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60件
「刑事犬養隼人」シリーズ
著者 中山七里(著者)
東京都内の公園で臓器をすべてくり抜かれた若い女性の死体が発見された。やがてテレビ局に“ジャック”と名乗る犯人から声明文が送りつけられる。その直後、今度は川越で会社帰りのOLが同じ手口で殺害された。被害者2人に接点は見当たらない。怨恨か、無差別殺人か。捜査一課のエース犬養刑事が捜査を進めると、被害者の共通点としてある人物の名前が浮上した――。ジャックと警察の息もつかせぬ熾烈な攻防がはじまる!
※本書は二〇一三年四月に小社より刊行された単行本『切り裂きジャックの告白』を改題し、文庫化したものが底本です。
ラスプーチンの庭 刑事犬養隼人
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2025/01/31 09:40
臓器移植ミステリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常で余り考える機会のないテーマの内容も考えさせられ、興味深く、ページ数が多く、どっぷりミステリーに浸かりたい時に、ぴったりの1冊です。 好奇心に駆られて、先に結末を知りたくなります。
2024/12/01 13:55
ラスプーチンの正体が妙にリアリティあり
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
犬養警部の娘と同じ病院にいた少年が突然退院し、自宅療養中に死亡した。死体に無数の痣があり、どうやら両親のはまっている新興宗教で暴行を受けたらしいが…というストーリー。こういうことは実際にありそうだなぁという設定で、しかも教祖(ラスプーチンみたいな外観の男性)の正体が意外で、妙にリアリティがありました。
2024/09/29 16:58
素晴らしい本です
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
臓器移植、子宮頸がんワクチン、そして安楽死など、短編集を除き犬養シリーズは毎度敢えて目を背けているような医療問題を真っ向から投げてくる気がしますね。