紙の本
それしか描けないんだろ?
2007/06/11 11:00
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AQUIZ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少々非現実的な学園、命懸けで漫画を描く少年。今度はバレーボールだ。
暑苦しい熱気は、一歩踏み外すと「マンガ」であるだけに、虚構だからと白々しく、魔法の世界ほどには現実との相違が無いことが、余計に大人を萎えさせる。
ヨヲコ漫画で描かれる少年少女には、もっと楽で安全な道がいくらでもある。安っぽい剣を握らされて、魔王を倒して来いと送り出される勇者たちと違う。
例えば、主張せず、こだわらず、無難に日々を過ごすことだけに邁進すれば良い。
なのに、少年少女は必死に生き抜かなくてはいけない道を進む。立ち止まったり、脇に逸れたり、逆戻りすれば命が終ってしまうように。実際、そこで彼らの生涯は終るのだ、多分。
後は抜け殻のように(一見すれば解放され楽に)生きていくだけ。
少女たちの前にあるのは、バレーボールじゃなくても構わなかっただろう。
この世にある、何だって良かった。
どんなことでも、気楽に接することは安全で簡単だ。成功者だけを称えるのも、揚げつらうのも極めて簡単だ。しかし、ヨヲコ漫画の少年少女は、闇雲に熱く必死だ。
有り得ない、馬鹿らしい、と、嘲笑する隙も与えないほどに。
学園物、青春物、と括るのは容易いし、強ち間違ってさえもいない。
日本橋ヨヲコという作家は、結局のところ「それ」しか描けないのでは無いかとも思う。
例え、老人やロボットを主人公に据えたって、同じ「それ」しか描けない。
日本橋ヨヲコの漫画は、どれもこれも、みんな同じだ。
なあ、「面白い漫画」しか、描けないんだろ?
紙の本
高校生活の始まり
2016/05/09 23:11
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投稿者:BlueSky - この投稿者のレビュー一覧を見る
白雲山学園を追い出される格好となった練は、亡き姉・真理の母校、国曜谷へ。
3人しかいない二年生と、新たな新入生は何れも曲者揃い。癖もありすぎ。
電子書籍
少女ファイト
2019/05/11 14:00
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投稿者:まこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々の根性の入ったバレーもんだと思います。次々の展開が楽しみです。
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黒曜谷高校編スタート。新たな仲間との出会い、ライバル達の登場で練の才能が開花されていく…。王道的ながら、全く飽きることのないストーリー展開は圧巻。
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1巻は人物紹介と舞台の導入に終始してて物足りなかった印象なんですが、この2巻はむっちゃ面白いです(笑)出てくるキャラクタも皆強烈な個性を持っててスゴイです。極天に出てても違和感無いようなのばっかです(爆笑)犬神先輩と生徒会長が被る…。G戦の時は比較的普通なキャラが多かったので、ちょっと反動がかかってるのか?
それにしても男にしか見えない女キャラが多過ぎです(爆笑)サイボーグ002がいるよ!と思ったらコレも女か!(爆笑酷杉)
前作のG戦の主人公の堺田の名前がちょっと出てましたねぇ♪堺田超大好きだー!!!リーチも超好きなんだけど、極天だけ物語の世界が違うから、ネタでも出てこないんだよなぁ…(涙)
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登場人物の一言一言に重みがあるし、表情の変化やみせかたも上手くてその度にグッとくる、各々の色々な悩み・葛藤にどう決着をつけていくのかがとても気になり、続きが楽しみ。
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卓越してる、というわけでもないんだけど、グイグイと読み手を引っ張っていく強さと面白さがあります。面白い!と久しぶりに感じた作品。
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二巻でたーーーー!!!
と叫んだほど待望しておりましたvv
一気読みしてまた続きが気になります…
バレーボールがやりたい!
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一気に新展開。
1巻の舞台を離れ、新しい世界へ。新しい仲間(?)との遭遇。
先輩の「魔女」3人のキャラが濃いんだけど、それに負けずというか、全部のキャラが非常に個性的。
そして、生々しさが怖いぐらいです。痛いです。
1巻のときにも思ったけど、できるだけ多くの人に読んで欲しい作品です。
好みは分かれるだろうけど。
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黒曜谷高校に入学した練。バレー部のメンバーも出揃い益々面白い。
そして毎回、心臓にぐさりと突き刺さるような台詞が熱い!濃い!
それぞれ、コンプレックスや挫折を抱えたキャラがこれからどう成長していくのか、楽しみすぎる。
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2巻からが本編って感じやねぇ
学はこれからどんどん伸びていくんだろうな!
練はどうなればいいんだろう。
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早くも練の名プレーヤーぶりが明らかに。…あの記憶力といい、観察力といい、指導力といい、牽引力といい、ちと出来すぎな感もなくはないですが、それだけ非凡な選手、ってことの表れといわれれば素直にうなずけますね。これは、まだ全貌が見えぬ狂犬モードが楽しみだ。――そして、コンタクトにして髪を切った、決意の初心者・小田切ちゃんがいとおしい…いやマジメに★(´∀`)
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2009/10/18 初読。
2009/10/24 再読。6巻購入に際して1巻から通し読み。
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「打ちたい 私も あんなふうに 圧倒的に」
黒曜谷高校に入学した練。
会ったのは、一癖も二癖もありそうな面々ばかり。
個性際立つ新入生。
そして「魔女」と評される先輩たち。
まずは、新入部員恒例と言われる儀式を受けることになるが、そこで練は血が沸き立つような感情を覚える。
死んだ姉が過ごした高校で、練は新しい扉を開く――!!
いよいよ黒曜谷高校編がスタート。
癖のある面々が出てきて今後の展開を期待させるような感じです。
練習メニューや3対3のミニゲームなど実際の練習にも使えそうなネタが転がっています。
それにしても・・・フライングレシーブしてからのバックアタックやブロックで吸い込んだボールを足でレシーブって(汗)
マンガといえども凄すぎ。
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なかなか良い。独特の魅力。なぜか、次も読みたくなる。練に加え、学がバレーを始める展開とは。学のこれからも楽しみ。
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いよいよ黒曜谷に練が入学。個性豊かな他の1年生5人と3人の先輩。
この巻も何度も戻ってきて読んでいるが、本当に物語に破綻がないというか、きっちり考えて作ってあるんだなあとしみじみと思う。
練の読み通りに試合が進んでいくところとか読んでてぞくぞくする。