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67件
「涼宮ハルヒ」シリーズ
著者 谷川流(著者) , いとうのいぢ(イラスト)
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。入学早々、ぶっ飛んだ挨拶をかましてくれた涼宮ハルヒ。そんなSF小説じゃあるまいし……と誰でも思うよな。俺も思ったよ。だけどハルヒは心の底から真剣だったんだ。それに気づいたときには俺の日常は、もうすでに超常になっていた――。第8回スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、ビミョーに非日常系学園ストーリー!
涼宮ハルヒの劇場
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涼宮ハルヒの消失
2005/05/26 00:04
待って良かったら持っていって
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bは本好きのb - この投稿者のレビュー一覧を見る
今度の冒険は、パラレルワールドだ!
と、いうわけでサスペンスなシリーズ第4巻です。
裏テーマは長門有希萌え。ああこんなにも彼女が魅力的になるという展開を、予想した者が果たしていたでしょうか。いやいない(反語)。
見つめられて顔を赤くして俯く長門有希。
意を決して一枚の紙を差し出す長門有希。
いつかの出会いを密かに大切にしている長門有希。
ああ。
そりゃあカラー見開き一人独占ドアップで頬に赤線も入るというものです。
何も分からない世界に放り出されて、失われたハルヒを求め、元の世界に戻ろうと奔走する主人公の不安と無力感を煽るスピーディな展開はかなりドキドキ。
ページをめくる手が止まりません。
今まで散りばめてきた伏線も効いてハルヒが「繋がった」時には涙が出ました。
もう一つの世界のSOS団というのも見てみたかったですね。
さぞかし面白い話が読めたことでしょう。
「だって、そっちのほうが断然面白いじゃないの!」
涼宮ハルヒの憂鬱
2009/08/28 23:52
10代後半向けやや萌え系学園モノSF小説
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに目立つ店頭の平積みではあったとしても、いつもなら気に留まらない類のカバーの絵柄から浮き出た「ハルヒ」という文字が、自分でも何の理由もわからない瞬間に興味を生み出し、気が付いたときには無音の小爆発が起こっていた。そんな表現をしたくなる10代後半向けやや萌え系学園モノSF小説ですね。
シリーズ第1作を今頃読んでいるのは時代遅れだと言われそうですが、自分とは親子ほども世代の違う若者の間で有名らしい「ハルヒ」の物語とはどんなものなのか、教育的情報収集の一環としては充分に熟しきった必然的なタイミングでうまく重版に出会ったと、少しだけ「ハルヒ」的にポジティブに考えることにします。
驚くのは、読んでいる最中に右脳の中で何故か「非現実的世界」が不思議なくらい違和感無く「現実的世界」に出入りしていることで、それはこの作品の素晴らしさに違いありませんが、左脳の片隅に現実逃避的若者が増えているという昨今の風評を思い浮かべてしまうのはネガティブ過ぎる反応でしょうか。
涼宮ハルヒの憂鬱
2022/11/25 11:43
ハルヒの憂鬱とは
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:永遠の鉄道オタク - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハルヒたちの物語は兵庫県の西宮付近で描かれているのではないかと予想している。このレビューでも少し紹介してみたい。北口駅は阪急西宮北口駅のことであり、光陽園駅は同じく阪急甲陽線の甲陽園駅をモチーフにしているのではないかと勝手に考察している。
ハルヒの言動の後に突っ込みが入っているのが面白かった。思わず笑ってしまった。