に残していくほうがこの本の場合、自分には適していたのだろう。
『だいたい、そうした発言をするのは、有名大学教授は駅弁大学の教授よりえらいと決め込んでいる人々なのである。』(p174-175)
この文章を見たとき、もうこの本を読むのはやめようかと思った。
筆者は「駅弁大学」が地方国立大学を揶揄して言う場合にも使われる言葉だということを知っているのだろうか。特にこの本では、学歴を絶対視してはいけない、大学に何の目的も無く、ただ大学名に惹かれてはいるのはよくない、などと繰り返し述べられている。その文脈の中で「駅弁大学」という単語が出てきたことに目を見張った。生徒の発言を引用した形でこの文章は書かれたのかもしれないが、それにしてもそのような別称を使うべきではないだろう。
こうした著者の偏見、凝固してしまった価値観はほかにも散見される。
偏見を持ってはいけない、自分の価値観を絶対視してはいけない。そのようなことを著者がこの本の中で繰り返し述べているのにもかかわらず、である。
『恋人のいない女性ほど、この世にいないような理想的な男性について語る。』(p181)
文章中では比喩として用いられているのだが、事実かどうかは別として、はたしてここでこの比喩である必要があったのか。単なる筆者の愚痴が混ざっているのではないか。ほかにもこのような愚痴の混ざったような比喩や文章が何度も目に付いた。
『人間的魅力のない学生が、いくら教授の部屋を訪ねたり、研究室の扉をたたいたりしたところで、教師から伝わってくるものは期待できない。』
教授と学生の関係はなにも特別なものではない、普通の人間同士の、パーソナリティの問題だ、という文脈の中で唐突に現れる『人間的魅力』。 『人間的魅力』についての説明は、見受けられない。
また、著名人の言葉を引用して自分の説を強めようとする方法はこうした本でよく用いられるが、この本はやけにそれが多い。そしてそれは、本文中の筆者の主張に照らしてみれば、自分の主張に自信が無いから、ということになる。
最後に加筆されたという第6章。
文章の荒さが内容を捉えにくくしている。これならむしろ箇条書きにしたほうがよかったのではないかとさえ思う。
本文全体を通して著者の述べることはあくまで多くの見方があるうちのひとつであるのだろう。にもかかわらず筆者の主張が絶対で、ほかはすべて間違いであるかのように述べられている部分がいくつかあるのは注意していたほうがよいかもしれない。
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新刊の割に何やら懐かしいというか昔読んだ覚えがあると思ったら、1979年発刊のもの加筆再構成だったらしい。
記憶は定かではないが、まさに大学生になったときに読み、大いに刺激を受けた気がする。
なかなか現代の大学生の心に響くのは難しいのかなと思うけれど。
昔は良かったというだけでは、何も進歩は無い。
さて、どうするか・・・
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TRY
獲得の時代
毛沢 何かをなそうとする人間は、金が無く、若くて、且無名でなければならない。
大学にくれば何かあると思っている人間は、結婚さえすれば幸せになれると思っている女性と同じだ。
人間は、確かに一方では変化を望んでいる。しかし、現実に其の変化が目の前にあると、自分でも驚くほど尻込みしてしまう。P28
ルビコン川を渡ったシーザーは英雄である。
人は相談しているとき、何か其の苦しさを避けられると思っている。
それをはずすか、間違ったまま愚痴を言って暮らすか、ということである。
目的を失った人間は、手段を目的にすりかえて生きていく...
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私の生き方バイブルがまた増えた。
この人の本はいつか全て読み切りたいな。
それまでこの人はご存命で居てくれるかな。
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大学の話のみならず、加藤先生の人生観に触れられる名著。
市場思考方人間とは、自分の舵取りを放棄したひと、という一言は刺さった。
つまりそれは、なんでもない、他人からの評価で生きているからである。
人生の話なので、たまに読み返そうと思う。
読書観についても非常に共感。
「ふと開いたページの片隅にある言葉、ただその言葉一句のために、「そうだった」とうなずかされること、それが読書の本質なのではなかろうか。」
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大学生になった息子にお勧めしようと買ったのだが、加藤先生の本はよく読ませていただいており、この本も結局買ってすぐに読んだのは私だった。
「大学で何を学ぶか」というタイトルだけど、現役大学生でなくても刺さる内容が多い。かつての大学生ならなおさら。息子が大学生になり、私自身数十年前の自分の大学生活を振り返ることも多くなった今、自分の大学生活を今の自分にどう意味づけていくのか、考える視点をいただいたように思った。