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19号室 みんなのレビュー

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みんなのレビュー13件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
13 件中 1 件~ 13 件を表示

「17の鍵」で「19号室」を開けたら、さらなる旧東独の闇が…

2025/03/27 11:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

第一作から間髪入れず第二作の登場。「17の鍵」事件から1年半後、トムはパパに。今回もベルリン国際映画祭のオープニングイベントで実際に女性が殺される瞬間を撮ったと思われる衝撃的な映像が上映される、という元TV編集者ならではの「掴み」で始まる。おまけに実写映像証明の解説付き。被害者はベルリン市長の娘。なぜか市長の要請で「17の鍵」事件チームが再び結成招集され、トムとジータのコンビ再結成、うるさい上司ブルックマンとモルテン。しかし捜査を進めようにも、市長周辺の関係者、また、警察上層部は市長に忖度するような言動で妨害?市長は何かを隠している?死体も発見できす、捜査に進展が見られない中、別の殺人事件が起こり事件の背景の謎が深まっていく。そして、殺害映像に映された、今度は「19」という数字。前回と同じように、今回も謎の部屋番号を暗示しているのか?第一作では、「17の鍵」を見てトムと友人たちが関わった過去の事件と妹の失踪に引き戻されたが、今度はジータ。第一作でフラッシュバックのように現れるトラウマの原因となった自分の若い頃にトラブル、レイプと屈辱的な仕打ちを受けた出来事が事件と関係していることに気づく。
第一作で、旧東独時代国会保安省シュタージによる、ナチの「レーベンスボルン」的な人身売買が明らかにされ、これが事件の引き金・背景になっていたが、第二作では国家権力による強制養子縁組事業であったことが明らかにされる。今回事件の被害者たちは東独時代シュタージ高官として関わっていたこと、ジータを襲ったグループ、そしてトムも含む子供時代の「17の事件」の関係者、彼らが今回の事件に収斂されていく。旧シュタージの高官達は、再統一後自らの過去を洗浄・隠ぺいして政財界で活躍する者もいたが、これまでの言動から警察内部にもいるような…?まだ、「ラスボス」は登場していない?
謎が謎を呼ぶ展開であり、解明されたと思いきや、作者はチラっと次作につながる未解明の謎を作中に残す。全四作原書カバーでライトモティーフのように使われている「羽」―ヴィオーラが身に着けていたーが、本作ではトムの友人に顕れる。トムの妄想をかき乱すように、「17の鍵」の女性精神病患者、今回は映画祭にいたこどもの目撃者、とヴィオーラの分身も登場する。このように各編は独立した事件で、それぞれ解決されるが、通底する部分が仄めかされ、解明されず謎は第四作まで続くようだ。一方で新たに謎の「宙ぶらりん」人物が登場する、という構成は、TVシリーズ・エンディングのようだ。今回は前作に登場した「宙ぶらりん」人物が犯人として「回収」されるが、新たに「宙ぶらりん」が登場する。先の映画祭にいた子供は何者でどこにいったのか?
全四作の今後の展開の事件の背景には、どうやら東独シュタージによる強制養子縁組事業があるようだ。国のナンバー2主導であったことから、さらに拡がりを見せていくのではないか?今回はモルテンの父親はこの事業の中心人物であって、モルテン自身が強制養子だったという事実。物語の最後にトムの父親が「宙ぶらりん」登場するが、「17の鍵」からすると今後トムの父親も関係してくるような気配。父親には先の子供との何やら関係があり、トムは疑いを持つ…父親も旧シュタージで、そしてトム自身も強制養子であり、ヴィオーラも?と謎がどんどん拡がっていき以下次作ということになる。ただ、ジェローム・ルブリ『魔王の島』や『魔女の檻』のような、最後は全てトムによる妄執的な結末、でないことを祈る。とにかく旧東独シュタージの闇は深い、妄執で終わるようなものではない。

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半分

2025/04/14 12:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

4部作らしいから、これで半分。
まだまだ謎が残ったまま。

気になるのは、やたらと狭い範囲で事件が起こってること。
東ドイツの闇とはいえ、狭すぎでしょ。

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2025/03/10 07:30

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2025/04/06 07:12

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2025/03/21 21:41

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2025/03/23 14:13

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2025/03/31 15:14

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2025/03/30 22:00

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2025/04/29 07:44

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2025/04/30 23:04

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2025/05/06 16:35

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2025/05/06 18:22

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2025/05/20 19:59

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