ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人
著者 著者:中山 七里
死ぬ権利を与えてくれ――。安らかな死をもたらす白衣の訪問者は、聖人か、悪魔か。警視庁VS闇の医師、極限の頭脳戦が幕を開ける。安楽死の闇と向き合った警察医療ミステリ!
ドクター・デスの遺産 刑事犬養隼人
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安楽死の是非
2020/10/25 18:00
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、ちょくちょく事件や問題になる『安楽死』について。是か非かを考えさせられる。
子供の110番通報から明るみに出た殺人事件。それは本人と家族が望んだ安楽死で。
海外では認める地域もある人生の選択だけど、日本ではまだまだですよね。
死にたいする倫理観とか個人の選択肢とかいろいろ考えさせられた。
素晴らしい本です
2024/09/29 16:58
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
臓器移植、子宮頸がんワクチン、そして安楽死など、短編集を除き犬養シリーズは毎度敢えて目を背けているような医療問題を真っ向から投げてくる気がしますね。
色々と考えさせられた
2024/07/16 21:25
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投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズを順に読み進めている。と言うか、前のめりに貪るように読んでいる。あと少しなのが勿体無くて仕方ない。
1作目は流石に上手いなぁ〜と読み、次の短編もいいねーとご機嫌で読み終えて。ハーメルンで、ちょっと考えこんだ。どちらが正しいのか。自分ならどうするのか。
他人事ではなく、うんうんと悩ましく考えさせられた。
そしたら、この作品だ。安楽死をテーマに、どうするのか。この先自分の両親や夫や、もちろん自分自身も老いて行く。病気にもなるだろう。苦痛も伴うかもしれない。
その時、どう考えるのか。
正解は無いだろう。もしくは、当事者の数だけあるのか。
許せるのか、許せないのか…許されるのか。
読み終わっても、ぐるぐると考えて頭から離れない。
とにかくこのシリーズ、色んな意味で本当に面白い。
安楽死がテーマ
2022/12/05 03:22
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投稿者:Yuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
『刑事犬飼隼人』シリーズの第四段。このシリーズも全て面白いです。安楽死という重いテーマですが、元俳優養成所出身という強烈なキャラクターで、この作品も一気読みでした。中山七里さんはどのキャラクターもひとりひとり際立っていて皆んな魅力的なので毎回楽しみです。
中山七里氏の興味深いミステリー小説です!
2021/01/06 16:13
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『さよならドビュッシー』(このミステリーがすごい!大賞)をはじめ、『贖罪の奏鳴曲』、『おやすみラフマニノフ』、『切り裂きジャックの告白』、『七色の毒』、『アポロンの嘲笑』、『テミスの剣』、『月光のスティグマ』などの話題作で知られる中山七里氏の作品です。同書は、警視庁に入った1人の少年からの通報から物語が始まります。突然自宅にやって来た見知らぬ医師に父親が注射を打たれ、直後に息を引き取ったというです。捜査一課の犬養刑事は少年の母親が「ドクター・デス」を名乗る人物が開設するサイトにアクセスしていたことを突き止めます。安らかで苦痛のない死を20万円で提供するという医師は、一体何者なのでしょうか。難航する捜査を嘲笑うかのように、日本各地で類似の事件が次々と発生していくというストーリーです。ぜひ、一度、お読みください!
映画化
2020/10/13 12:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
されるそうで、この作品はシリーズ4作目らしいので映画は、どの話をやるのか、それはそれで楽しみ。
私は読むのが遅いので、映画を見て役者の声で、本を読もうかな?と思う。
刑事犬養シリーズ
2023/08/26 21:44
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事犬養シリーズ第4巻。今回のお題は安楽死。積極的安楽死を請け負うドクターデスなる正体不明の男を追い求める。なかなか人物特定に至らない過程は、読み応えあるが、意外性を感じたのは黒幕の正体ぐらいだが、ミステリーとしては十分楽しめる。。安楽死について議論はあるのだろうが、積極的な延命治療を行わない事実上の安楽死は普通に行われている中で、どれだけ意味があるのだろうか疑問は感じる。まあ、それぞれに正しさはあるので、いずれ意識形成はされていくのを待つしかない。このシリーズもあと一冊で最新刊。さあ次巻へ進もう。
安楽死
2022/04/11 11:36
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先生の作品は医療関係が多く、しかもその是非を問うものばかりで
考えさせられるところがあります。
それと絡めてくるのでさらに面白い作品になっています。
安楽死について考えされられる本
2021/05/05 14:20
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投稿者:Ayaka - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽死について双方の立場から考えさせられるような内容だった。
苦しまずに逝ってほしいと願う人、しかし司法の立場からするとそれは自殺ほう助であり、殺人罪にあたる。どちらの立場の思いも丁寧にあらわされていて中々生々しかった。
また、それだけでなく、最後の展開もなかなか予想のつかない展開で楽しめた。
是非おすすめしたい1冊。
映画と小説
2020/12/05 10:24
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投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どっちが先が良いんだろう。 シリーズは一作目から読む方が良いのかな
映画化された作品
2022/08/21 11:42
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽死をテーマにしたミステリーですが、無理にミステリーにしなくてもいいかな?と感じました。犯人も途中でわかり、どんでん返しは感じませんでした。
最近の中山さんの作品は、描きたいテーマありきでミステリーに仕上げている印象で、トリックや犯人の意外性に力点を置いていない印象です。
考えさせられる
2022/05/20 16:27
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽死をテーマとした作品。少年からの110番で事件が発覚します。母親が末期癌の父親を自宅で介護しているが「いつものお医者さんの前に来たお医者さんが来たら痛みに苦しんでいたお父さんが静かになった」。司法解剖しないと判明しない薬品で安楽死させられた事が明らかに。ドクターデスと名乗り闇サイトで安楽死を希望する人達を殺していく。結末は意外な犯人が。
安楽死を認めるか否か
2022/05/15 13:44
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
サイトで積極的安楽死の肯定を宣言し、依頼に応じて実行していくドクター・デスを捕まえられるか、というストーリー。日本では積極的安楽死を認める法律がないが海外では認められている国・州もあるのに、苦痛に耐えられず死にたいと望む人の死ぬ権利は守られなくて良いのかという深い問題がテーマになっていて、考えさせられました。小説としてはイマイチ面白くなくて、途中で何度か寝落ちてしまいました。
医療と死と警察と
2020/12/15 19:23
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投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
安楽死を扱うこの小説を読んでいる最中に、新型コロナウィルス関連で、高齢者の治療は行わないスウェーデンのニュースを見て、複雑な気持ちになった。
安楽死について、足を骨折した馬は安楽死させるなどという話を思い起こさせて、何だろうななどと考えていたところだったので――。
尊厳を以って死を迎えるという考え、末期を迎えた患者の苦しみや家族の苦悩を考えれば見過ごせない話だが、最後まで行って、「なんだかなぁ」だった。
何かが足りないような、何かをやり過ぎているような……。
感想
2020/11/21 10:50
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投稿者:かめピー - この投稿者のレビュー一覧を見る
先が気になって一気に読んでしまった。どんでん返しの帝王の異名を持つ中山先生らしい作品だが、他の中山作品も読んでいる身としては少しどんでん返しが少ないのが残念だった。映画化で犯人を演じたのが誰かますます気になる。映画も気になっていたが、予告をみる限り、原作とは結構違う仕上がりになってそうなのがちょっと気掛かり。