- みんなの評価
46件
西原無量のレリック・ファイル
著者 桑原水菜(著者) , 睦月ムンク(イラスト)
永倉萌絵が勤める亀石発掘派遣事務所には、絶対的エースがいる。世紀の発見を繰り返し、天才発掘師と名高い西原無量、その人だ。奈良の古墳から出土した宝玉をめぐり、無量たちの周囲に暗い影が迫る!
※本書は、二〇一一年十二月に刊行された小社単行本『ほうらいの海翡翠 西原無量のレリック・ファイル』を加筆修正・改題の上、文庫化したものが底本です。
遺跡発掘師は笑わない イクパスイの泪
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2021/03/30 21:29
シリーズ12作目
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
2作目の短編集。
本編とは違い身近なところにある発掘にまつわる話だったり、無量が亀研に来ることになった時のことの話など。
命に関わりのあるような大きな事件が絡んでおらず、ほのぼのしたり切なかったりで気楽に読める。
・佐々木家の庭、掘るべからず
・あの時代に続く空
・神がかりの少年は笑った
・縄文カフェへようこそ
遺跡発掘師は笑わない 12 あの時代に続く空
2021/02/23 02:59
短編集2冊目
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズとしては2冊目の短編集。
「佐々木家の庭、掘るべからず」「あの時代に続く空」「神がかりの少年は笑った」「縄文カフェへようこそ」の4編が収録されています。
短編集は、今を生きる人と遠い過去の遺物が思わぬ縁でつながっていく……みたいな、ちょっとじんわりしつつもほっこりする、読後感のいい短編集でした。
特に無量がカメケンに入った経緯がわかる話がすごくよかったです!
遺跡発掘師は笑わない 12 あの時代に続く空
2021/01/15 13:22
やっぱり面白い!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、東京の四谷の民家の話や、秋田と浅草にまつわる土人形の話、無量の若かりし頃の話や縄文カフェの話など、全4編入った短編集でしたが、どの話もよかったです。このシリーズ、やっぱり面白いですね。ストーリーも登場人物たちも、空気感も好きです。(4.5点)