紙の本
殺人事件とインダス文明
2023/05/02 14:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界のあちこちで同時に起きた
4つの殺人事件。
その謎と犯人について。
そして博士が研究していた
インダス文明とその正体について。
謎が謎を呼び、
更に大きな謎の解決へと進んでいくのは
かなり読みごたえがありおもしろかった◎
天然原子炉…これぞ自然の神秘。
すごく気になる
紙の本
必要なのか
2024/05/06 14:03
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
話の中で随所に出てくる、いろんな知識というか蘊蓄というか。
必ずしも必要ではないような。
それが無ければ、50ページくらいは少なくて済むのでは。
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研究者たちの謎の死と、モヘンジョダロに関係する大きな謎を解き明かすミステリ。歴史的、民俗学的な蘊蓄も多くて、そういう要素が好きな人には楽しめるし勉強にもなる気がします。まさしく博覧強記の一冊。
事件の犯人はなんとなくわかったのだけれど(そもそも犯人候補があまりに少ないよなあ)。モヘンジョダロの謎と殺人の動機……どこまで壮大なんだ! 予想のはるか斜め上です。しかしそんなものがあったとしたら。恐ろしいなあ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
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森園アリスにカラチのトリスタン・ヒュウガ博士から写真撮影の依頼があったことが物語の端緒だが、何ともスケールがでかい.カラチでヒュウガ博士がなくなったことを聞かされ、コウ博士と妻メアリとモヘンジョダロのヒュウガ博士の研究室を尋ねるが手掛かりはなし.アリスの恩師光永博士もヒュウガ博士の次の日になくなった.その日にフランク・チャン博士、ヴィシャル・クマール・ナラヤナン師、カルラ・ザノッティ博士も死んでいることが判明.コウ博士とアリスが調査を開始し関空に降り立ち、一石豊に再会、アリスたちは光永研究室に出かけると、途中で一石に再度会う.木島神社の三柱鳥居で光永博士の遺体が発見されたが、女性が関わったいたことが判明、シンガポールにチャン博士を尋ねるアリスらはまた一石と再会.クルーザー上で自動銛の喉を突き抜かれた死亡していたチャン博士だが、沖合で回りにはなにもない状況.イタリアのバーリ大学でなくなったザノッティ博士はダイイングメッセージを残していた.ここにも一石が登場.一石がメッセージをイゾッタ・アイムと解読.インドのナラヤナン師の棲み処を出たところで一行が何者かに拉致される.冷静な一石の機転で難を逃れた一行はカラチに戻った.ここから、一石推論に展開される.実にユニークだし、インダス文明の歴史的事象もふくめた考え方には感心した、ヒュウガ博士以外の殺人犯はすんなりと判明.ヒュウガ博士の死亡原因と推定される事象は世界的な大きな問題となることが封印.