送り手の心てんこ盛り
2025/06/08 21:22
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投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小包を通して、受け取る人々の心の機微、又は送り主の心の思いやりを短編で描いている。
小包は、時に謎めいていたり、煩わしかったり、差出人に偽家族を要求したり、涙したりとまちまちだ。
が、どれもあり得るなあと納得すると共に、心温まり読みやすい話だった。
小包をめぐる短編集
2025/05/13 15:53
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小包をモチーフにした短編
母親からの小包だけでなくメルカリ利用の小包
どういう縁で送られてくるのか不明な小包など、後味の良い物語が多かった。
気楽によめて楽しめた
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投稿者:miru - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名を見てドキッとした。表紙に描かれている小包の中身はどれも見覚えのあるものばかり、母となって送る小包を受け取った子どもの反応はうすいので励まされた気がした。御当地ネタに思わず笑い、共有したくて読み終えたあと、いつもの小包の中にこの本を入れて娘に送った。
新書にありがちなタイトルでいて短編小説集
2024/12/05 16:03
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
母親からの小包はダサい。なんか分かる。いつの時代も、ほかの人も、同じなんだと手に取った。
新書にありがちなタイトルだが、小包を介した物語6つを収めた短編集。
受け取り主は、母の反対を押し切って上京し、自由な1人暮らしを手に入れた短大生や、理想の「母親からの小包」を通販で買う女性などさまざま。
小包から亡き親を知る子どもの話も滋味深い。各話で開封された小包の中身がまたいい。
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投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
原田ひ香さんの本です。タイトルに惹かれて読んでみました。
私も親から荷物を送ってもらっていました。
ダサいものもあったけど、懐かしく泣けるものもあったなぁ。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編はかりです。小包にまつわる短編が6つ有りました。これ、短いからキュンと来るんだろうなと。あまりダラダラだと…ね。
どれも様々な気持ちが込められた小包ばかりで、はじめの方より、あとのお話がいいのが多かった印象
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母親からの小包!貰っている時は、それほど思わなかったけど、今は亡き母、もう私に届く小包はない!届いた時の安心した思い!
ネタバレになりますが、小包が届かない人のそれぞれの思いが悲しかったです!
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無償の愛情表現って、カッコじゃないんだよね、、
小さな小包の中には相手(本書の場合、娘など)を想う気持ちがたくさん、たくさん詰まっている。
それは「価値」では測れないもの、、
そんな中で一番印象に残ったのは、
「疑似家族」だ、、
愛華の気持ちも分かる、、大切と思える人に出会えて、でも自分の家族に引け目を感じてしまう。
そんな時、「きっとこの人なら理想の家族を演じてくれそう、、、」
めぐみさんはさすが、大人だ、、それは先の先まで考えて「貴方はこうすべきでは?」と優しく寄り添ってくれる。
次章にも繋がるストーリーだが、自分はこの二人を応援したい気持ちでいっぱいになる。
そう、その気持ちが小包の中いっぱいに詰まっているから、、
大切な物語ですね。
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ダサいのではなく、「温かい」のだろう。
私自身毎週実家に帰ると、母が用意していた紙袋を身体に気をつけてねという言葉とともに戴いて帰ってくる。
その袋の中身が笑える。だいたいが綺麗に洗われた野菜だが、他に栄誉ドリンク、ビール、柿の種、おにぎり、ヨーグルト、サバ缶(笑)
そんな私としてはすごく解るお話。
なかでも母の理想と自身の生活様式の考え方が違う物語はぐさぐさ来た。
話しても話しても平行線をたどる母の理想の娘像にそぐえない娘。
むちゃくちゃ解る。
いろんな親子の形はあれど、ダサいけど温かく、娘の幸せを祈る母の、そして、そんな母に対する迷惑そうな顔をするも感謝しかない娘。
温かいお話でした
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母親からの小包(宅急便)にまつわる上京物語、ママはキャリアウーマン、疑似家族、お母さんの小包お作りします、北の国から、最後の小包の6話の短編集。
疑似家族とお母さんの小包お作りしますだけは話がリンクしていてあの話に出てきた娘さんが現在こうなのかーとわかって面白かった。どの話も気軽に読めるし面白いけど、短編集でもリンクしてて、前の話の登場人物が次の話で出てきて前の話の後日がわかったりする話が好きなので、もっと先の話が知りたくなる終わり方で消化不良な部分もある。最後の小包は主人公の女性があまりにも子供っぽくて感情移入は出来なかったけど、物語としてはどの話も、起承転結がちゃんとしていて良かったかな(結をもう少し詳しくと思わなくもなかったけど)。面白いけど図書館で十分の本かもしれない。
親からの小包を受け取っていた自分も、娘が大学入学と同時に家を出て小包を送っている。自分が小包を送る側になるなんて!月日が流れるのは早いこと。頼まれたものを入れて、すきまがあれば思いつく限り子供がお腹すかせないようにと日持ちする食べ物などを入れている。入りきらなくなってもう少し大きい段ボールもらってきたりして・・・本末転倒。そんなお母さんの小包は子供への愛情そのものだと思う。自分が受け取っている時もださいと思うことはなく、色々なものがこれでもかと入っていて宝箱と思っていたから。
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読んでいたのに、文庫見かけて買ってしまった^^;
まぁ、娘にあげよう
2年前に読んだ時から親の状況も私の状況も変わっているので、また違う感じで読む。
はて、自分は娘に小包送ったことあるけど、母からもらったことないなーという事実に気づく。結婚して他県にいたのは2年くらいだけど、母よ、仕事も忙しかったし、余裕もなかったろうけどあっさりしすぎじゃない?=愛情とも思わないけど、なんだかなー
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小包にまつわる6つのお話。
どれも様々な愛が詰まった小包で、
心がほっこりした。
中でも後半に行くにつれて、
グッとくるお話もあって、、、、
涙が出る場面もあった。
小包に焦点を当てたことなかったけれど、
渡す側の愛と受け取る側のワクワクと、
どちらも素敵だなと強く感じた。
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題名に超絶頷き、読み始めて気付いた!私、ダサい小包送る母や?
ムスメに、これ良いよとか言ってこれもあれも持たせたがって。
一方、ムスメの気持ちにも寄り添い、どれもこれも笑ったり涙ぐんで、やられたー!さすが原田ひ香さん
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母親からの小包をテーマにしたオムニバス形式です
原田先生は人の心の機微や群像劇を軽妙に描かれるので、とても読みやすいですが心に響きました
母親に会いたくなります
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和歌山に住む叔母がミカンを母宛に送ってくれていたのですが、私が小さいころはその中にオモチャ付きのお菓子を入れてくれたりしていて、それが嬉しかったのを思い出しました。
母から小包をもらったことはないので、欲しいなぁと思いました。