- 販売開始日: 2025/01/10
- 出版社: 祥伝社
- ISBN:978-4-396-63673-9
ヒポクラテスの困惑
著者 中山七里
感染爆発に付け込む悪意がセレブを喰い殺す。2020年4月、コロナに感染したある富豪が急逝。しかし男は“未承認のワクチン”を秘密裡に入手していた――。光崎教授が暴く、男を死...
ヒポクラテスの困惑
商品説明
感染爆発に付け込む悪意がセレブを喰い殺す。
2020年4月、コロナに感染したある富豪が急逝。
しかし男は“未承認のワクチン”を秘密裡に入手していた――。
光崎教授が暴く、男を死に至らしめた“悪”の正体とは!?
2020年4月。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、一人の女性が埼玉県警の古手川を訪ねる。彼女は、オンライン通販の創設者で現代の富豪、そして前日にコロナ感染症で急逝した萱場啓一郎の姪だという。
大金を払って秘密裡に未承認ワクチンを接種していた啓一郎がコロナで死ぬはずはない、本当の死因を調べてほしいと頼まれた古手川は、浦和医大法医学教室に解剖を依頼。
光崎教授が見出したのは、偽ワクチンによる毒殺の可能性だった――。
真実は死体に刻まれる――
傑作法医学ミステリー第6弾!
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パンデミックの中で
2025/05/01 20:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
感染症が蔓延しはじめ、未知のウイルスに不安と恐怖を感じている中で起こる不審死。一見、感染症による持病悪化に見えるが、そこに不信感を持った身内の訴えから事件は発覚します。
疑心暗鬼と歪んだ正義感、フェイクニュースに脅される大衆心理と漬け込む悪意が入り混じった展開。
感染症が蔓延した時を経験した今なら記憶に残ってる感覚。
今回も光崎教授は要所要所で金言を残し、弟子たちを導きます。
第六弾
2025/02/11 20:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
法医学をテーマとした第6作目。シリーズではありますがストーリーは独立しているので何冊か飛ばしても問題ないです。
本作は新型コロナ真っ盛りの2020年を舞台としているので既に現在(2025年)では隔世の感は否めませんが、最後でズバッと解き明かす、かつどんでん返しの得意の展開は良いです。しかし、光崎教授の出番が少なかったのは残念。