均衡点へのゲームチェンジ
2025/02/06 16:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
トランプは天才的な臭覚の持ち主、価値観と経済に基づく分断、日本の常識は世界の非常識、統治観、脳内慣性など、新自由主義への反乱を背景とした様々な事象から新しいルールに乗り遅れないことを推奨している。
投稿元:
レビューを見る
【日本復活のヒントがここに!】世界が激変する中で日本復活のチャンスが到来している。どうすれば千載一遇の機会を掴めるか。伝説のコンサルタントが初めて明かす。
投稿元:
レビューを見る
マネーの視点に全く留まらない、過去の歴史・地政学の観点から綺麗に整理された、今最新の視座を得るのに最適な本。
覇権国家に過去2度歓迎され、2度叩かれ、3度目の歓迎を受けている日本の現在地を俯瞰。
自分の進言がクライアントの収支に直結する投資コンサルの世界に属する著者の深い洞察と、日本のこれからに前向きになれる内容も相俟って、多くの人が読んでおくべきに思う。
ご自身のマイノリティ感が、過去においてアメリカの金融業界にさえも幾度も驚かすアドバイスやレポートに繋がるくだりには、学者の書く政治・経済の本から得られるものとは一線を画していて、ワクワクさせられた。
これを期に、今後の著書選択のバリエーションを更に拡げていきたい。
投稿元:
レビューを見る
筆者は、新自由主義に限界が来ており、様々な問題を起こしていると述べる。
確かに経済に対する自由が格差や貧困を生み、自然に対する自由が環境問題を引き起こしている。あまり具体的な処方箋は書かれていないが、我々がいっしょに考えていく必要があるのだろう。
投稿元:
レビューを見る
そう大きな期待をしないで手に取ったのだが、結果的に大当たりだった。「失われた30年」の解説について、今までで一番論理的で頷ける説明を受けた気がする。そして、今起きようとしている「ゲームチェンジ」についても。
あと、「拓銀令嬢」の副読本にも良いと思う。
投稿元:
レビューを見る
近代史を「大きな政府」と「小さな政府」に揺れる振り子として捉え、現在は新自由主義が瓦解する只中で、「大きな政府」に揺れている過程という話は非常に共感できる。
「大きな政府」というと、ルーズベルトのニューディール政策を思い浮かべ、米国の話かと思っていたが、確かに共産主義もファシズムも「大きな政府」であり、このように捉えるとグローバルなトレンドであるという点も納得感があった。
大局的な視点に立つと、米国は米中対立を制するために強い日本を求め、日本には追い風が吹いているという主張は純粋に嬉しいと同時に、経済成長には自国の努力だけではなく、国際情勢や地理的要因など、外的・偶発的要素も多分に関係することを改めて感じた。
米国は自国第一主義に傾いているものの、中国に覇権を握るほどの力はなく、米国の覇権はまだ続くことを考えると、日本は遂に「失われた30年」を脱するという見立ては、確度が高いように思う。
投稿元:
レビューを見る
トランプが再選したときにはアメリカどうした?!って思ってたけど、この本を読んで納得した。
教養のある私たちが粗野な人たちに教えてあげなければ!というようなリベラルの薄っすらした上から目線はあるよな。やたら横文字を遣って、それが通じる人同士でしか会話しない感じというか、知らない人は遅れてる人扱いみたいな。
生活に余裕がない人が増えて、これまでの世界構造への反発として、トランプとかEU脱退とか日本でも保守的な政党の支持者が増えたりってことに繋がっていたんだな〜って感じで面白かった。
今後アメリカは中国を封じ込めるために、日本を優遇するという。それについてはまだ実感することはないけど、今後日本の生活が上向くことを期待したい。
投稿元:
レビューを見る
とても勉強になった。伝説のコンサルタントによる今後の日本に対する分析。日本に対して悲観的な考えだったが、この本を読んで日本の今後に希望が持てた。何故日本にとって今後、最大のチャンスになるのか。論理的で、説得力のある内容だった。
投稿元:
レビューを見る
オトラジシリーズ。
https://youtu.be/_uBrPzDPoQg?si=pCV_9E_vhLc_y9tg
世界を捉える視点が広がった。
日本の「失われた30年」をネガティヴな面だけでなく「分断・対立を避けられた」と捉える視点に目から鱗が落ちる。
アメリカは「カジノのオーナーとして好きにルールを変更できる」という表現も腹落ち。
読んでいて、将来への展望がひらける一冊だった。
投稿元:
レビューを見る
新自由主義が終わるという認識から日本の今後について書かれているのは新鮮だった。
不景気な気もするけど、賃金が上がっていることの背景などについて学べた気がする。
投稿元:
レビューを見る
「転換点」が訪れようとしているマーケットの整理になったことや、日本は経済成長を犠牲に雇用維持を選択した結果が「失われた30年」であるなど歴史の分かりやすい解説、性的マイノリティというコンプレックスを強みに変えて世界の潮流を読むという物語のストーリー性など様々な点が面白かった。
ただ、この本を読んで1番思ったのは、転職熱が高まったこと。
投稿元:
レビューを見る
日本のような少子高齢化の人口動態はインフレ要因にもデフレ要因にもなりうるという指摘が本質的で興味深い。
投稿元:
レビューを見る
ワシントンでヘッジファンド向けのコンサルをしついる筆者の本。トランプ現象をキワモノのトランプと大衆の物語とするのではなく、ワシントンで考えられているアメリカの世界戦略に紐付けている点で学びが多かった。また新自由主義からの大転換にあるというのも説得力がある。
世界はそんなに単純ではないが、やはりマスコミ報道は表層的に過ぎるなと思う。日本のマスコミ報道だけを情報源にしないこと、自分の頭で考えられるための教養を持つことが大事だな。
何が正しいかは歴史が決めることだけど、アメリカから見た世界という点では一読の価値があると思う。
投稿元:
レビューを見る
2025年12冊目。満足度★★★★☆
トランプ政権になったからとか、そういうことではなく、今、アメリカを中心とする世界が大きく転換の時期に迎えていることがよく理解できた
そして、これからの時代、日本は相対的に浮上する国になると
投稿元:
レビューを見る
もちろんポジションありきではあるが、自分が携わっている業界が直面していることと勘案しても納得感があるし、希望を感じる。
これが正だとして、自分はどういうアクションをするか。