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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
法医学をテーマとした第6作目。シリーズではありますがストーリーは独立しているので何冊か飛ばしても問題ないです。
本作は新型コロナ真っ盛りの2020年を舞台としているので既に現在(2025年)では隔世の感は否めませんが、最後でズバッと解き明かす、かつどんでん返しの得意の展開は良いです。しかし、光崎教授の出番が少なかったのは残念。
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シリーズ最新作。いつもの図書館では予約が多すぎて読める気がしない。ダメ元で地元の図書館で検索したら、まさかの予約が入ってない!誰も気付いてないのかな?
感染症モノが好きな私にとっては期待値上がる今回のあらすじ。でもやっぱり…普通に殺人事件だった…。うん、当たり前だけどね。あと教授があんま出てこないのが寂しかった。
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禍真っ只中の話であるがひどく懐かしい感じがして、あれからもう4年、5年も経っていることに感慨を覚えた。
さて、かいはつコロナワクチン
光崎はあまり登場せず、刑事捜査がメインのため古手川が主役で話は進んでいく。個人的には光崎の活躍をもう少し見たかった。3.5
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シリーズ第六弾はコロナとワクチンの話でどこか懐かしさすら覚える内容。あぁ、こんなこともあったな…と記憶を蘇らせながら読んだ。どんなに金や人望や地位があっても病気や死は誰にでも平等にもたらされるけど、未開発のワクチンでも命が助かるならと金に物言わせて手に入れる富豪がいたら。強欲な人は結局犠牲になるけどあまり同情はできない。日本人は辛抱する国民性だから、の言葉に何故だか切なくなる。犬養とのコンビも再び見られて気分は上がったけどネズミの言葉は一理あると思えてしまい複雑。欲や邪悪さに効くワクチンがあればいいのに。
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シリーズ第6弾
ヒポクラテスシリーズでいえば最近の中で一番好きでした。オールスターで戦う感じもあってメンツが豪華。
自分は特別な人間だから助かりたいという人の浅ましさと傲慢さ、そこを刺激する手口。現代の世相を表すような叩いていいと判断した時の群集心理が怖くて虚しい。
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少し前のコロナ渦の時の話。
マスクがなくなったり、人々が疑心暗鬼になったり、当時の様子を思い出した本だった。
本当に医療従事者の方々には頭が下がる…。
どうして人は、集団や無記名になると凶暴化するのか…。
犯人が分かる時はあっさりしていた感じがあったけど、少しずつ古手川刑事と真琴先生の距離が縮んでいるのは読んでいて楽しい。
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思い出すことが少なくなってきたコロナ禍。罹患しないように過敏になっていたこと、今迄と同じような生活ができるのかなど、先が見えない不安が蔓延していた時期を思い出しました。
ストーリーの展開としては、物足りないように感じました。いつもの大どんでん返しを体験したかった。
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コロナ禍真っ只中、コロナに感染したセレブが急逝。未承認のワクチンを秘密裡に売っていて…
あの頃の記憶が呼び起こされて、現実にありそうな感じでした。
未承認のワクチンを巡ってのやり取りがリアルでした。
真琴と古手川刑事の関係がもどかしいながらも、タメ口で話せる位に進展したのは嬉しかったです。
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コロナ禍に便乗した犯罪を追う中で、人間の弱さを見せつけられる。
なんか、実際にありそうなんだよな。
あの頃の混乱ぶりを知っているので、簡単に想像できてしまう。
この中の話が全く別世界のものとは、どうしても思えなかった。
ただ、そうした記憶が薄れてきているのも事実。
創作物として楽しみながらも、どこか回顧的な気持ちで読んでいた。
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コロナの話しは読んでいてジンドイ。古手川さんと真琴先生はなかなか進展しませんね笑
詐欺と殺人、本当にやり方が酷いけど私好みのミステリーじゃなかった。
好きなシリーズだし中山七里も大好きな作家なので次は好みの作品だと嬉しい。
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数日前、第1弾の「誓い」を読んで、順番に第2弾に進むか、待ちきれなくて最新刊の第6弾に飛びつくか迷いに迷い、結論としてこの様に第6弾「ヒポクラテスの困惑」を選択するに至った。待ちきれなかった。欲望に負けたのだ。
第6弾はコロナ社会真っ最中。パンデミックになってからワクチン接種開始までの非常に世の中不安定状態の頃の話なので、コロナの脅威が改めて思い出される。今となっては単なる思い出・・・あまい、今シーズンはインフルの猛威プラス一部地域ではダブル感染もある。この時期に本書を出版したのは、作者は改めて感染症の怖さを世に伝えたかったのかもしれない。中山さん、ありがとう。
第6弾を読み終えて、あまり第1弾と変わらないではないか。変わったのは真琴と古手川の距離感が縮まり、誰かが一押しすれば目出度くゴールイン状態になっていること。第1弾の時からこうなるとは思っていたが、それにしても恋の進行が遅すぎやしませんか?一応釘をさしておくが、2人の関係についてはどんでん返しをしないことを作者に望む。監察医朝顔の真似をしちゃいかんよ!一方、古手川の捜査スタイルは昔と変わっていなかった。そんな事では昇進しないぞ!ああ、だったら、順番に第2弾から読んで、スピードが遅すぎる二人の愛の熟成過程を感じ取った方が良かったかな。
犯人当て勝負は・・・負けました。久々に中山作品を読むと、勝った記憶しか残っていないが、本当は負け越している。単に負けを認めたくないだけの話。敗因は口座・暗号資産の操作を過大評価してしまったこと。
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ワクチンがまだ出来ていない頃のコロナ禍での殺人事件。何かあるとそこに集中攻撃する人たちの偏った正義感が怖かった。どんでん返しありの意外な犯人はいつもながらお見事でした。
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文章も上手い。一人一人のキャラも立っており、感情移入しやすい。ただし、深みがない。もはやミステリーというよりは、ライトノベルに近い。
ずっとこの作者を追い続けてきた者にとって、作品そのものが軽くなってきているように感じる。
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コロナを題材にしたミステリーで偽ワクチンを使った毒殺事件という発想はよかったが犯人が順当で面白くなかった。ほかにもコロナ禍を題材にしたミステリーはたくさんあるので読んでみたいと思う。
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中山作品のヒポクラテスシリーズも6作目。このシリーズほぼほぼハズレがない。本作もコロナ禍で陽性かと思わせての砒素毒殺で、プロット云々よりも科学を圧倒するデマの恐怖を確りと描いている。登場人物もいつものメンツで読み易いが、内容はいつもより重厚で読み応えある。